Max8 Max/msp 入門 12
fendoapです。
動画です。
coll
collオブジェクトはインデックス付きのデータコレクションを可能にする。
route
routeもインデックスの概念と結びついており、リストのインデックスに基づいて特定のアウトレットからデータを送信する。
インデックスデータは、複雑な情報のルーティングに便利。
埋め込み テキストファイル
データを@embed 1で埋め込むこともできるがパッチサイズが大きくなる。
writeでデータをtxtファイルに保存しファイル名を引数として使用するかreadメッセージを使うとcollにデータを読み込むことができる。
タイミング
pipe
pipeはメッセージまたはリストを一定時間遅らせる。
delay
delayはbangを遅らせる。
clocker
clockerはmetroと密接に関係する。metroとの違いは出力。
clockerはbangで開始されてからの全体的な経過時間を出力する。
timer
timerは両方のインレットでbangを受け取る。左は計測を開始し右は終了する。ストップウォッチと同じ。右のインレットがホットであることに注意。
比較
比較オブジェクトがいくつかある。
韻律的タイミング
右側の大きなパッチ (ラベル6 ) は、メトリック タイミングシステムのコンテキスト内でこれらすべての新しいオブジェクト (およびいくつかの古いオブジェクト) を使用するパフォーマンス パッチです。
赤のセクション: • metro 4n: 4分音符単位でタイミングを生成し、トランスポートのタイミングに従ってビートを出力します。トランスポートが動作すると、このメトロも同期して動作します。 • この出力は2つの方向にルーティングされ、1つは makenote でMIDIノート（70番）を作成し、もう1つはトランスポートに戻され、現在の時間情報を取得します。
緑のセクション:
• 小節が >4 かつ <8 の範囲に入っている場合に、metro 16n をアクティブにします。これにより、16分音符のタイミングでランダムなMIDIノートが生成されます。
• 生成されたMIDIノートは pipe 4nd を経由し、遅延後に再生されます。この遅延によって、元の音より完全5度高い音が追加されます。
青のセクション:
• timepoint 17. 1. 0. が設定されており、トランスポートが17小節目の1拍目に到達したときに、シーケンスがリセットされます。これにより、パッチは最初の小節に戻り、ループが再開されます。
茶色のセクション
Key オブジェクトと Select オブジェクト: スペースバー（ASCII 32）が押されたかどうかを監視しています。スペースバーが押されると、 timer オブジェクトが両方のインレットで bang を受信します。
右インレットへの bang: タイマーを停止し、経過時間をミリ秒単位で出力します。
左インレットへの bang: タイマーを再開します。
BPM の計算: timer の出力を 60000 で割ることで、1分間の拍数 (BPM) を計算します。
Split オブジェクト: 出力された BPM を 30 から 200 の範囲に収めます。この範囲内の値のみが transport に送信され、テンポが変更されます。範囲外の値は破棄されます。
青と紫のセクション
• メトリック時間と標準時間の組み合わせ:
• タイムポイントオブジェクト: 6小節目3拍目に達すると、クロッカーオブジェクトが起動し、10秒間（10000ミリ秒）動作します。この間、4n（4分音符）ごとに2音のコードが生成されます。
• Delay 3000 オブジェクト: タイムポイントがトリガーされてから3000ミリ秒後に2音のコードを生成します。
オーバードライブの重要性
[オプション]メニューにある[オーバードライブ]設定について
オーバードライブがオンになっていると、イベント処理と計算が画面描画やグラフィック処理よりも優先されます。
オーバードライブがオフになっていると、描画処理はイベント処理と同じ優先順位になります。パッチの性質によっては、オーバードライブの方が、時間的に重要なイベント処理タスクのパフォーマンスが向上する場合があります。
Overdrive がオフの場合、トランスポート出力の表示が0ティックで常に行われるとは限らず、ノートの密度が高いときやコンピューターで他のタスク (Max で別のパッチを開くなど) を実行すると再生がぎくしゃくすることがあります。
タイム クリティカルな方法でイベントをシーケンスするパッチで作業する場合は、通常、Overdrive をオンにすることをお勧めします。
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