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出来ていないと思っていたら少しは出来ていたと気が付いた日

仕事を辞めてからかれこれ2ヶ月近くたとうとしている。
なにもやらずに日々が過ぎていき
寝たいときに寝て
起きたいときに起きる。

これほど贅沢なことがあるだろうか。
結果
夜行性になっていた・・・。

まるで引きこもりの若者のように
起きてテレビをみてご飯食べて
寝るまでYouTubeみて
これをずっと繰り返す毎日

さすがに1ヶ月くらいして
「これまずいかも」
と思っていたが
私の脳はそこがセーフティーゾーンと
認識してしまったのか
なかなか戻らない。

逆視道という心の学びを行っている中で
命には限りがあり
時間は有限であり
今を丁寧に生きることが大切だと
あんなに思い知ったはずなのに
人間の煩悩のおそろしさだわ。

師がときおり発信しているブログを見ては
「やばい・・・」
と思うのに行動できていない。

インプットしていても
実践できていないなとうしろめたさのようなものを
かかえながら過ごしていた。

そんな時に
「明日、庵においで。お前は聞いたほうがいいと思う。」
という呼び出しをいただき
美容院の予約があったがキャンセルし
どれだけ尻たたかれるかと恐れながら訪問した。

もう二人の門下生
愚か者の仲間たち。
同じような所で躓いていると招集されているのだ。

本日の師の話のひとつ
新しいことをやろうとするとき
いろんな理由をつけ進めなくなるのはなぜかという話なのだが
自分の安全を守るための機能が脳にそなわっているため
いつもの安全な場所から飛び出そうとすると
不安という沢山の理由を頭が思考する。

本日招集された含む愚か者の仲間が
そんな状態なのだ。

仕事をやめライターとして頑張ろうと思って
ブログを立ち上げようとかれこれ1ヶ月思っているが
沢山の理由を思考した結果
なにもすすんでない。

もう一人も
新しい事業をすすめる準備は整ったのに
いろんな理由をつけて
そこからすすんでない。

似たような状況なのだ。

やれない理由ばかりが浮かんでくる
逆視道でその対策も学んでいたが
中途半端に終わっている。

人は新しいことをやろうとすると
だいたい不安がでてきてすすまないことが多い。
やろうとすることが大きいほど不安も大きいはず。
危険という察知が大きければ大きいほど
脳は全力で制止にかかるだろうから。
それは脳が正常だという証拠でもあるのだ。
なぜなら脳の仕組みに恒常性維持機能という
自分を守るSP機能が付いているから。

ここで間違わないでほしいのは
それは本当にあなたが思っていることではないという事。

そのでてきた不安について
対策を徹底的に書いていったりして
つぶして消していくと最後は不安はでてこなくなる。
という対策まで学んでいるのに

今やるべきことができていない現状
ものすごく落ち込んで帰るかと思いきや
話を聞く中で気が付いた。

自分が無意識で出来ていたこともあったことに
そもそも仕事を辞める決意をしたときに
沢山の不安がでてきた。

貯金ないのにやめてどうするの
年齢的にいい職場はそんなにないよ
給料なくなったら家賃は生活は?
好きなもの食べたり好きなとこいったりできないよ
ほしい服も買えなくなるよ
ライターでなんかやっていけるわけない
ブランク出来たら復帰できないよ
社会からはずれるよ
仲間とも会えなくなるよ

それはありとあらゆる不安が次から次へと
でも学んでいたからこそ
それが当たり前の出来事で
それに対策をとっていけば行動できるとわかっていたのだと思う。

今回の話を聞きふりかえるきっかけをもらって
はじめてそう思えた。
それまでは仕事がいやだったから
逃げただけなんじゃないかと思っていたところもあった。

でも無意識に対策を思考し行動しているところもあったのだ。
ただ第一段階でそれをやめてしまったから
また立ち止まってしまっている感じなんだろうなと。

なぜなら今は不安はゼロではないけど
あんなに不安だった仕事をやめるということが
辞めてみたらそんなにたいしたことじゃないんじゃないかと
思っている自分がいるから。
あのときあんなに不安だった場所から
一歩ふみだしたら
踏み出した場所が今はセーフティーゾーンにかわったからだ。

自然と第一の壁を破ることができる力が付いていたんだと
自分をほめたいと思ったとともに
まだまだ浅くて修行がたりんなぁと思った。
もっと早く気が付き
自分で自分の人生を決めていけるようにならないとなと。

ものすごく尻をたたかれる覚悟でいったけど
少しの愛の説法と楽しい時間を過ごさせてもらい
忘れていたことに気が付くきっかけをいただけた師に感謝する日だった。






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