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ドコモメールでフィッシングメール対策強化、DMARC失敗メールの警告表示とBIMI対応

こんにちは。高橋です。

昨今フィッシングメールが流行していることもあってか、ドコモメールがフィッシングメール対策の強化機能を発表しました。

出典:NTT docomo

具体的な強化機能としては、ドコモメールでDMARCに未対応だったり、認証に失敗したりしたメールについては、警告画面を表示する機能となります。

上記の画像を見ると、かなり大々的に警告が表示されることが分かります。

確かにここまで警告がでるのであれば、フィッシングメールに対してもURLを開かなくて済むようになるかなと思いました。

10月から対応を開始するということで、DMARCに対応していない企業は対応を急いだほうが良いかもしれません。

また、この機能強化にあわせて、ドコモメールはBIMIにも対応するとのことです。

BIMIにより、正規メールはブランド等のロゴがアイコンに表示されるようになりますが、メールクライアントがBIMIに対応しているところが多くはない状況でした。

日本の大手キャリアでは、auメールのみがBIMI対応を表明しているような状況でしたが、ドコモメールも対応するとなると、これは大きく変わるような気がします。

フィッシングメールに対しても、より防げるような仕組みが整ってきており、非常に頼もしいなと思いました。

少し話は変わりますが、そろそろGmailの送信者ガイドラインが本格適用となるかと思います。

ガイドラインに遵守しているかどうかはPostmaster Toolsによって確認できますので、6月までにPostmaster Toolsで遵守状況を確認されると良いかもしれません。

Postmaster Toolsによるガイドラン遵守状況


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