開発部合宿の感想
ウチの職場の開発部では毎年泊まりで合宿をやっている。
毎年テーマは違うが、今の部内の意識共有をしたり、これからどういう方向性でやっていくのか?を考える場になっている。
まず1日目。
バスレク
毎年バスレクがある。結構楽しいので毎年たのしみにしていたりする。
バスレクのお題に合わせたどっち派?にわかれてのタイマンでのディスカッション。
あ、この人ってこういうディスカッションするだーとか新しい発見があって面白かった。
合宿所
合宿所に着き、集合写真を撮ったのち、
まずは各部屋に荷物を置きに。
自分の部屋は2段ベットが2つあり、ロフトにも2人ほど寝るスペースがある。
貸し別荘ということで、いかにも合宿感のある建物。
少し休憩をして、コンテンツ開始。
メインコンテンツ
コンテンツの内容は、各自が考えている部内の課題を上げてもらい、似た課題を持っている人達で政党を組み、最後にそれを解決するためのマニフェストを掲げて演説。可決否決(実施するかしないか?)をみんなの投票で決めるということ。
全部で5政党あり、コミュニケーションを改善したい党が2つ(途中で党が分かれた)、制度やルールを改善したい党、自動化効率化をしたい党、技術テクノロジーに関する党。
それぞれ部内の課題と向き合い、議論する機会と解決するにはどうすればいいのか?を考える良い機会になったと思う。
ここから大切なのはアクションをすること。アクションしなければ何も変わらない。
みんなのやりたいという気持ちを忘れずに、マネージャーが率先して動いたり、調整をしていったり、サポートをしていきたい。
※マニフェストの内容は、別の機会があれば記事にしたいと思う。
しっかり書こうとすると時間かかりそうだったため、取り急ぎ感想だけ。
夜ご飯
夜は、BBQ。の予定だったが天気が良くなかったので、食堂内でホットプレートで焼肉。
何人かに合宿の感想を聞いてみたが、概ね好評のようだった。
ひとしきり飲み食いした後は、ボードゲーム をしたり、お風呂に入ったり。
いくつか持ってきたが、もっとライトでルールも単純なゲームが適しているなこういうときは。
外部講師の講演
2日目は、エンジニア業界では結構有名な方に講師に来ていただき、今の開発部が抱える課題や考え方についてを盛り込んで頂きながら、良いソフトウェア開発とは何か?というものをメインテーマとして講演頂いた。
やはりこの人は凄い。具体的な体験談はもちろん、書籍に書いてある内容や有名な人が言っている内容も交えながら、わかりやすい言葉でエンジニアの心にがっつり刺さるような話が盛り沢山だった。
マネジメントの考え方も共感できる部分も多く、大きく勇気づけられた。
社内公開限定だがビデオに撮らせて頂いたので、定期的に見る回を開催したいと思う。
講師への質問の回答で、かなり心に響いたらしく泣き出すメンバーもいたりもした。
沢山いろんなところで講演をしていて、話し慣れてるとはいえ、わかりやすい言葉でズバズバと響く言葉を言えるのは本当に凄いなぁと思う。
前のマネージャーもそうだったが、わかりやすい言葉で説得力のある話の組み立て方をしている。
※講師の方に公表の確認が取れていないため、取り急ぎ伏せている。
思考の整理・苦悩
ちょっとネガティブ。
来月からマネージャーになるわけだが、合宿での話や、講師への質問(仕事のモチベーション、何の意味があるのか)は、本来であればマネージャーが話せるようになることがベストである。
今回は講師のおかげで、一時的にメンバーの想いを救うことができたと思われるが、今後同じようなことをまた思うかもしれないし、他のメンバーも似たような心境を抱えるときが来るかもしれない。その時、マネージャーがそれらを伝えることができなければ、メンバーのモヤモヤを解決してあげることができない。前を向いてもらうことができない。
講演で心に響くポイントは人それぞれだと思うが、
彼と一緒に働きたいと思った人も中にはいるのではないだろうか。
自分たちのマネージャーもこういう人だったら良いと思う人もいるのではないか。
講師が言っていたのに、なんで同じことやらないんだと思う人もいるのかもしれない。
人は誰かにはなれない。というのは重々わかっているが、これまで何十回、何百回と、前任のリーダー格や同職種の人達と自分を比べて、自分はまだまだと思い続けている。
人は誰かにもなれないし、すぐにレベルアップもしないし、毎日少しずつしか成長できないというのもわかっている。
マネージャーとして、メンバーの力を最大限発揮させるには、みんなの理想のマネージャー像を受け入れなければならないのではないか?と思うこともある。
当然それも全員違うし、中にはその人にとって「ただ都合の良い存在」としての形も混じっているかもしれない。
できないものはできないし、考えるだけ無駄なのかもしれない。
こうやって文字にしていると、色々と「わかっている」と書いているが、
本当の意味ではわかっていないのだと思う。考えを割り切れていないのだと思う。
本当の意味でこれらを理解し、他人と比較することなく、自分の理想だけを純粋に追い求められるようになるのだろうか。
考えても無駄だから、その考える時間を少しでも近づけれるようにアクションをし続けろということなのか。
理想を考えずに、今自分ができることを精度上げる、幅を広くすることだけに着目した方が良いのだろうか。
今後の心構え
ここからはポジティブ。
好きな言葉がある。
新しいことを成し遂げるには、まず「こうありたい」という夢と希望をもって、超楽観的に目標を設定することが何よりも大切です。
しかし、計画の段階では、「何としてもやり遂げなければならない」という強い意志をもって悲観的に構想を見つめなおし、起こりうるすべての問題を想定して対応策を慎重に考え尽くさなければなりません。
そうして実行段階においては、「必ずできる」という自信をもって、楽観的に明るく堂々と実行していくのです。
色んなプレッシャーを感じながらも、今を受け入れた。(つもり)
あとは前に進むだけ。
どうなりたいのか?
どうしたいのか?
どうしてやるのか?
をしっかりと考え、心に刻むことで、当たり前に過ぎていく日々が
昨日までとは違った景色になってくると思う。
受け入れるのは怖いが、受け入れてしまえばあとは前進あるのみ。
とりあえず、今年の合宿は、ワクワクしたし、良い話も聞けたし、プレッシャーも感じる合宿になった。
合宿幹事のみんな、お疲れ様!
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