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初心者のための犬講座⑭咬み癖の直し方

山梨セラピードッグクラブです。
初心者のための犬講座として、飼い方、しつけのポイントなどを紹介していきます。
初心者の方はもちろん、すでに飼われている方にも読み応えのある内容を掲載します!


咬まれた瞬間に大きな声+デコピンを

犬がまず最初に行うのが「咬むこと」です。はじめは物を食するための行為が、徐々に何かを要求するときに人の手を、軽く咬みながら様子を見るようになります。

生後3、4ヶ月ぐらいを目安に咬まれた瞬間に大きな声(「イケナイ」など。短く簡単明瞭なコマンドで家族で統一するのが望ましいです)でコマンドを言いながら、デコピンするように中指で子犬の鼻を強く叩きます。1回で相当の衝撃がありますので、犬はかなり懲ります。この強さが肝心で、弱いと何の意味もありませんので、しっかりした気持ちで行うことが大切です。
その後、しばらく時間をおき、加減をしながら少しずつ様子を見ていると、再び咬む行為に出ますので、再度大きな声で「イケナイ」と発しながら、中指で鼻を叩くことで、咬み癖にならずにすみます。

生後3、4ヶ月を目安に甘咬みを止めさせる

生後3、4ヶ月ぐらいの時期は、甘咬みを止めさせる時期としては最適だと思いますが、実はこの時期にできない飼い主さんがほとんどです。
小さいときは、かわいそうでなかなか叱ることができず、犬の成長とともに叱る時期を逸し、そのうちに犬のほうが優位になり、叱ることもえきず悩みだす飼い主さんのほうが多いです。

犬の能力を信じて、早めに根気よくしつけましょう!

愛犬家の皆さんは、犬の能力を少し見くびっているようです。
犬は子犬のときからずっと飼い主の仕草を見ながら自分勝手に考えるようになりますので、少しでも良い家庭犬にしたければ早めにしつけを学ばせることが賢明かと思います。



※こちらの記事は山梨発の動物と暮らす人のためのライフスタイルフリーマガジン「BUDDY」に掲載した内容の再編集・再掲載となります。

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