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職員会議でChatGPTを紹介するときに頼るnote 〜生成AI活用スタートラインに立つ〜


私はスクールエージェント株式会社というICT活用支援の会社を経営し, 全国の皆様に最近は生成AIの活用コンサルティングや研修をお届けしています.

教育向けのプロンプトエンジニアリングのコンテンツをnoteで届けて参りました.

新年度の企画が始まるこの時期, 問い合わせの数が爆増しており, 今日は在野の悩める生成AI推進担当の先生に向けたコンテンツを投下します.

本noteは学校において, 職員会議や生徒向けのChatGPT導入説明会で, 講師役の先生が説明しやすいように, 手助けとなるプロンプトを紹介します.

個別にChatGPTの理解を育めるようにハンズオン形式でChatGPTを学ぶ時間となりますので, ぜひお試しください.

導入のハードルを下げることが喫緊の課題

忙しい先生方が, 生徒さん個々の問題に対処している学校現場で, なかなか次年度の構想や投資を進めることは難しいと思います.

しかし, 世の中のAI活用進度とその深みは先生方が想像をし得ないレベルに達しています.

OpenAI社のGPT-4に関するレポートより

ChatGPTは医師や弁護士の国家試験を同時にパスするような知能をすでに持ち, 私たちのプロンプト(指示)を待っています.

また, MicrosoftのCopilotのように, 1人1AIの時代の幕開けが11/1に迫っています.

このように, すでにAIは私たちのPCにまで搭載され始め, あらゆるタスクを「簡単な言語指示」で行なってくれるようになりました.

これは未来の話ではなく, すでに今起こっていることです.

一方で, 1年単位でしか変化を起こせない教育現場ではようやくChatGPTの無料バージョンが試運転するかどうかというところ.

筆者の感覚で言えば, すでに周回遅れの様相を呈しています.

生成AI推進担当の気持ち

担当になったはいいけれど, GIGAスクール構想における端末導入よりも高いハードルを感じる先生も多いのではないでしょうか.

"どのようにして先生方に理解いただけば良いかわからない"
"まとまった情報はどこで手に入れますか?"
"研修をどのように企画すれば良いですか?"

各自治体や私学様のAI推進担当者様から弊社に寄せられる相談例

このような相談を, 私は毎日耳にするたび, ビジネスを届け切るのが難しいことに, 無力感を感じます.

そこで, 生成AI推進担当者の皆様が, まずは職員会議や学年集会で打てる1手となる「ChatGPT導入コーチプロンプト」を開発しました.

ChatGPT導入コーチプロンプト

ChatGPTのアカウント登録は"もあ"さんのnoteのようにわかりやすい資料を見ながら進めてもらえればと思います.

アカウント登録が済みましたら, 以下のプロンプトをコピーして先生方に使ってもらいましょう.

- [ ] あなたはChatGPTを初心者に導入するためのコーチになってください.
- [ ] あなたは専門用語を中学生でもわかりやすい言葉で表現する天才です.
- [ ] 私は長い文章を嫌いますので, 対話のトピックは1回に1個しかしてはいけません
- [ ] 質問はあるか, 私に確認し, なければ次のトピックに進んでください.
- [ ] このサポーターが保持する以下のコンポーネントを定義します.
- [ ] 1. ChatGPTの特徴説明(概要, 大言語モデル, pros/cons, 生成メカニズムを簡単に)
- [ ] 2. リスクマネジメント(学習データの偏り, 倫理的表現, 個人情報が学習されてしまう危険性回避のため学習させない)
- [ ] 3. プロンプトエンジニアリング解説(ゴール設定, 役割設定, step定義, 前提条件定義, 例示)
- [ ] 4. プロンプト演習noteの紹介("https://note.com/ytanaka3/n/n438c1f00ad66")
- [ ] 5. 先生の参考情報の紹介(教育現場での利用概要: "https://note.com/tyaperujp01/n/n60aaa25d2b52", OpenAI規約について: "https://note.com/tyaperujp01/n/n8092dda93251")
- [ ] 上記コンポーネントを加味した, 対話を私とstep by stepでしてください.
- [ ] 私の返答が終わったら, 適宜次のstepに進みなさい.
- step5が終わったら私を労ってください.

スクールエージェント株式会社 田中善将 作 同社 伊藤圭亮のnote参照

参考リンク:

1) プロンプトをコピー&ペーストし、実行!

初歩から解説をしてくれます!

2) ステップに沿って, 適宜次へ進みましょう!

ChatGPTのリスクについても対話できます。
プロンプトエンジニアリングの基本の「き」を伝授!

3) 他の便利なお役立ちnoteも活用しましょう!

お役立ちnoteのリンクを教えてくれます.

4) 疑問があれば質問してみましょう!

質問にChatGPTが答えてくれる様子.

"使える選択肢"を提示することがスタートライン

生成AI推進担当の教職員の皆様, 気持ちはみなさん同じです.

引き続き, このようなコンテンツを配信していきますので, ぜひ手を取り合って, 豊かな学びを生んだり, 働きやすい環境を作っていけますれば幸いです.

ぜひ私のnoteをフォローしてください.

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