見出し画像

1日1枚 Vol.62 2月1日 トヨ魂

トヨ魂電子版がスタートしました(で良いのかな?)。

本当は顔出ししたくないので目線とかスタンプで顔隠して欲しいんだけど、商売上仕方ないよね。

さて今回はトヨ魂電子版の裏話。

α1に触れてみると、α7登場時の何とも言えない「開拓しに来ました!」っていう感じが思い出され、とても感慨深く感じました。多分だけど開発の偉い人はこういうビジョンをずっと持ってたのだろうね。着実かつ堅実に、でもその歩みは迅速だったと思います。
豊田はソニーにとって完全に部外者だけど、それでも発表会とか説明会とかでαシリーズをずっと追っかけて来て、それでα1に触れてて「ここまで来たのか」って感動してちょっと泣きそうだったからね。

ところで、120fpsでのAE/AF演算処理について開発の人に質問した時に
「α1であれば、ファインダーに捉えさえすれば誰でも結果を出すことが出来るカメラです」って回答だったの。
ちなみに開発者って本当に出来る事以外には「出来ます」って言わないんだけど、言い切ったからね。それを聞いて「α1ならそうでしょうね」って思わずこちらも言っちゃいました。

作った人が「出来る」って発言する時、普通は条件を設定します。〇〇の条件で出来ます、とか、△△の条件であれば◆◆の性能が出せます、みたいなね。それか明言を避けます。
「α1であれば、ファインダーに捉えさえすれば誰でも結果を出すことが出来るカメラです」を振り返ってみると、その条件が「ファインダーに捉えさえすれば誰でも」とトンデモなくガバガバであることが分かります。

月カメリターンズのテストでα9 IIに触れましたが、アイツでもその片鱗(誰でも撮れるっていう性能ね)はあります。AFが凄いってのもあるんだけど、ブラックアウトフリーってのも結構デカイ。慣れればブラックアウトしても良いけど、個人的にはやっぱり見えてた方が良いと思います。ペリクルミラーのEOS-1n RSとか撮りやすかったもん。
α9 IIの話に戻るんだけど、コイツってAFがミスってもそこからの復帰が異常に早いです。このカメラでAE/AF演算は60fpsだったかな?それが効いててミスってもそこから3-4コマでちゃんと復帰する。これが他のミラーレスと違うところ。R5/6だと、ミスってピントを見つけらんなくなることがあるけど、それがα9 IIだとこぼれ落ちたピントをミラーレスとしては異常な精度で拾ってくる。
それでもって節操なく連写できちゃうから、結果が付いてきます。そういうダラっとした撮り方してるとチェックは地獄だと思いますよ。
α1だと、倍のfps(つまり演算)になってるし、どうせアルゴリズムも進化してるだろうからね。それに計算の回数が倍ってことは、乱暴だけど追従性能も倍だよ。

だから本当にファインダーに捉えさえすれば撮れるんだろうね。

そうそう、鳥優先だけに設定すると、画面内に鳥のカタチしたものがあると、本当に鳥にしかAFしないって。苦手な形状の鳥(クチバシがデカイ奴とか模様が多くてカラフルなやつとか)もあるけど、ま、時間の問題でしょ。

画像1

写真と本文は関係ないです。気分で選びました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?