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【第15話】「筋トレ」ではなく「骨トレ」をして健康になる!
はじめに
日本人の3分の2近くが生活習慣病で亡くなっています。
現代における生活習慣病は重大な問題です。
生活習慣病は日々の習慣が積み重ねられたことによって引き起こされます。
つまり、毎日の生活習慣を見直し改善することがこうした疾患の予防につながります。
病気を未然に防ぐためにも、
病気になる前の生活習慣の改善が何より大切です。
しかし、ただ見直すだけでは改善に直結しません。
正しい知識に基づいた健康管理が重要となります。
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「丈夫な身体を保つ」
「 健康な身体を目指す」
と言った時に、皆様は身体のどの部分をイメージされるでしょうか?
おそらく、多くの方が筋肉や内臓のことを考えるのではないでしょうか。
もちろん、筋肉や内臓の健康は身体全体の健康のために欠かせないものです。
しかし、もっと身体の中心にあって身体を支えているものを
忘れがちではないでしょうか?
そう、それは「骨」です。
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骨は常に生まれ変わっている!
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有名な話かもしれませんが、
骨を形作るのには2つの細胞が関係しています。
その2つの細胞とは、
骨を作る「骨芽細胞(こつがさいぼう)」と、
骨を溶かす「破骨細胞(はこつさいぼう)」です。
骨を溶かす細胞と言うと、なんだか悪者のように
感じられるかもしれませんが、破骨細胞は古くなった骨を溶かし、
新しい丈夫な骨を作るための土台を作る大切な役割をしています。
しかし、この破骨細胞は「不要な骨を壊す」という役割を担っているため、
時々、「ある勘違い」をしてしまいます。
その勘違いとは、
普段使われていない部分の骨を、
「もう不要な骨」と認識して溶かしてしまうことです。
例えば、入院して何日も寝たきりでいると、
起き上がるのが辛くなってしまいます。
これは筋肉が弱っているだけではなく、
骨も溶かされて弱ってしまっているためです。
骨が弱ると、周辺の関節や筋肉に負担がかかり、
痛みが生じることもあります。
皆様も、特定の方向に曲げた時だけ関節が痛んだり、
何かの動作をする時にだけ激痛が走るといったことは ないでしょうか。
その場合、普段の身体のクセによって、
一部の骨が「不要なもの」と見なされて溶かされ、
弱ってしまっている可能性があります。
普段から身体全体の骨をバランス良く刺激し、
弱らないように心がけましょう!
できれば、全身の骨をしっかりと刺激することが理想的ではあるのですが、
ここでは手と膝の骨トレ体操をご紹介します
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