Fastly調査、活かしきれないセキュリティツール、機能の重複も
こんにちは。高橋です。
確かに、セキュリティ対策が大事だと言って調査せずに製品やサービスを導入していると、対策が重複する可能性はありますね。
導入前に過剰投資とならないか、どこを多層防御するのか、そういった観点でのセキュリティ対策の全体感を描いておくことも大事なことかなと思います。
Fastlyが、北米、欧州、日本を含むアジア太平洋地域においてIT部門の責任者1400人を対象にサイバーセキュリティに関する意識調査を実施し、結果を取りまとめました。
国内の状況を見ると、57%がサイバーセキュリティへの投資を拡大させていると回答していました。
一方、採用後に完全に有効化したり、デプロイしたセキュリティツールは55%と半数強にとどまるとのことです。
また導入しているソリューションの38%が同じ脅威に対する保護を行っていると回答し、知識不足により重複した製品を導入してしまうなど、投資に対して十分な効果が得られていない可能性があるとのことです。
今後1年間に想定されるもっとも大きい脅威としては、34%がデータ漏洩およびデータ損失を挙げました。
そのうち33%がマルウェア、20%がフィッシングをおもな懸念すべき脅威に挙げています。
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