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【全文無料公開】大型大会初参加で完走!PJCS2021愛知に出場し6-3した悪ミュウミュウ(ダークパーフェクション)のお話

はじめまして。すずぽけのゆあんと申します。関西でポケカをまったり楽しんでる者です。

2021年7月17日。ポケモンカードの日本一を決める大会PJCS愛知が開催されました。僕は幸運なことに抽選に受かることができこの大会に参加することが出来ました。
使用したデッキは「悪ミュウミュウ(ダークパーフェクション、悪パーフェクション、悪パ、悪MM)」です。

結果は6-3で完走。Day1の最終順位は125位でした。
BEST128ですね。タイトルにもある通りポケカの大きな大会に出たのはこれが人生初めてでこの結果は大満足です。ただ試合を振り返ってプレイミスや練習不足を感じたため、今回の結果で満足せず次は日本一になれるよう精進していきたいと思います。

■1.はじめに。

デッキの解説をする前にまずは自己紹介をさせていただきます。

「ゆあん」というハンドルネームで活動しています。冒頭でも書いている通り関西でポケカを友達とまったりやっています。あと気分でYouTubeに動画を上げてます。

ポケカ歴は「タッグオールスターズ」が発売される少し前から始め、Aレギュがスタン落ちした時に一度離れて「ムゲンゾーン」から再開しました。数字にすると2年弱くらいです。といってもシティなどの大きな大会には出たことありませんし、公認大会にもあまり参加したことがなく友達同士でポケカを楽しむのがメインでした。

本格的に大会環境を意識してデッキを組むようになったのは「一撃マスター/連撃マスター」の頃からです。

■2.デッキ選択の理由

今回運よく抽選に受かりPJCS愛知に出場する権利を手に入れたのですが明らかに場違いと言わんばかりの経歴です。いざ出場するとして何のデッキを使おうかめっちゃ悩みました。大会初心者なりに悩んだ結果以下の点を満たせるデッキを使うことにしました。

・①環境デッキに対して勝ち筋があること。 
・②デッキの動きが分かりやすいこと。
・③安定すること
・④詰み対面ができるだけ少ないこと。

・①環境デッキに対して勝ち筋があること。

こちらを考える前にPJCS愛知(2021/7/17)時点での環境デッキについて考えました。みなさんが知ってのとおりこの時点の環境は「超・悪・闘の三すくみ」が中心となっている環境です。

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個人的には「チャーレムV」の追加によってこの中でも連撃ウーラオスが頭一つ抜けて強い印象です。またそれに伴って悪タイプのデッキが少し勝ちづらい環境だと考えていました。

これら3デッキ以外にも使用者が多そうなデッキとして、   


・レックウザ(雷型/炎型)   
・一撃ウーラオス(一撃ブラッキー)      
・悪ミュウミュウ             
・白馬                 
・三神(ザシアン/バレット)         
・ニンフィアバレット    
・リーフィア           
・連撃テンタクル            
・ジュラルドン           
・ルカメタ(ザマゼンタ)         
・ジュナイパー

あたりを想定していました。僕自身ポケカにすごく詳しいわけではないので、環境デッキというぐらいだから環境に対して勝ち筋があるだろうということで使うデッキはこの中から、自分が使ったことがあるものorある程度テンプレ構築が定まっていたり解説記事や参考動画が多いものにしようと決めました。(使ったことのないデッキは使いこなせる自信がないので。)

その結果、
・三すくみのどれか            
・一撃デッキ               
・悪ミュウミュウ     
・白馬                 
・ニンフィア           
・リーフィア

まで絞りました。

・②デッキの動きが分かりやすいこと。

次に考えるのはこちらです。ポケカはやればやるほど面白く奥が深いカードゲームだと思っています。1ターンに出来ることが制限されている上にわざを使うのにエネルギーがいる点、サイド落ちがあるという点から構築の難易度がとても高いTCGです。僕はなんども書いている通りポケカに詳しいわけではないのでただでさえ複雑なカードゲームで複雑な構築のデッキを使いこなせる自信はありませんでした。

この観点から使用するデッキは「勝ち筋(やること)が分かりやすく動きの選択肢が少ないデッキ」にしようと決めました。

例えば、          
黒馬ならエネルギーをたくさんつけてわざを使う。                   
ムゲンダイナは打点の高いドレッドエンドを早いうちから使う。        
悪ミュウミュウなら先攻2ターン目デッドムーンを目指す。             
など目指すべき目標が分かりやすいものがいいと考えました。

次に「選択肢が少ないデッキ」ですがマイナスの意味ではないです。        
今回のPJCSでは1試合25分でタイムアップは両者敗北の3敗で強制ドロップという仕様でした。2人で25分ですから単純計算で持ち時間は12.5分。余裕を持つなら1試合で自分が使える時間は10分程度と考えるべきですね。

つまり思考時間込みで自分のプレイに10分しか使えないわけです。普段まったりポケカをやっているうえに公認大会への出場経験もあまりない僕にとってはハードルがめちゃくちゃ高いです。

だからこその「選択肢の少ないデッキ」です。勝ち筋が決まっていて選択肢が少ないということは、やるべきことは手札と盤面を見ればおのずと見えてくるだろうということです。

この観点からこの時点で「うらこうさく型」と「バレット系」のデッキは使用候補から外れました。「うらこうさく型」はジメレオンインテレオンが進化するたびに選択肢が無数に出現するため、「バレット系」は弱点を付けないデッキに対しての立ち回りが難しいためです。      
また、黒馬はどちらでもないですがドローが多いため後半出来ることが増える上にデッキ切れを考慮する必要があるという点から見送りました。
同様の理由で白馬(チラチーノ型)も見送りです。

残るデッキは、              
ムゲンダイナ               
一撃デッキ                
悪ミュウミュウ              
リーフィア(タッグコール型)         
です。

・③安定すること。    

次は安定感です。せっかくPJCSに出場する機会を頂いて愛知まで来て3敗即ドロップは嫌だ。ポケカが好きな人たちが集う場所でどうせなら会場に出来るだけ長く居たい。というめちゃくちゃ個人的な趣向のもと安定感のあるデッキがいいなと思いました。

ついでにPJCS愛知の練習時間がほぼ取れないことが分かっていたので(他の趣味のイベントが前週、前々週とあった…)デッキの動きに上振れ下振れが少なく毎試合再現性が高いデッキを選択することにより自分のミスを浮き彫りにしやすいと思い安定するデッキという選択に行きつきました。
ミスが分かりやすいと練習の効率も上がりますからね。  

ここで候補デッキから一撃が抜け残り3デッキとなりました。  

・④詰み対面ができるだけ少ないこと。  

ここで言う詰み対面というのは100%勝てないデッキという意味です。     
ジュラルドンジュナイパーに負けるデッキは使いたくないという感じです。
また、「弱点を突かれやすいデッキ」「弱点対面に対して巻き返しづらいデッキ」もできれば避けたいと思っていました。

まずジュラルドンについてですが、特性の「まてんろう」によって「特殊エネルギー」のついているポケモンからダメージを受けません。この時点で候補に残っているデッキは「ムゲンダイナ」「悪ミュウミュウ」「リーフィア(タッグコール型)」はどれも特殊エネルギーに依存しているわけではないので及第点です。
ただ、闘タイプやガラル鉱山を警戒してムゲンダイナにはウィークガードハイド悪を採用する可能性があるため優先順位が下がりました。

ジュナイパーに関してはいても少数。
しかもレックウザ(炎型)やジュラルドンがいる環境で勝ち上がるのは難しいのではないかと考え無視する方向にしました。

弱点についてですが「ムゲンダイナ」は闘タイプが多いといっても持ち前の火力の高さから不利対面に対しても強く出れると思っています。
「悪ミュウミュウ」も同じくでデッドムーンさえ決めてしまえば有利になる上にガラルサンダーを採用すれば環境の三すくみにそれぞれ解答を持てます。
「リーフィア」は火力が高いというわけではないので炎タイプに対して巻き返しが難しい気がするのと環境に雪道が苦手なデッキが多いのでスタジアムの張替え合戦を想定すると火力の安定感が怪しくなります。 

ということで「ムゲンダイナ」か「悪ミュウミュウ」の2択になりました。

両デッキとも条件を満たしてくれているので2つともレシピを考え少ない時間で回しながら前日を迎えました。

最終調整で「ムゲンダイナ」が2試合連続事故で負けてしまったためより事故率の少なかった「悪ミュウミュウ」を使用することに決めました。 


​■3.デッキレシピと構築主旨

当日大会で使ったデッキはこちらです。

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各カードの採用理由を書く前に今回の構築の趣旨を書いておきます。

・構築趣旨

前述の通り使うデッキは「勝ち筋が分かりやすく安定感があり選択肢の少ないデッキ」がいいと考えていたので「悪ミュウミュウ」の構築にもその趣向を取り入れています。

勝ち筋についてですが「悪ミュウミュウ」というデッキ自体が勝ち筋が分かりやすいデッキなのでここはデッキ選択の時点でクリアしています。

次に安定感ですがこのデッキはそもそもタッグコールを採用しているのでかなり安定しています。ただそれでも不安だったのでクイボ、タッグコール、ポケ通を各4枚づつ採用した上で1ターン目に絶対出したいニューラを4枚入れています。それだけでは不安だったのでプレシャスボールも2枚採用しています。

最後に選択肢が少ないことですが1枚採用のカードをできる限り減らすようにしてデッキの方向性を一点に集中させました。

それでは各カードの解説です。

・採用カード解説

・ミュウツー&ミュウGX 2枚       
・ブラッキー&ダークライGX 2枚

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このデッキのメインです。この2枚が存在するから「悪ミュウミュウ」があるといってもいいと思います。デッドムーンを絶対に使いたいのと闘タイプ相手にはミュウミュウで戦う点、他のGXポケモンをあまり出したくない点からそれぞれ2枚です。

・ゲッコウガ&ゾロアークGX 1枚     
・メガヤミラミ&バンギラスGX 1枚

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ミュウミュウで技をコピーして打つ技マシン要因です。後述のガラルファイヤーによりあくのはどうの火力も上がったのでゲコゾロは出して使う時もあります。あくのはどうを使うときは倒されても失うエネルギーが2つで済むというのもいい点です。

メガヤミバンギは高耐久なので場合によっては出すことがありますが逃げるエネルギーが重いのでできるだけ避けたい展開です。グリードクラッシュはデデンネGXなどを倒してサイドを多くとることができるので相手がデデンネを出している場合はデッドムーン→グリードクラッシュの流れを目指しましょう。

・デデンネGX 2枚           
・クロバットV 1枚

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このデッキではシルヴァディGXを採用していないので基本的にこの2匹と博士の研究を使って必要パーツを引き込むように動きます。

クロバットは技を打つことができるので頭の片隅に入れておくといいことがあるかもしれません。基本的には引ける枚数が多いデデンネを優先的に使います。

・ガラルファイヤー 1枚          
・ガラルファイヤーV 2枚

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このデッキが強くなった理由です。ガラルファイヤーVが登場してことにより先攻2ターン目デッドムーンが現実的になり環境入りして、ガラルファイヤー(じゃあくチャージ)により先攻2ターン目デッドムーンの成功率が格段に上がりました。

技を使う可能性が高く居るだけで強いガラルファイヤーVは2枚です。Vなのでとられるサイドは2枚なのでTAGチームと合わせて3-2-2のサイドプランを相手に押し付けれます。

じゃあくチャージのガラルファイヤーは1枚です。基本初ターンに使いたいのはVの方ということと枠の都合上です。この子の技は意外と強いのであなどれないです。

・ニューラ(悪) 1枚   
・ニューラ(れんげき) 3枚       
・マニューラGX 2枚

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悪が強い理由の一つ(個人的に)。レッド&グリーンで出てくるのはバグだと思う。悪ニューラが入っている理由はナツメ&ハチクが採用されているため。れんげきニューラは「みずの塔」の恩恵を受けれるのとエネルギー破壊は強い。「こうそくいどうのニューラ」を採用しなかったのは選択肢を増やしたくなかったのとニューラの採用枚数はぎりぎりまで3枚にしていて最後の最後で増やしたため持ってきてなかったから。

使いこなせる人は1枚は「こうそくいどうのニューラ」にした方がいいと思います。

マニューラが2枚なのはレッド&グリーンは一度使えばいいと思っているのとナツメ&ハチクから「じゃあくチャージ」でも同じことができるため。ポケ通も4枚入っているので失敗しづらいと考えニューラに1枠譲りました。

・ガラルサンダー 1枚          
・マーシャドー 1枚

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悪タイプ対策にガラルサンダーV。雪道対策にリセットホールマーシャドーです。当日悪タイプが多いとは考えていなかったので保険に1枚。マーシャドーは2枚入れたかったですが枠の関係とベンチが埋まりやすいデッキなのでスタジアム自体の採用枚数を増やして雪道を対策することにしました。

ガラルサンダーは1枚にも関わらず当日のMVPでした。


ここからはグッズやサポートについてですが汎用カードばかりですので画像は一部割愛させていただきます。

・クイックボール、タッグコール、ポケモン通信 各4枚

初動に繋がる大事なカードたちです。今回の悪ミュウミュウは2ターン目デッドムーンを目指すことを最重要としています。なので最初のターンは先攻でも後攻でも必ず盤面に悪エネ2枚+ニューラ1体を目指します。この動きをできる限り成功させるために厚めに採用しています。

実際当日の9戦すべてで先手後手に関わらず盤面に悪エネ2枚+ニューラ1体は達成できました。大会終了後もこの構築で使用していますが9割近く成功しています。

・プレシャスボール 2枚

人によって採用するかどうか分かれるカードだと思います。使い方は足りない技マシン候補を持ってきたりデデンネGXやマニューラGXにアクセスしたりポケ通と合わせて好きなポケモンを持ってきたりといろいろです。

安定してデッドムーン使うことが今回の構築の目標でしたので初動の安定のためにも2枚と多めに採用しました。

・ふうせん 3枚

ポケモンいれかえと悩む枠です。デデンネGXや博士の研究でトラッシュに行く可能性と逃げるエネルギーが多いポケモンがメガヤミバンギしか入っていない点から恒常的に使えるふうせんにしました。

当日ブラッキーVのくろいまなざしで縛られ続けて負けかけた試合があったのでいれかえ1枚は欲しかったです。それ以外の試合はふうせんで事足りました。

・博士の研究 2枚

シルヴァディGXを採用していない点から代わりに使える優秀なドローソースとして採用しました。このカードやデデンネGX、クロバットVで引くことが前提の構築ということもありピン積みのカードを減らしている意図もあります。

・ボスの指令 3枚

枠があるなら4枚入れたかった。TAGチームで戦うデッキなのでVMAXに比べて耐えて勝つという動きがしづらいです。なので相手の倒されたくないポケモンを自分から倒しに行けるボスの指令はたくさんあって困りません。デデンネGXや博士の研究で序盤にトラッシュに行くこともあるので多めに採用したいカードです。また、このデッキは序盤からグッズやサポートで山がどんどん圧縮される傾向が強いのでボスの採用枚数を増やすことでドローが強くなりやすいです。

・レッド&グリーン 2枚         
・ナツメ&ハチク 2枚

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悪ミュウミュウが強い理由。採用枚数が2枚づつなのはどちらかを1回以上打ちたいのとシルヴァディGXを採用していないので後半レッド&グリーンが死に札になるためです。ナツメ&ハチクで闘エネとガラルサンダーVを持ってこれることは覚えておいて損はないです。

・トキワの森 3枚            
・基本闘エネルギー 1枚、基本悪エネルギー 10枚

トキワの森は初ターン悪エネ2枚を成功する確率を上げてくれるカードです。雪道対策も兼ねているので3枚の採用です。

闘エネルギーはガラルサンダーVで戦うケースは自分から進んでしたくないのと、ムゲンダイナなどのデッキ相手でもデッドムーンを使えれば有利に試合を運べるのでガラルサンダーVと合わせて保険での採用です。

悪エネルギー10枚は全部盤面につけることができればゲコゾロのあくのはどうで一般的なVMAXをワンパンできるためです。メガヤミバンギのギガフォールGXの追加効果も場合によっては狙えます。


■4.非採用カードの理由

シルヴァディGX            
特性はとても強力だけど雪道で止まりやすくなる点、レッド&グリーンの選択肢が増えて難しくなる点、ベンチが埋まりやすい点から不採用。

ベンチバリアのミュウ         
連撃ウーラオスにはミュウミュウで戦えればタイプ相性で有利になる点、ベンチを圧迫する点、チャーレムVの事まで考えてプレイできる自信がない点から不採用。

隠密フード              
シャドーボックス対策に考えましたが2ターン目デッドムーンを打つならばシャドーボックスが機能する前になるだろうからこの枠に割くぐらいなら初動をより厚くしたいと思い不採用。

アクジキング            
GXポケモンを出さないデッキ相手にコンバットで勝てるカードですがこのカードの採用で選択肢が増えるのはコンセプトからずれるので不採用。

オーロラエネルギー           
当日までに対戦経験が一度もなかったジュラルドンを警戒した点、手札コストを考えるのが難しくなると嫌な点から不採用。

グズマ&ハラ             
特殊エネルギーが入ってないので最大限効果が活かせないため不採用。         


■5.採用候補のカード達

採用候補のカードですここに記載するカードは最後まで入れるか悩んでました。

・ポケモンいれかえ        
メガヤミバンギスタートや逃げれなくなった際には欲しいカード

マオ&スイレン              
タッグコールから持ってこれるいれかえ兼回復カード

・4枚目のボスの指令、3枚目のデデンネGX  
実際に欲しいと感じた場面があったので今後のアップデートでねじ込みたいです。


■6.当日のマッチング

当日のマッチングですが大会に参加したのが初めてなので緊張して細かいところまでは覚えておりませんのでご了承ください。(サイド差までは覚えてません。すいません。)(他の方々記憶力良すぎではありませんか?)

まずは全体の結果から書きます。覚えているものはピックアップして記載します。

1回戦 VSムゲンダイナ      先攻 〇
2回戦 VS雪道こくばマホイップ  後攻 〇
3回戦 VS一撃(ブラッキー単?)   後攻  ×
4回戦 VS一撃ウーラブラッキー  先攻 〇
5回戦 VS雷型レックウザ     先攻 〇
6回戦 VS一撃ウーラブラッキー  先攻 〇
7回戦 VS連撃ウーラオス     先攻 〇
8回戦 VSスイクンビート     先攻    ×
9回戦 VS悪ミュウミュウ     後攻    ×

前述の通り6-3で125位でした。覚えている範囲で印象に残っている試合をピックアップしていきます。

2回戦 VS雪道こくばマホイップ
同姓同名でなければ対戦相手の方はなんとCL愛知優勝者のイトウトモキ選手
当日緊張していてどこかで見たことある気がするくらいに思ってたらとんでもない方が相手だったと後日気づいてびっくりでした。対戦中失礼を働いていたらすいませんでした。

対戦の内容の方はお互いに微妙な立ち上がりから始まりました。
こくばが先に進化して特性を使うもなかなか後続が続かずターンが帰ってくるがエネルギーの量的にデッドムーンが打てず、焦ってこくばにブラックランスを打つも耐えられる。(弱点込み300点で倒せると勘違いしてしまった。)
返しのターンでマホイップVMAXからブラダクがワンパンされてしまうがガラルファイヤーVにエネを集めていたので手札のボスと一緒に元気なこくばVMAXをワンパン。ガラルファイヤーVをマホイップで倒され、雪道を張られた。返しでトキワを貼れたのでガラルファイヤーV2体目からエネ3枚用意してボスで最初に倒せなかったこくば倒して勝ち。

弱点とボスで拾えた試合な気がします。弱点を付けるからこそTAGチームを倒されてもガラルファイヤーVで殴ることによって3-2-2のサイドプランを押し付けやすくターンを多めにもらえるので後半ドローが強くなりやすいから勝てたみたいに思っています。にしてもかなり運がよかったですね。

3回戦 VS一撃(ブラッキー単?)
この日唯一のたね事故でした。デデンネGXスタートでしかも後攻。しかし構築のおかげか後1でナツメ&ハチクからフル展開はできました。ただその後エネルギーがたくさん着いたポケモンがワンパンされるのを嫌ってミュウミュウのあくのはどうでお茶を濁した返しにボスでマニューラをとられてそのままずるずる負けに。
倒されない読みで強気にデッドムーンを打つべきでした。反省です。

7回戦 VS連撃ウーラオス
相手のスタートがデデンネで少し事故り気味。こちらは先攻でベストな動きができました。相手ターンメッソン2体と連ウーVが立つも返しで先2デッドムーンを決めました。連ウーが1体しかたっていなかったので先攻3ターン目にウーラオスをボスで倒して相手の投了で試合終了。
連撃相手はできるだけ早くウーラオスを倒すのが決め手な気がします。後デッドムーンは追加効果の有無にかかわらず打ち得です。

8回戦 VSスイクンビート
全く想定していなかったデッキが相手に。といってもここまで勝ち上がっているデッキですから強いのはあたりまえ。先攻を取れたのでいつも通りの立ち上がりからターンを返して、相手がバトル場のスイクンにジャイアントボムウォッシュ水を付けメロンでエネ加速して攻撃。こちらのバトル場はミュウミュウでしたので手痛いダメージです。
返しのターン正面を倒せばジャイアントボムでミュウミュウも倒されることが分かっていたのでボスでベンチのデデンネGXをグリードクラッシュで倒してサイド3枚とるもその後はエネのついているミュウミュウを倒されスイクンにわざを打たれ続けて最後に雪道まで貼られて完敗。
先攻2ターン目ボスないことにかけてミュウミュウ下げるのが正解だったかもしれませんが本番でその勇気がありませんでした。スイクンは今後のためにもちゃんと対策しませんとね。

9回戦 VS悪ミュウミュウ
最後の最後でミラーです。この日一番当たりたくなかったマッチングですね。腕が出るのと難しすぎて疲れるので。
とりあえずは後攻でニューラスタートから。相手はヌルスタートでした。相手の先攻1ターン目は予想通りの立ち上がり。悪ミュウミュウの理想ムーブですね。
このマッチング後攻の時点で不利なので僕はここからミスが許されません。後攻ナツメ&ハチクスタートでとりあえず及第点。手札にガラルサンダーVがいたのでベンチに出しておいてデデンネGXで手札を整えにいく。ニューラの2匹目を出したいが出すとベンチが埋まり相手に好き勝手動かれることが分かっていたので正面のニューラをベンチに下げブラダクを前に(体力的にワンパンされづらい。)(シルヴァディGX型なのでマニューラGXまで立つかは運によるからデッドムーンは無視。)
読み通り相手はマニューラGXは展開できずシルヴァディGXでブラダクに攻撃。返しのターンでガラルサンダーでシルヴァディGXを倒しサイドを先行。
相手はガラルファイヤーVでデデンネGXを取りお互いサイド4-4
こっちのターンでガラルファイヤーVをガラルファイヤーVで倒しサイド4-2でリーチ。
相手の盤面にエネが着いても5枚なのでデッドムーンは無いし、こちらの盤面は3エネ着いたガラルファイヤーVとガラルサンダーVがそれぞれ立っている状況。手札にボスがあったので帰ってくれば勝ちが見えていたが…
相手ミュウミュウ手張りガラルファイヤーV2体目から5エネ集めてボスで手負いのブラダク呼んでグリードクラッシュ追加効果でサイド4枚取りでこちらの負けに。
完敗でした。本当に強いて言うなら最初のブラダク前は相手はグリードクラッシュ打てない読みで強気のガラルサンダーV前置きエンドが正解だったと思います。最後のグリードクラッシュまで読めていなかった僕の練度不足ですね。


■7.おわりに。

そんなこんなで人生初の大型大会PJCS2021愛知は最終125位。Day1で幕を閉じました。負けて悔しい思いやもっと上を目指せたなと感じる点もありましたが何より心に残ったのが「ポケカ楽しい!」という思いでした。ポケカが好きで勝ちたくて大会にでるそんな場所にこれてめちゃくちゃ充実した1日でした。
まだまだ努力しないといけないこととか改善点とかいっぱいありますが今日のこの日を踏み台にしてまたこの場所に戻ってこれるようポケカ頑張ろうと思います。

最後になりましたが、PJCS2021愛知で対戦したみなさま、こんなにも拙い文章を最後まで読んで下さってくれた方々、そしていつもポケカを一緒にやってくれているみなさん本当にありがとうございました。


P.S.憧れのプレイヤーのとーしんさんにサイン頂けたのめちゃくちゃ嬉しかったです。

注:有料部分には何もありません。

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