Vol.418 4月27日 宣伝とか

Z7 II + NIKKOR Z MC105mm f/2.8 VR S

普通フリンジのひとつでも出るモンなのだけれど、全く出なかった強者がZの105mmマクロ。さすがはSラインって感じです。私は面倒くさい性格なので「どうせ処理ってんじゃねーの?(レンズ補正で綺麗に見せてるだけなのでは?)」ってな事を思っちゃうワケで。
例えば、収差補正で綺麗に見せてるレンズの画像をチェックする際にはボケてる部分を拡大してみると、補正っぷりが見えてきます。まぁだからナンダ?って話なんだけどさ、決して安くはない代金を払って手に入れたデカくて高くて重いレンズが補正の雨あられだったらチョッピリ悲しいじゃない?って思うので、心を鬼姑にしてチェックしています。
あ、今の時代「鬼姑」みたいな表現はご法度かな?ご法度な場合は後日表現が変わる可能性がありますので悪しからず。

製品のコンセプトによっては、例えばサイズを重視する為に補正ガン盛りしてます、とかなら全然良いと思うんだけど、性能を売りにしてるラインで補正ガン盛りだったりすると「ん?」と、小さな疑問の芽がニョッキします。
分かりやすいチェック部分としては、逆光とかでピント位置の前後のボケてるところを見てみると、変に色消ししているような、スッキリしない描写の場合は十中八九補正されてると思って間違いないかと。

有名どころだとRFの50mmF1.2Lとか豪快だしRF70-200mmF2.8もナカナカの逸材です。個人的な意見を言えばRF50mmF1.2Lの写りは好きだし、何ならDLOだっけか?の補正掛けない方がもっと好きです。それでも、好きだとは言え35万ってタグだからね、正直「もっと頑張れたんでねーの?」とは思うワケで。
その一方で70−200はあのサイズ見せられちゃうと納得です。てか、キヤノンのスゲーな、って感心しました。テレコン使えればもっと良いんだけどね。ま、RF100-500っていう使い勝手の権化みたいな望遠ズームあるから、70-200がテレコン対応しなかったのも見事な戦略だと思います。役割分担がハッキリしてて良いよね。下手に対応力高めると中途半端になるからね。

ちなみに自分のレンズの場合はもう収差のチェックはやってません。収差の程度とお値段にも依るけど、収差はちょっとくらいはあった方が楽しいと思うようになったから。なのでレンズ買っても片ボケみたいな明らかにオカシイ写り以外はそれほど気にしません。

Z105mmマクロは個人的には凄く気に入っているレンズ。Z持ってないだけどね。かなりシャープだけどカリカリしてないので兎に角キレイに写ります。ボケはシーンによっては好みが分かれるかな。


さて、宣伝です。
来る6月7日のPHOTONEXT2022でセミナーをやります。場所はパシフィコ横浜です。
「トヨ魂のノリでやっちゃって良いよ」とのことでしたが、大人なのでトヨ魂のノリではやりませんが、正直な気持ちでハイエンドモデルの良いところと気になるところについてお話する予定です。

有料なんだね、さっき知りました。

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