1日1枚 Vol.18 12月19日 レンズ選び2

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昨日の続き。
所謂「シンデレラレンズ」とか「撒き餌レンズ」(どちらも好きじゃない表現です)と評判のお手頃単焦点レンズには手を出すべきでは無いと、個人的には思っています。それが心底欲しいなら話は別です。
こういったレンズは学業として写真をやる人とか、マジで予算が無い時か、小さい・軽いに魅力を感じる人か、これで十分(Enough)だと達観出来ている人向けだと考えています。そうじゃない人だと少なからず「あっちにすれば良かった」という後悔がやってきます。
最大の理由は「良いモノ」を知らないと「十分なモノ」ってその価値が分からないからです。分からない事が悩みの一端になっていると考えていますので、より良い1本を持っていて、廉価なレンズを買い足した結果、良い方を手放す、というのは大いにアリです。
最上位を買え、という事ではないです。背伸びして手の届く最上位のものを選んだほうが幸せ、という意味です。
大事なことですが、良いレンズを使っても写真のクオリティはそうそう上がりません。でもモチベーションには大いに効きますので、トータルでの写真を楽しむ時間はより豊かになります。

このレンズで練習して、って思ってる時間があるならバイトするなりお酒控えるなりして、取り敢えず買ってから金策に悩む方が個人的には健全だし効率的だと思っています。
ボディと違ってレンズには多少の無茶はアリです。ただし、重いと感じたら要注意。「重い」が何度も続くとそのうち心が折れますが、一方で重さによってモチベーションが高まる人も居るので見極めが難しいところです。


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