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プロジェクトあるある(47)

本日のあるある:

「『ひとりプロジェクト』という謎のプロジェクトが存在する。そして、それは人身御供にされたのだ、と後からわかる」


ある、大手金融機関で、電話システムを統合するためにIT部門のお客様側の立場になってプロジェクトを管理する、という経験をしたことがあります。

一見、IT部門でプロジェクトをまわすんだな、と思い、中にはいってみたら。。

なんといいますか、、、そこは本当に

「伏魔殿」

でした。

部門間だけでなく、部門内での利害関係や対立関係が複雑で、メールひとつ送るにしても、言葉遣いに注意しなければいけません。まさにがんじがらめの組織です。

私がついたその金融機関のIT部門の電話担当の方(Xさんとしましょう)が、意図んな意味でちょっと有名な方でして、千鳥風に言えば、

癖がすごい

のです。

詳しいことを書いてしまうとばれちゃうので、その人の事はあまり書きませんが、ちょっと言えば、自分にとって不利になるような課題や質問は全部なにかと理由をつけて相手に打ち返してしまうのです。

だから、プロジェクトが全然前に進まないのです。

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Xさんに対して物を申すとみんな跳ね返されてしまうので、私に「なんとかして」って」言ってこられるのですが、私に対してもXさんは「全部打ち返せ」と指示をしてきます。

もう、こうなったら誰のために、何のために自分はこの仕事をしているのか、と完全にわからなくなってしまいました。

結局、私はXさんにたてつくことを言ったことがきっかけとなって、3か月で契約打ち切りとなりました。

後から聞いた話ですが、Xさんにはみんな困っているところがあって、なんとかその下でうまく回せる人をつけたいという要望があって、うちの会社がそれを断れなかったのだとか。そこに私がアサインされたということでした。

まさに人身御供でしたね。

それ以来、「ひとりプロジェクト」という案件があるときには、かなり身構えるようになったというお話でした。


それではまた!

日々感謝 m(_ _)m






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