双信電機、海外拠点にランサム攻撃、漏洩データの一部がサイト公開

こんにちは。高橋です。

海外グループ会社等や子会社のランサムウェア感染が増えているように思いますので、他拠点を含めたセキュリティ対策というのは今後の課題かもしれませんね。

電子部品メーカーの双信電機は、マレーシアのグループ会社においてランサムウェアの感染被害があり、データが外部に流出したことを明らかにしました。

出典：双信電機株式会社

双信電機社によると、4月7日、海外グループ会社の双信エレクトロニクスマレーシアがサイバー攻撃を受けた、とのことです。

ランサムウェアに感染したもので、64Gバイト相当のデータが流出し、4月24日に一部のデータがウェブサイト上で公開されていることを確認しました。

流出したデータには、海外グループ会社の従業員に関する個人情報や一部の顧客の社名が入ったファイルなどが含まれています。

外部協力のもと、原因について調査を進めており、侵害を受けたサーバやファイルの特定を進めています。

全容解明にはしばらく時間を要する見込みとのことです。

復旧作業は4月25日の時点でおおむね完了し、同拠点における生産や出荷を継続しており、納品などに影響がでないよう努めるとしています。