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ビートルズとタバコの煙が流れるオフィス

こんにちは、(株)ワイズオフィスの山田です。
ワイズオフィスの紹介シリーズ第3回です。
ワイズオフィスは一番長くいることになる神田神保町へ移転します。

神田神保町時代前期

神保町に移転した最初のビルは、エレベーターのないお好み焼き屋さんの4階でした。
このころは、ライター、デザイナー、イラストレーター、カメラマンなど、いろんなフリーランスが集まってきたそうです。
「文化教養講座」と称して、みんなでできたばかりの都庁見学や高尾山、全家族で西伊豆海水浴、谷川岳ドライブなどに行って、当時アラフォーだったおじさまたちがキャッキャしてたんですって。
そんな仲間たちと一緒に雑誌やパンフレットを作り上げるなんて、楽しそうです。
90年代に入ると、ラップトップ型のワープロ機が出始め、ワイズオフィスも導入、机の上がスッキリします。
このころの一番大きな仕事は、大学入学案内のパンフレット制作。
ほぼ半年かけて、取材や編集を行い、終盤になると大学職員の方たちと徹夜で校正をすることもあったそうです。
大変だったのは印刷会社の営業さんで、たびたび夜食を買いに行かされていたそうです。

そのころ、私が入社することになります。
社長もほかの男性従業員もビートルズ世代で、朝から晩までビートルズが流れている社内でした。
当時の編集者たちは当たり前のようにタバコを吸っていて、喫煙者でない私はきつかったです。
新人だったので、何も言えなかったなあ。
今なら、堂々とののしれるのですが(笑)
ちなみに、社長はその後肺を痛めてタバコをやめ、現在に至っています。

時代はワープロからパソコンに移っていきます。
それとともに印刷業界にも大きな変化がやってきます。それがDTPです。
ワイズオフィスもその流れに乗って、とはすぐにはいきません。
なんたって最強の「親指シフト」があったのですから。
クライアントさんから何度もせっつかれてようやくパソコンにしたのでした。

そのタイミングで手狭になり、同じ神保町でより広い事務所に移転します。

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