Vol.470 2023年1月17日 宣伝 

うす。
宣伝っす。よろしくお願いするっす。

↑にて公開されています。

何か文書いてみるか、と15分ほど光る画面を睨みつけましたが、特に妙案閃くことがなかったので、公開されてない写真でもアップしようかと思った次第。


X-T5 + LAOWA 10mmF4 Cookie(f/4.0 1/200秒)

ボケ感見てやろうと思ってパチリ。綺麗なボケか?って言われると否だね。でも超ワイドってことを考慮すると頑張ってると思いますよ。だけれども、フィルムシミュレーション変えてみるとあら不思議。

フィルムシミュレーションがETERNAブリーチ

そこまで気にならないよね。モノクロとかエテルナブリーチとか、あとクラシッククロームとかで落とす系にしてやれば、むしろカタチの残り方がキモチイイかも知れない。綺麗に滲んで拡散しちゃうとカタチがよく分かんなくて迫力に欠けることあるから「おやおやおや」と思いました。


X-T5 + LAOWA 10mmF4 Cookie(f/5.6 1/3000秒)

ワイドレンズでやりがちな状況を想定してパチリ。絞り羽根が5枚だった気がしますが、光芒が独特というかオールド感ある。これより外側に光源を入れ込むとフレア・ゴーストは目立ってきます。目くじらを立てる程じゃないよね。
結構頑張ってピントを手前のライトに合わせましたが、後ピンでした。像面湾曲は気にならない程度だと思いますが「テメー、中華レンズに過剰な期待してんじゃねーよ馬鹿野郎!」って思うよ。性能頑張ってるけど、レンズ交換の楽しみとか日常に持ち歩いて発見を楽しんでね、っていうのが本来こういう安価なレンズのコンセプトだからね。野暮だぞ♡

X-T5 + LAOWA 10mmF4 Cookie(f/8.0 1/1100秒)

ほとんど歪まないでしょ、凄いよね。
実焦点距離で10mm、画角で15mm相当レンズでf/8.0まで絞ればソコソコ来るだろうと踏んで目測でテキトーにMFしてパチリしたけど、これ拡大するとどこにもピント来てません。マジでやべーよ。20歳くらいのときはNewFM2にシグマの17-35mmF2.8-4っていうレンズ付けて20mmくらいでパーマセルで固定して、ノーファインダーとMFでビシバシ構図もピントも合わせられるくらい練習したんだけどね。
だからといってこのレンズでその修業しても返り討ちになりそうなのでやる勇気はありません。


X-T5 + LAOWA 10mmF4 Cookie(f/4.0 1/200秒)

絞り開放といってもf/4.0だけど、それでローファイな感じ出そうと思ってパチリ。純正レンズとカラーバランス違うからAWB使うのもちょっと気を使います。晴天固定とかのが考えなくて良いかもね。ってのが、時々「ん?」っていう色味になることがあるから。

あきらかに色味が違うよね。

こんな感じで、レンズの透過特性が純正レンズと違うのでAWBの判定が間違えることがある。純正レンズと傾向は違うから、そういうところも含めて楽しめる人向けってのが中華レンズだね。
全体的にLAOWAは少しお高いだけあって高性能なレンズが多いです。

中華レンズに何を求めるか?ってのは難しい問題で、安くて面白い写りをするっていうところからスタートしたような気がしていますが、最近では性能向上やビルドクオリティの向上に伴って少し上方シフト。するとワリと純正に近い辺りの価格帯なんだよね。今回紹介した10mmF4 Cookieみたいな輝かしい特徴があれば別だけど、普通に良いレンズが出てきたときに中華レンズを選ぶ理由があるのか?っていう。もう少し出して純正とか国産買ったほうが良くね?って。正常進化は本来喜ばしいことだけど、商品性が上がることが必ずしも魅力に繋がるわけではない難しさがあると思っています。
ま、カメラ大国の日本人の発想なので、ワールドワイドだともっと違う意見や視点があるのかも知れません。

このレンズを取り扱っている、というか正規輸入総代理店になっているサイトロンジャパンはLAOWA以外にもKamlanを取り扱っています。どっちも良いレンズ多いよ。LAOWAの高いレンズはビルドクオリティも高いし光学性能も高くて、ちゃんと良いレンズです。フルマニュアルなだけ。
Kamlanは55mm、50mm,32mmが名作です。
50mmのインプレはパッと見つからなかったんだけど、55mmと32mmは以下に。

トキナーってなってるけど具は同じだと思います。というか同じ写りだったし光学系も一緒。買うならカムランだね。安いから。

カムランの良くないのは下手に良いから真剣に撮っちゃうこと。あと寄れない場合が多い。お値段は気楽なんだけど、性能が真面目だから気合が入っちゃう。で、「今日は気分じゃないな」を繰り返した結果、防湿庫の守り神になりやすいです。
その点、コシナはやっぱり上手いよね。レンズ通信による程よい自動化とマニュアル操作のバランス。異常なビルドクオリティと光学設計。カムランは真面目。コシナはクレイジーです。
どっちが面白いか?っていうと、そりゃ狂ってる方が面白いのよ。

書き始めてみると、意外と筆がまわったね。

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