新潟市にて別部署の職員が部外秘の人事情報を取得・閲覧する内部不正が発覚、興味本位でも罰金・罰則となる

おはようございます。高橋です。

先日、新潟市にて、人事異動情報を不正に取得・閲覧したといった内部不正があったと公表がありました。

出典：新潟市

今回の内部不正ですが、新潟市の職員が令和2年10月から令和5年11月までの間、人事が管理しているNASにアクセスし、1,400人以上の部外秘の人事異動情報を取得・閲覧していた、とのことです。

本人としては興味本位でやっていたことらしく、悪意があって外部に漏洩させるといったことは実施していない、とのことです。

しかし、内部の職員からの報告があり、NASへの不正アクセスが発覚し、懲戒と罰金20万円が罰則として課せられたようです。

たとえ興味本位であっても内部不正として発覚した場合は罰金・罰則は必至で、その上司に対しても監督責任として罰則が与えられることもあります。

内部不正が発覚した際、おそらく多くの場合が割に合わないくらいの罰金・罰則となりますので、思い立ってもやらない方が良いかと思います。

また、内部不正を防ぐためにも、何かしらのシステム的な監視や内部不正に関する事例を共有するなど、そのような対策もやっておくことも1つ大事なのかなと思いました。