見出し画像

#19 世界遺産訪問記(龍安寺&東寺(観智院)・2023/10/18)

2023年はかなりの頻度で京都に行く機会がありまして、こちらは娘の学校のPTA関連で京都に行った際に訪問した龍安寺と東寺(観智院のみ)の記事です
メインが学校関連の用事だったので、文化財周りはほんの少しだけ(この時点で14件(龍安寺に初訪問)/17件)

■龍安寺

言わずと知れた日本を代表する枯山水庭園、いわゆる石庭で有名なお寺ですね
訪問当日は平日だったのですが、さすがに人気のお寺で外国からの観光客の方々はもちろんですが、観光バスも相当な数で来てました
なんとなくですけど、コロナ禍が終わったんだなと思った瞬間でした

ホントは縁側に座ってゆっくりと眺めたいところなのですが、当日は滞在時間が20分ほどと限られていたので、座っていらっしゃる皆さんの後ろからざっと眺めるだけでした
なので、とても石庭の世界観のようなものは感じられなかったです、残念

元総理大臣の細川護熙さんが描かれた「雲龍図」の襖絵が特別公開されており、豪快な筆致の龍の姿が見られました
ほとんどの皆さんが石庭の方ばかり見ているのですが、その背中側にはこんなに見事な龍が踊っています

ご存じの方も多いことと思いますが、龍安寺の創建が室町期の細川勝元(応仁の乱の東軍総大将)ということで細川さんのご先祖様というご縁もあるようです

どうしても石庭ばかりが有名なのですが、南側には広大な鏡容池があり池泉回遊式庭園となっています
昔は石庭よりもむしろこちらの庭園の方が有名だったとか
このときは10月といえどもまだ温かかったので紅葉はまったく進んでいませんでしたが、四季折々の姿も見てみたいところです

■教王護国寺(東寺)(観智院)

先ほども書いたとおり学校のPTA行事のスキマ時間での訪問のため、東寺の滞在時間はほぼ1時間程度しかとれません
ということで東寺本体の方はあきらめまして、塔頭の観智院のみ訪問してきました

趣旨としては午前中に龍安寺の石庭を見て来たということで、趣の異なる枯山水庭園をということで観智院に狙いを定めてみたというところです

桃山時代作庭の「四方正面の庭」
客殿の前に広がる2017年作庭の「涅槃禄の庭-長者の庭」

京都は本当に見所が多くて何度訪れても新しい発見があるのですが、時間が限られている場合でも目的を絞ってみると短い時間でも面白い時間を過ごすことができますよ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?