「Google翻訳」悪用したフィッシングが横行
こんにちは。高橋です。
フィッシング詐欺が流行っていますが、手法もかなり巧妙になっていますので、今まで以上に注意が必要ですね。
フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトへ誘導する際に「Google翻訳」を悪用するケースが増えているとして注意を呼びかけています。
Googleが提供する「Google翻訳」は、テキストやドキュメント、ウェブサイトなどを翻訳できるサービスです。
このうちウェブサイトを翻訳するサービスが悪用されています。
ウェブサイトの翻訳機能は、指定した外部サイトのデータを「Google翻訳」上に読み込み、翻訳結果を表示する機能です。
攻撃者はフィッシングサイトを「Google翻訳」へ読み込ませることで、悪意あるサイトのURLをGoogleの正規ドメインに偽装するために悪用していました。
正規ドメインへのリンクで偽サイトへ誘導できるため、フィッシングメールの検知や、URLフィルタリングの回避などを狙ったものと見られます。
これまでも「au」の利用者を狙った攻撃に「Google翻訳」が悪用されましたが、「Amazon」やクレジットカードブランドのフィッシングサイトへ誘導するケースについて報告が増えており、フィッシングサイトの稼働も確認されているとして、フィッシング対策協議会では注意を呼びかけています。
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