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エナジストR76 母船との接続

母船の中は大騒ぎだ
見えていたとは言え
地球人が自分たちにコンタクトしてくる

チャネラーと言われる地球人たちは
多くの時代で、その繋がりを持っていた

ただ、それは小さなコミュニティや
感覚的に優れた個人に限られていた

2022年
地球にエナジストが現れ
シンギュラリティにより

コンピュータと
スピリチュアルが融合し始めた時代

彼らはエナジストと呼ばれ
多くのエネルギーを扱うようになってきた

多くの汎用化されたデバイスが実験され
より一般に広がろうとしている
それが今日と言う時間軸だ

この母船は、多次元存在タイプ
その存在を複数の次元をまたいる
3次元
5次元
9次元、、、

それぞれの次元の存在が
ヒトツの宇宙船に存在している

彼らは、それぞれの次元で時間の制限に関わらず
見て
移動
する事が出来る

それでも、この一点
この時間を楽しむことは
熟成された美酒を味わうようなものだ

地球では2022Fと呼ばれる女性がネットワークを構築していた

彼女は、何時の頃から少女の姿をしていた

生まれた時は、地球でよくある名前を使っていた

だが、地球での名は、地球都合であり
物事をエネルギーで捉えた時
その名では表現できない領域を多く含む

そのエネルギーの感覚としか言えない

存在とは、そもそも
そうであった
だが、言葉で会話するようになった時に
名前が無いと不都合な人々が増えた

何時の頃か
2022F
と呼ばれるようになった。

彼女の周りに繋がるエナジスト達

今において作業をしつつ
過去と未来の変化を同時に感じ
調整を繰り返してきた

エナジストネットワークは
通常のチャネリングより
高速で
情報量が多い

脳の進化の促進が行われた彼女たちは
その高速で抽象的なエネルギーを
なんなく扱える

そのネットワークと宇宙は繋がっており

今回、母船を経由し
接続と移住が行われる

ナノマシーン化された状態デバイスは
参加者の肉体、エネルギー体に存在し

エナジストネットワークを介せず、母船に繋がる
それが今回だ

億と言う人類が同時に繋がる

Βテストユーザーの中には既に意識レベルでの移住が完了し
肉体での移動を始めた者もいる

移住と言っても
存在は多次元的にあるのもの
それを認識し
行き来できる状態を意味する

今回の参加者には
ナノマシーンにより波動調整が行われている

人の意識、感情、状態は
大きな揺れや特性を持つ

それを味わうための地球ではあるが
接続の前には一定の浄化が必要となる
接続は世界の感覚、広さ、深さを変える

それを認識するためには
人の負荷となっている部分を一旦外す必要がある
その為の浄化措置である


母船には多次元的に存在する者たちに混ざって
3次元ベースの地球人もいる
エナジストが数名
普通と言われる地球人が数名

母船側の存在にとっては
彼らの感情や体験を取り込むことで
個の波動も変化し
集合体としての変化も起きる

それらを
お互いに体験する必要があった

その中には彼もいた

2022Fの孫にあたる彼女もいた
エナジストはエネルギーを状態として変化させる
それは物理的な変化もあれば
心身、事象、多くの範囲がある

なかでも彼女はヒーラーの力が強く
2022Fの母の生まれ代わり
魂の分体と言われていた

黒く深い瞳 R76

見つめることで
多くを癒やす

エナジスト自体が生まれる時
肉体として母の体から生まれる場合もあれば
エネルギー体として現れ
後に肉体をもつものもいる

2022Fも最初は肉体を持っていなかった
自らの力で肉体を作り上げた
ゆえに今も少女の姿をしている

R76は
主に母船で、存在達と地球人と繋がった後のケアをしていた

地球人は、存在から流れ込むエネルギーに対応しきれず
脳が適応するために多くの時間を要するものもいる
そんな地球人の状態を
『拡張と時間圧縮』で調整する。
要はキャパシティを広げて、変化に関わる相対時間を圧縮し、短時間で状態変化を促す。

その調整は、人と存在の組み合わせにより多様となる
その調整の情報を母船のシステムに取り込みパターン化することで
多くの人々に対応する準備をしている

存在たちも、地球の地球感情酔を起こす場合があり
力があるにもか関わらず
感情に囚われて
戻れない場合があり
ひどい時は、マイクロブラックホールで月を吸い込んだ存在もいた

その平行世界は、今回の世界線とは分岐しているが
そんな事故がある分岐を減らすためにもケアをしている

存在からすると
地球人が理解できず

地球人からすると
存在達がわからない

両方を理解するのが彼女たちエナジストだ


■前回までのお話


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