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プロジェクトあるある(50)

本日のプロジェクトあるある:

「プロマネが暇そうに見えるのはプロジェクトが順調であるということを理解してくれない人達がいる」


プロマネの仕事は、通常プロジェクト開始前が一番忙しいと思っています。段取り八分とよく言いますが、プロジェクト管理においても同じことが言えるのかな、と思います。

準備ができていれば、あとはプロジェクト計画に従って推進されているか管理していくことになります。

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なのでプロジェクトが順調に進んでいるときには、プロマネというのはなにもしていないように見えることがあります。

そんな順調なプロジェクトで、エンジニアが一生懸命作業をしているときプロマネが特になにもしてなさそうな様子を見ると、

「プロマネってなんもやってないじゃん。仕事しろよ」

なんてことを思ったりしがちです。

自分もエンジニアだったのでその気持ちはわかります。

ただですね、私から言わせれば、何かあったときに対処するために、基本プロマネはニュートラルな状態でいるのが望ましいのです。

これはサボっているということとは全く違います。

プロマネが忙しく動いているプロジェクトは何かうまくいっていないということなんです。

一見仕事してなさそうでもプロジェクトの進捗やプロジェクトに影響がありそうなステークホルダーのウォッチ、プロジェクトメンバーの様子見、お客様との関係性維持など、常に気を配っているのです。

そういったプロマネの側面は目に見えるタスクではない部分だったりするので、周囲の人からしたら「あいつは仕事してない」って感じられてしまうのかなぁと思います。

まあ、そういう方はプロマネの重要性をよく理解されていないんだなぁ、ということなんでしょうね。

もっとも、管理もなにもしないでただいるだけのプロマネは論外ですけどね(笑)

いちばんいやらしいのは、わかっていてあえて「今稼働少ないよね?だったら他の案件もやってね」と複数の案件を割り当ててくる上司ですね。

立場上、部下の稼働率を高める必要があるでしょうからある程度の掛け持ちは理解できます。

ただ、案件を詰め込み過ぎた中、どれか1件でも問題が発生したらたちまち他のプロジェクトが管理できなくなってしまいます。お客様に迷惑をかけないよう、うまくリソースマネジメントをやってもらいたいものです。

プロマネやエンジニアのリソースを管理するチームの管理者を経験したことはありませんが、案件って水ものですからその調整は大変なんだろうなぁ、とほんの少しだけ同情するのでした。


それではまた!

日々感謝 m(_ _)m




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