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【ラジオな話】アナログラジオってどう選局するの?

ラジオのお仕事をさせていただいていて、
年齢の若い人を中心に
時々聞くようになったのが
ラジオの付け方(選局)の仕方がわからない
という話です。

車についているようなデジタル選局ラジオ
(今ではBluetoothでラジオ機能がついてない
車もあるようですが)は、
簡単に該当するラジオ局を選べるので
比較的簡単かなと思います。

しかし、アナログラジオはやり方は簡単ですが、
調整が難しい!(わかる人にはわかるかな!?)

2024年年明けから能登半島を中心とした
能登半島地震が発生し、スマホなどが通信系が
使えない状況があるようです。

そうなった場合、テレビも考えられますが、
やはり電気がないとつけることさえ出来ません。

ラジオの良いところは乾電池でも十分な時間
つけっぱなしでも放送が聞けるところです


下の写真がアナログラジオです。
基本はFMとAMの2種類が聞けます。
(これには一部テレビも入ってますが)

このタイプの場合は、
①一番右のスイッチを左に持っていくと
ラジオの電源が入ります。
(最初はおそらくザーッと音が鳴ります=
どこのラジオ局の周波数にも合ってない状態)

②AMかFMの放送局どちらにするかを
選びます。

(参考)
AM:特性上比較的電波が遠くまで飛びます。
お住いのエリア以外(例えば他県)の放送波を拾い、
聞くことも場合によっては可能です。

FM:電波は遠くまでは飛びませんが、
AMに比べるとクリアに聞けることが多いです。
自分も働く、エリアがより限られたラジオ局
(地元密着系=コミュニティFM)はこちらになります。

③ラジオにはAM・FMともに周波数(チャンネル)が
放送局によって決まっているので、
このラジオだと「選局」と書かれているものを
グリグリと少しずつまわして、ラジオ局の周波数に
合わせます。



選局を動かすと写真下のFM・AMと
書かれた部分の上にある
白い部分(わかりますか?)が動きます。

それでアナログラジオの難しいのは、
周波数のピッタリな部分がわかりづらいところ

そこはもうゆっくりと動かして選ぶしか
方法以外ありません。

都道府県ごとにラジオ局の数は異なりますし、
エリアの限られたコミュニティFMを含めると
かなりの数になります。

首都圏であれば、
たくさんの放送局が聞ける場所もありますし、
田舎だともしかすると一局しか入らないことも
あるしれません。

出来れば、自分の住んでいるエリアのラジオは
どのくらい聞けるのか、車のラジオなどで
確認してみても良いかと思います。

そして、最後に一つだけお伝えしたいこと。

ラジオは放送波を利用している関係上、

電波が入りやすいのはやはり窓際


です。

是非ともこれだけは覚えておいてほしいです。

室内でも真ん中だと電波を拾わないけど、
窓際だと拾ってラジオが聞けるケースは
たくさんあります。

普段はアナログラジオを使って聞くケースは
減ってきているかもしれませんが、
災害時などいざという時にはとても有効です。

決して難しくはないので知っておいて
損はないと思います。

これも学校の授業で教えてくれるといいのにね^^


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