【ラジオな話】ラジオリポートについて

実は、ラジオのリポーターのお仕事を
過去に2年ほど担当させていただいたことがあります。

放送局によって体制はまちまちですが、
自分は一人でリポート先に訪問して、
簡単な打ち合わせ後、数分のリポートを
させていただいていました。

お喋りのお仕事は、パーソナリティではなく、
リポーターが先でデビューしたんです。

今でもラジオでリポーターさんが
お話を伺っているのを聞くことがありますが、
あらためて「対応力」がものを言うお仕事、
それがリポーターだと思っています。

・まずは時間通りにリポート先に到着する
(これは基本的な話ですね)
打ち合わせをさせていただきながら、
応対してくださる方のことを把握する

(どのような感じの方なのかとか
リポート時にお話がどのくらいできそうかなど)
補足情報の確認や周りの状況を把握する
(極力過不足なくお話ししたいため)
・リポートでのやりとりでの自分のボキャブラリー
リポートへのスムーズな準備、局と回線を繋いだ時の対応
(そもそも繋がっていなければ放送できないため)

考えればもっとありますが、
パッと思いついただけでもいろいろとあります。

特に今どこにいるのか、
どういう状況なのかという
情景を浮かべる話は行かないと
わからないことばかりなので、
リポーターの腕が試されてるなと思ってました。

しかも、ある程度リポートの時間は決まってるので、
自分が話しすぎると、全体尺が押してしまいますし、
お話を先方さんにインタビューする場合は、
その計算も必要でした。

インタビューされる方はもしかすると、
その方の初のメディア出演かもしれないし、
人生で最初で最後かもしれません。
そういう意味ではすごく痺れるような経験のできる
お仕事でもあります。

例えそうでないにしても、
お話を少しでも引き出すためには、
どうしたらいいかを自分なりに
いつも考えていた気がします。

終った後に「ありがとう」とか
「良い記念になりました」など
前向きな言葉をいただけると
すごく嬉しかったなと思っています。

今だったら当時よりもっとうまく
リポートできると思っていますが(笑)、
リポーターの経験は現在でも
すごく生かされていることが多くて、
そのような機会をお喋りのお仕事の最初に
いただけたことに本当に感謝しています。

今度は印象的なリポート回とか
話しようかな。
次回もお楽しみに~


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