【対談企画】Yorihisa Taura × yk (Hello1103) #1 『Augmentation』編
この対談は、たまたまアルバムの発売日が同じだったYorihisa Tauraとyk(Hello1103)が、せっかくだからそれぞれの作品について深堀りしていこうという趣旨の企画です。
動画版はこちら↑
T=Yorihisa Taura Y=yk(Hello1103)
▶対談の経緯
Y:おひさしぶりです。
T:おひさしぶりです。1年ぶりくらいで。
Y:今回の対談のきっかけをくださって、とてもうれしく思っています。
T:こちらこそ。発売日がたまたま同じだったじゃないですか。12月17日で、お互いCDで新譜を出すっていうんで。しかも、Hello1103とはちょっと違うアンビエント作品ということで、ぜひともお話をしてみたいなと思ってお声がけしました。
Y:私も、Tauraさんがその日にリリースするのをSNSで知って、企画の共演みたいで嬉しく思っていました。まさか連絡をいただけるとは。
T:あんまり自分から誰かを誘ったりしないタイプなので、受けていただけるかドキドキしたんですけど、本当にありがとうございます!
Y:Tauraさんはアンビエント作品を制作されていて、私も色々聴いたり、ライブで共演したりしているんですが、いつ頃からこういった作品を作り始めたんですか?
T:2013年くらいからだと思いますけど。
Y:早い(笑)
T:それくらいから、ちょっとずつ試行錯誤しながら今の感じになっていったのかなと思います。
Y:初期の作品から完成度がすごくて、多分ご自身だといろいろ思うことがあるんじゃないかと思うんですけど……。
T:超恥ずかしいですね(笑)
Y:(笑)サンプリングを使っている『Nocturne』はエモいノイズがゴーっと入ってきたり、今とはちょっと違う感情的な感じ? そっちも素敵だなと思ったんですけど、段々洗練されていってると感じました。
T:いやいやいや(笑)
▶リリースのきっかけ
Y:それで、『Augmentation』ですね。制作のきっかけはどんな感じでしたか?
T:きっかけは、Cat&Bonito(レーベル)の船橋さんから「どうよ?」って言われたからですね。2019年の春ごろだったかな。
Y:ちょっと前だったんですね。
T:じゃあちょっと作ってみますねって言って、作り始めました。
Y:制作期間……工期自体はどれくらい……?
T:工期(笑)
Y:業者っぽくなっちゃった(笑)
T:期間的には、マスターは2021年の4月くらいには上がってたんですよ。制作に本腰入れたのは2020年の春くらいなので、まあ大体1年くらいですね。
Y:コロナ禍でできた感じですね。世相の影響は入ってきましたか?
T:うーーーん。難しい。自覚的にそういった影響を取り入れてはいないです。
Y:私も聴かせていただいたんですけど、全体的にニュートラルな音で作られているせいか、理性が感じられて好きなんですよね。ニュートラルで理性的な作品が好きなので、とても好感を持って聴かせていただきました。
T:ありがとうございます。
▶全部ギターの鳴った音なんですよね
Y:制作の工程とか技術的なことを聴きたいのですが……。
T:すごい業者っぽいですね(笑)
Y:何て言ったらいいの?(笑)
T:まあ、わかります。アンビエントって、「どうやってるんだこれ?」って思う音がありますよね。例えば、ロックだとドラムを叩いているところとか、ギターを弾いているところが想像つきますけど。作り方も人によって全然違ったりするし。
Y:Tauraさんはギターで、私はシンセサイザーで作ってますよね。
T:この作品はギターしか使ってなくて、全部ギターの鳴った音なんですよね。基本的にはペダルとか、Cubase上でいろいろエフェクトをかけて、まず適当に弾いてみるんです。録音を回しながらずっと弾いていって、ある程度貯まってきたら、そこから使えそうな部分を見繕って、ベーシックトラックにします。その後で、これだったらこういう音が入ってたらいいかなー、みたいに音を配置していく作業をします。
Y:ギターを弾いて、足元のペダルを通してから、DAWで更にエフェクトをかけるということですね。
T:そうですね。例えばビットクラッシャーとかリングモジュレーターとかは、DAW上ですごく細かくいじれるので便利です。実機のツマミだとDAWよりはアバウトになりますから。あと、DAWなら再現性があるので、前に使ってよかったあれをもう1回使おうみたいなことができるのもいいですよね。
▶偶発性に頼りきっていると思うんですよ
Y:DAWだとぴっちり正確に決めることができて、ペダルとか実機のツマミだと難しい。2度と同じ音が出せなかったりするじゃないですか。そういう偶発性みたいなものって、作家によってどれくらい容認するかって変わってきますよね。Tauraさん的にはどうですか?
T:最初に音作りと言うか、ある程度こういう方向性の曲って決まるまでは、偶発性に頼りきっていると思うんですよ。それこそ、ギターを弾いたテイクを貯めていって、たまたまここがいいプレイだったっていうのを見つけていくのもそうですし、今回ちょっとやってみたのは、カセットテープに録音して、それをループにしたんですよ。カセットテープを分解すると、リールが巻いてるじゃないですか。あれを、「ここかな?」って勘で切って、丸く繋いでテープの形に戻して、再生したらいい感じのループになるときもあれば、ゴミみたいな音になるときもある。
Y:その手法を思いついたのは何でなんですか?
T:これは、YouTubeでやってる人がいたんです。
Y:ヤバいですね、ちょっと教えてほしいですその人。
T:AMULETSって人なんですけど。テープループ面白いな、ちょっとやってみようって。
Y:ちなみにそのループが使われているのは、どの曲ですか?
T:ループが使われているのは、2曲目の「Cynicism」ですね。
Y:これめちゃくちゃカッコイイですよね。キィキィって鳴ってるのが。
T:そうそう、キィキィっていうのは、テープループを作って再生してみたら、たまたまそうなっていたんです。
Y:そうなんだ。これすごい好きです。
T:本当偶然ですね。それと、3曲目の「Astrocyte」。
Y:はいはい。これはどの部分がテープループなんですか?
T:後ろでずっと繰り返してる、シーケンスっぽいフレーズはテープループですね。
Y:再生ってどうやって再生するんですか?
T:カセットテーププレイヤーには磁気が通らないといけない部分があるじゃないですか。あそこ通せば鳴るので、再生を押せば鳴るには鳴ります。たまに途中で切れちゃうことがありますけど。
Y:へえ~、そうか。
T:という感じで、本当に偶然だよりなのが工程の前半部分で、後半のポストプロダクション的に追い込んでいくところは、結構セオリーがありますね。
Y:この曲「Astrocyte」を例えばライブで再現するってなったらできるんですか?
T:無理です(笑)まったくそんなこと考えてない。そこは、Hello1103とかyukakoさんのソロとは部分だと思いますね。
Y:私は再現性の方に行くか、もっと攻め込んだものにするか迷ったんです。自分は今回の『Haven』ではじめてアンビエントのアルバムを作ったんですけど、曲にするっていうのがそもそも難しくて。
T:あー、なるほど。
Y:だから、めちゃくちゃたくさん録って、それに合う音を探していくっていうやり方でやってたんですけど、例えばテープループを作るとか、曲作りのアイデアっていっぱいあったんだなって。
T:さっきの制作方法がわからないって話にも繋がりますけど、アンビエントってジャンルは、聴く側は毎回同じじゃんって思ってるけど、作る側は意外と毎回ちょっとずつ違うことやってるんですよね(笑)
▶確かにこれは、カッコイイ曲かもしれない
Y:どの曲から作り始めましたか?
T:最初に作り始めたのは、テープループを使った2曲ですね。「Cynicism」と「Astrocyte」。ここが、1番最初に試行錯誤しながらやったかもしれない。
Y:「Cynicism」の発狂しそうな感じ。キキキっていう音がすごいよくて、加速しているような感じもするし、逆に減速して自分以外のものが早回しになってるような感覚があって。空間がゆがんでるみたいで、めちゃくちゃいいなと思って。
T:確かにこれは、カッコイイ曲かもしれない(笑)
Y:カッコイイですよね。このリバーブはCubaseでかけてますか?
T:Cubase9に純正でついてるリバーブ(REVlation)ですね。
Y:遠くまで感じる音像になっていますね。マスタリングはTakayuki Noamiさんなんですね。マスタリングで変わったところとかありますか?
T:マスタリングは、あまりレベル突っ込まないでっていうお願いをしただけですね。マスタリングで全体的に音が太くなりましたね。でも全然それでOKかなと。もともと、僕が録りとかミックスの段階で音圧とか考えなさすぎるせいかもしれない。
Y:結構自由に作って、Noamiさんがマスターの段階で音をならしたって感じですか。
T:そんな感じですね。
▶言ってしまえば、やくざ映画ですね
Y:難産だった曲とかありますか?
T:難産……難産か。やっぱり、かけた時間としては「Cynicism」と「Astrocyte」は1番長いです。逆に「Black Rain」とか「Shizukanoumi」とかは割とスルッと行きました。
Y:じゃあ、「Black Rain」の話から。「Black Rain」は暗いんだけどくぐもった感じのキラキラ感がある曲ですね。「Black Rain」っていうのはどういう意図でこのタイトルがついたんですか?
T:「Black Rain」は、これは映画からです。
Y:あ、映画なんだ。タイトルのことも聴いていっていいですか?
T:リドリー・スコット監督の『ブラック・レイン』っていう映画があって、この曲を作っていた時期にたまたま観てたんだと思います。リドリー・スコット知ってます?
Y:いや、あんまり映画詳しくなくて。
T:今、83歳くらいなんですけど、めちゃくちゃものすごい映像を撮る人なので、ぜひ観ていただきたい。
Y:お薦めとかあります?
T:お薦めは、グロいの大丈夫なら『エイリアン』ですかね。
Y:あ、『エイリアン』の方か。それなら幾つか知ってますね。
T:2010年代に2本『プロメテウス』と『エイリアン:コヴェナント』っていうエイリアンシリーズの前日譚を撮っていて、特に『プロメテウス』はすごい映像満載なので、面白いと思います。
Y:わかりました。後でチェックしてみます。
T:『プロメテウス』がお話として面白いかと言うと、ちょっと微妙かもしれないですけど(笑)
Y:『ブラック・レイン』はどういう映画なんですか?
T:言ってしまえば、やくざ映画ですね。大阪が舞台なんです。松田優作が最後に出た映画なんですけど。
Y:そうなんですね、へえー。
T:『ブラック・レイン』もすごくいい映画ですね。
▶これの最後の部分が、アルバムで1番聴いてほしいところかも
Y:チェックしますね。曲のタイトルは映画からのものが多いですか?
T:いや、だけじゃないですよ。ちょっと「Shizukanoumi」に行きましょう。これはノイズがあるじゃないですか、バリバリバリっていう。これができた段階で、これをずっと聴きたいって思ったから、寄せては返す感じで繰り返してる。
Y:それでタイトルが海なんですね。これ気持ちいいですよね。このバリバリバリっていうのが。
T:そこを聴かせたいから、エンディングもああいう感じになっているんです。
Y:このノイズはどう作るんですか?
T:ビットクラッシャーとリングモジュレーターとリバーブでやってます。
Y:面白い音ですよね。タイトルからすると、海のサンプリング入ってるのかと思ったら、違うんですよね。これ全部ギターで作ってるわ、ヤバいなと思って。
T:静かの海って月の表面にあるやつなんで、そういう静かさからタイトルをつけてます。
Y:そうですか。タイトルはいろいろなところからきてるんですね。
T:イメージとか、たまたまとか。
Y:素敵なタイトルですね、「Shizukanoumi」。このノイズの質感、実際にじっくり聴いてもらいたい。
T:これの最後の部分が、アルバムで1番聴いてほしいところかもしれない(笑)そこに行きつくまで長いですけど。
Y:いいですよね、流れがあって。対談のために聴かせてもらいましたけど、何度聴いてもいいなと思って。
T:アルバムの前半はドローンっぽい感じで、後半になると比較的フレーズがわかる曲になっていく。
Y:それは意図して?
T:それはそう並べました。
▶文字にしたときにカッコイイ
Y:他の曲のタイトルはどうですか?
T:1曲目の「Ordinary Grace」は『ありふれた祈り』っていう推理小説からです。これすげー面白くて、たまたまこの曲を作ったときに読んでたんです。
Y:また、たまたま(笑)
T:いいタイトルだなーと思って(笑)
Y:「Cynicism」はどうですか?このアルバムの中だと私はこれが1番好きです。
T:「Cynicism」は意味合いで言うと冷笑主義というか、俗なものを馬鹿にするっていうことなんですけど、日本語っぽくていいなと思ったんです。シニシズムってカタカナで書いたときに。おもしろ、と思ってつけました。
Y:「Astrocyte」は?
T:「Astrocyte」は、アストロサイトっていう言葉をどこかで見たんだと思うんですけど、神経の細胞のことなんですよ。アストロって星のことじゃないですか。細胞はすごい小さいのに、星っていうめちゃくちゃ大きいものに喩えられてるフラクタル感が面白いなっていう。あと、文字にしたときにカッコイイ。
Y:ああ、それは分かる。カッコイイですよねこの感じ。
T:結構文字にしたときにカッコイイでつけてることもあるので。
Y:私もそれはわかります。私もやっちゃう。
T:「Oblivion」も『オブリビオン』っていう映画があるんですけど、僕は観てないです(笑)忘却って意味なんですけど、これも字面がカッコイイ。
Y:カッコイイですよね。分かります。
T:字面がカッコイイ言葉のストックが多少あるんですよ。
Y:それはメモってるんですか?
T:メモってて、何かピンとくるタイミングがあれば、タイトルにつけようと思っていたうちの1つですね。これはサンプラーにギターを録って、これはギターの音だってはっきり分かると思うんですけど。
Y:そうですね。
T:ギターを弾いて、サンプラーに取り込んで、順番をめちゃめちゃにして変なフレーズにしました。
Y:順番をめちゃめちゃにしたときの整え方に、作家さんそれぞれの個性が出てくるとおもうんですけど、すごい気持ちいいですね。
T:後半からエグめのノイズも入ったりして。
Y:来た来たって感じしますね(笑)
T:(笑)
Y:このノイズについて制作方法を聞いてもいいですか?
T:ノイズはビットクラッシャーとファズですね。ビットクラッシャーをかけてから後段にファズだと思います。
Y:ファズは何をお使いなんでしょうか。実機のファズですか?それともDAWの?
T:これはDAWのファズですね。
Y:何ていうファズですか?
T:Cubase内にQuadrafuzz v2っていうやつがあって、帯域ごとにかかり具合がいじれるやつですね。で、後ろのシューゲイザーっぽいギターは、ペダル(MXR CLASSIC 108 FUZZ)です。
Y:2層になってるんですね。
T:これはギター感が一応ある曲ですね。
Y:上に乗ってるかわいい感じの音は、シンセではなくギターなんですよね。こういうのはどうやって作ってるんですかね。このちょっとエレクトロニカっぽい音。
T:多分、リングモジュレーターとフィルターで、ローを全部切っちゃった感じ。
Y:そうなんですね。ギターについて浅学で、こういうのできるんだなあ。かわいい音ですね。これシンセっぽいよなあってずっと思ってて、エレピなのかなって。
T:確かに、シンセっぽいっちゃシンセっぽいかもしれないです。
Y:でも、この作品はギターオンリーなんですよね。
T:ギターオンリーです。
Y:すごい。そうなんですね。面白いなあ。
T:青木裕さんっているじゃないですか。downyの。あの人のソロアルバムは、ボーカリストはいますけど、基本ギターの音だけでできていて、それがストイックでかっこいいなと思ったんですよね。
Y:そういう影響が。
T:その影響はありますよね。青木さんすごい好きなギタリストなので。
▶もういいだろこれで
Y:タイトルの『Augmentation』はどういう意味でつけたんですか?
T:『Augmentation』は、昨今流行りの拡張現実(Augmented Reality)の話をどっかで読んだんだと思うんですよ。何かAugmentationって語感としてもかっこいいし……って仮タイトルでつけたんですが、強い意味がなくてギリギリまで悩んでたんですよ。『Augmentation』って仮タイトルでマスターまで作ってたんですけど、制作進行の会議してるときに、どうしようかなどうしようかなー、『Augmentation』かぁーみたいな感じで悩んでたら、もういいだろこれでって(笑)
Y:船橋さんが(笑)
T:船橋さんとNoami君に言われたから、じゃあそれで!って決めました。いつまでやってんだよって、別にそんな悪くないよって言われて。
Y:目に浮かびますね。
T:今思えば、これで全然OKだなと。
▶何か動いて見える気がするんですよ
Y:あとアートワークのこと聞きたいですね。すごい綺麗ですね。
T:これは、小室藍っていう、僕の作品のアートワークをずっとやってくれてる画家の人がいて、その人に今回のために描いてもらった作品ですね。やっぱり、盤になるとかなり細密な絵でもじっくり見ることができるから、今までもらったアートワークの中でもかなり細密なやつを参考として出して、こういう感じでまた描いてほしいなって注文した感じですね。
Y:盤になってじっくり眺めるのが楽しみです。すごい描きこみですよね。
T:これ写真撮影のために現物見たんですけど、やっぱすごかったですね。現物は存在感があるんだけど、いい意味でアンビエント的というか、空気に溶けこむような感じでした。何か動いて見える気がするんですよ。
Y:動いて見えますね。
T:本当は動いてないのに、動いて見える。
Y:そうですね。めちゃくちゃ分かる。このずっと見てしまうような感じ。
T:これ結構アンビエントっぽいなと思ってて、アンビエントとかドローンとかをじっくり聴いてると、鳴ってない音が聴こえる感じしません?
Y:しますね。
T:倍音が豊かなドローンを聴いていると、鳴ってないメロディを聴きとったり、カウンターのメロディを頭の中で勝手につけ始めたりすることがあって、それと似てるなと。動いてないけど動いてるように見えるとか、描いてないけどない色があるように見えるとか、アンビエントっぽくていいですね。
Y:緻密なんだけど、大きい流れも見えるのが素晴らしい。
T:それは、たまたまで意図はしてないですけど、「Astrocyte」の話と繋がってきますね。
Y:小室さんには依頼してどれくらいで描いてもらったんですか?
T:どれくらいだったかなあ。でも2週間とか3週間だったと思います。
Y:速い。素晴らしいですね。依頼するときには音源は渡して、聴いてもらっていたんですか?
T:そうです。渡してますね。
Y:リリースして現物を見るのが楽しみですね。
Y:何か言っておきたいこととか。
T:言っておきたいこと。うーん、これくらいですかね。
Y:私的にも、聞きたいことはたくさん聞けて、なるほどそうやってやるのかとか勉強になりました。ありがとうございます。
(『Haven』編に続きます)
『Augmentation』※サブスクリプション近日公開です
01. Ordinary Grace
02. Cynicism
03. Astrocyte
04. Black Rain
05. Oblivion
06. Shizukanoumi
all songs written by Yorihisa Taura
recorded by Yorihisa Taura
mixed by Yorihisa Taura
mastered by Takayuki Noami(Non-REM Studio)
illustration : Ai Komuro
photography : Kenji Agata
cover design : Takayuki Noami(Non-REM Studio)
supervisor : Kazuo Funabashi(Cat&Bonito)
Bandcamp:
Taura Yorihisa :
ギタリスト、アンビエント音楽作家。
2013年からギターを用いたアンビエント/ドローンの作品を国内外のレーベルから発表し続けてきている。主なソロ作品に、『Nocturne』(2014年、Econore)、『Poo-Tee-Weet』(2017年、セルフリリース)、『nightfall』(2018年、Tanukineiri Records)などがある。また、国籍の異なる4人の音楽家によるスプリットカセットテープ『Puzzle Time』(2018年、Third Kind Records)への参加や、ノイズ音楽家 Tia Rungray との共作『Froth on the daydream』(2017年)、『Juvenile』(2020年)など、さまざまな実験的コラボレーションにも積極的に取り組んでいる。
SoundCloud
https://soundcloud.com/taura-yorihisa
『Haven』 - yk (Hello1103)
01 - Susurration
02 - Dusk
03 - Moonlit
04 - Goodbye
05 - Wriggle
06 - Bottomless
07 - Forgotten Haven
All tracks and artwork by yk (Hello1103)
Mixed by Katsuhiro Hitomi
Mastered by Chihei Hatakeyama
Label : Dewfall Records / DFRD016
Website : https://hello1103.com/haven/
Spotify :
Apple Music :
yk (Hello1103) :
電子音楽ユニットHello1103のVJ・映像作家。
潜在意識を具現化したかのような抽象・ミニマルな映像表現を用いてmouse on the keys、Aureole、SuiseiNoboAzなど数多くのアーティストのVJを務める。
作品に対する美意識は音楽表現にも通底しており、2020年よりアナログシンセサイザーを用いたソロライブ活動を開始。アンビエントやノイズを軸足として、映像演出と同様に即興性を含んだ抽象的なスタイルで演奏を行う。
Website (Hello1103) : https://hello1103.com/
twitter : https://twitter.com/yk_hello1103
instagram : https://www.instagram.com/yk_hello1103/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?