性格は変えられないから、強みを活かす。
正直、不登校の子たちの性格ってなかなか厄介なんですよ。
もちろん、子どもによって違うのですが、こだわり強いし、完璧主義な子も多い。
不安を感じやすい子もたくさんいます。
僕たちはね、それほど困りません。
子どもたちとじっくり付き合えるし、タマネギの皮をむくように少しずつ少しずつコチコチな頭を柔らかくしていくことができます。
でも、毎日のように関わる親御さんとしては、「めんどくせーなー」とか「大変だわ」と思うことがたくさんあるでしょう。
出来れば考え方を変えたいと思うし、もっと柔軟な思考を手に入れたらと思いますよね。
僕も親から散々言われてきました。
「こだわりが強い」「頑固だ」「完璧主義だ」と。
でも、未だに性格はあの頃のままです。
少し丸みを帯びただけで、性質は何一つ変わっていません。
自分の性格に一番手を焼いているのが自分なのが困ったところなんですけどね。
性格は、基本的に遺伝です。考え方は、後天的に身に付けたものですが、これも変えるのは難しい。
僕も意識していても、やっぱり完璧主義な自分が顔を出すときがあります。
人の性質って変わらないのですよ。
それぞれの性格や性質には、当たり前ですが良さがあります。
内向的な人のほうが創造性は高いし、粘り強い。
「こんなんじゃ困るわ」と思うし、なんとかしたいと考えてしまいますが、逆に「強みを活かしてあげよう!」と考えるほうが、お互いにとってストレスもないのではないでしょうか。
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