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決断と目的

▼ぼくはよく人から『決断が早い』と言われる。
『早すぎる』とも言われる。

しかし、残念ながら頭が良くないので、その決断が悪い結果を及ぼすこともまま、ある。
もちろん、良い結果の場合もある。

▼よく、マンガやアニメ・映画などで『うだうだ考えてる暇はねぇ!』というセリフがある。カッコイイとは思う。

また、『後先考えずに動いて後悔するな』と言った言葉もある。
よく考えずに行動し、後悔したこと、そりゃぼくにもある。

しかし、どちらの場合もぼくには『考えなかった言い訳』にしかならないのではないか、と思える。

▼もちろん、考えるだけ考えて決断できないなんて事は最低だ。
決断には正解もなければ、良い結果を必ずもたらすなどの保証はどこにもない。
しかし、決断したからには全てについて責任を持つ。責任を持ちたくないから決断しないなどということは1番やってはいけない事だと思う。

▼どこかに『必ず正解の決断方法』とかいうような小冊子でもあれば、読んでみたいとは思うし、参考にはしたいと思う。しかし、それに従う気はない。
何故ならば、決断の責任をその小冊子に押し付けてしまう気がするからだ。

▼ぼくは自分でも決断するのが早いほうだと思う。
だから自分にとっても周りの人にとっても間違った方法をとる場合もある。

だからといって、何も考えていないわけじゃない。ぼくはぼくなりに頭をフル回転させているんだ。

何故早いか。
自己分析すると、『目的に沿うか沿わないか』で判断しているのだと考えている。

▼ぼくは頭があんまりよろしくないので、目的も2つ3つとはもてない。ただ一つの目的の為だけに頭をフル回転させる。

▼だからそこにつけこまれることも、今まで生きて来た中で多かったように思う。
騙されたりすることもあったし、多くの時間を費やした事もあった。
しかし、それらを悔やんではいない。
何故ならぼくはまだ生きているからだ。
生きていればまた違う決断をする事ができ、違う結果、違う環境を創る事ができる。

▼話を元に戻して。
ぼくは目的の為に頭をフル回転される。
ない頭はないなりに。

そして、決断をする。ただ一つの目的の為に。決断をしないということはしない。
それは、目的の放棄につながると考えているからだ。

これは舞台の演出しててもそうだし、他の仕事をしていても同じだと感じている。
決断を繰り返してこれかはも生きていく。

舞台演出家の武藤と申します。お気に召しましたら、サポートのほど、よろしくお願いいたします!