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人生の原点となった映画

私の人生の原点となった映画は1968年に公開されたミュージカル映画「Chitty Chitty Bang Bang」(チキ・チキ・バン・バン)です。


これは、発明家ギャラクタス・ポッツとその子供たちが、彼の発明した空飛ぶ車「チキチキバンバン」に乗って冒険するファンタジー映画です。
最初から最後まで全てのシーンが印象的で、想像力を掻き立ててくれるような、子供が夢見るワクワク要素が存分に詰まった映画です。

この映画は私に知的好奇心とものづくりへの憧れを与えた作品です。

私がこの映画と最初に出会ったのは幼稚園生の時です。
親が言うには何度も何度も繰り返し観ていたそうです。
少し成長し、記憶が残っている頃も何度も観ていました。

特に好きなシーンは、序盤の朝ごはんのシーンです。
そのシーンは、主人公の家族の日常を描いたシーンで、全自動で卵を割ったり、トーストを焼いたりするマシンが登場します。
その自動朝ごはん製造機に当時の私は心を奪われました。
特にその決してスマートとは言い切れぬ、しかし遊び心のある機械機械した雰囲気が幼い頃の自分の心を惹き付けたんだと思います。

他にも、全てがファンタジーで構成されている訳ではなく、現実的なものにファンタジーなワンアイデアを加えたような発想が数多く登場し、またそれは今の自分のものづくりをする際のアイデアの考え方の1つにもなっています。

大人になった今でも、観る度に子供の頃に戻ったような、それでいて何か大切なことを教えてくれるような気持ちになります。

なかなかサブスクサービスなどではお目にかかれない作品ですが、もし機会があれば皆さんに観てもらいたい人生で一番の作品です。

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