私がドイツへ挑戦する理由②

前回では“なぜ海外へ行こうと思ったのか?”について書きましたが、今回は“なぜドイツという国を選んだのか?”についてImproveAgencyの方から教えていただいたことや留学を決断するまでの過程を踏まえて、書いていきたいと思います。


なぜドイツなのか?

海外といってもたくさんの国があり、最近ではサッカー留学にも色々な選択肢があります。

少し前までは、世界の中でもトップレベルのヨーロッパの国々やサッカー王国であるブラジルなどの南米へのサッカー留学が多かったのですが、最近ではヨーロッパの中でも中堅国といわれる国々や東南アジア、オーストラリア、アメリカなど色々な国へ留学する人も増えてきています。

その中でも私がドイツを選んだ理由はいくつかあります。

ヨーロッパの中でも、イギリスのプレミアリーグ、スペインのリーガ・エスパニョーラ、イタリアのセリエA、ドイツのブンデスリーガはサッカー4大リーグといわれ、世界で最もレベルの高いリーグとされています。

私がどこでサッカーをしたいかと考えた時、サッカーの最先端であるこれらの国のサッカーを経験したいと思いました。
サッカーの文化がどのように国や地域に根付いているのか。どのような戦術や価値観、考え方を持っているのか。どんなことを意識してサッカーに取り組んでいるのか。日本とはどう違うのか。など、今までに経験したことのない新しいものを吸収したいと思いました。

しかし、はじめにコンタクトを取り相談させていただいたサッカー留学会社の中で1番の大手であるユーロプラスさんには、海外でサッカー選手として生きていくために、キャリアのスタートは少しレベルが落ちてもその国の1部か2部のチームでプレーした方がステップアップしやすいとのことで、モンテネグロを紹介されました。

モンテネグロで活躍→よりレベルの高い国へ移籍→最終的にドイツやスペインなどのトップリーグへ

このような経験や実績や人脈のあるユーロプラスさんの長期的なプランで海外でステップアップを目指すという提案はとても魅力的に思えました。

しかし、私としては経済的に余裕がなく、親からの仕送りにいつまでも頼っていられないので、上にあがるのは簡単ではないけれど、長期的に何年もの時間をかけてステップアップする余裕はないと感じていました。

本当にモンテネグロからキャリアをスタートさせるのが自分の目的に合っているのか考え、サッカー留学経験のある先輩方に相談を聞いてもらう中で、ImproveAgencyを紹介してもらいました。
前回にも書いたように、ImproveAgencyはドイツに特化した留学会社で、ドイツに関するより詳しい情報を得ることができました。

ImproveAgencyからは、ドイツなどのサッカー大国といわれる国は自分たちより下のレベルのリーグはあまり見ておらず、その国の1部とかで活躍してもドイツにくれば4部とか5部からスタートするのが実状だということや、逆にドイツの4部や5部だとしても結果を出せば下のレベルのリーグにも移籍しやすいという話を聞きました。

それならば、最初からドイツでステップアップを目指す方が言語を習得するにも、その国のサッカーに順応ことにもメリットがあると考えました。

そしてドイツのサッカーの特徴には他にもたくさんの長所があることを教えていただきました。

・環境がいい!
ドイツでは5部や6部といった下のチームでも、スタジアムを持っていて、グランドや施設もたくさんあり、サッカーに集中できる環境が整っているそうです。

・給料がいい!
ドイツのサッカーリーグは世界で最も観客が多いといわれていて、ビジネスとしてしっかり成立しており、6部や7部、8部に所属するチームでも選手によっては給料が出たり、住居や車を借りれたりするそうです。
ドイツ3部リーグの給料の平均年俸は約1400万円で、
日本では、J 2リーグですら約400万円なので、夢がありますよね!

・ワーキングホリデービザ(ワーホリ)が使える!
一生に一度、1年間のワーキングホリデービザというアルバイトなど仕事や、観光、就労、語学学校などなんでもできる滞在許可証は、使える国が限られていますが、ドイツではワーキングホリデービザを使うことができます。
1年目で十分な給料をもらってサッカーをすることは難しいので、1年目はバイトしながらサッカーをして、生活費用を賄っていきます!

・トランスファーマーケットに載れる!
トランスファーマーケットとは、ヨーロッパにおけるサッカー市場を載せた移籍のためのサイトであり、ヨーロッパのプロチームの選手の市場価値やクラブの市場価値、エージェント会社や代理人の情報まで網羅しています。
これによってヨーロッパ各国のリーグの情報や選手価値がヨーロッパ中で共有されるため、国を超えた移籍なども頻繁に行われます。
トランスファーマーケットはドイツ人によって作られた移籍専門サイトのため、他の国では3部や2部からしか載らないのですが、ドイツリーグだけ6部まで載ることができます!
来年からはきっと自分の名前も調べれば出てくると思うので、楽しみにしといてください!笑

・外国人枠がない!
他の国では外国人枠によって、試合に登録や出場できる多国籍選手の人数が制限されていますが、ドイツでは外国人枠がありません。
なので、ドイツに行けば外国人である私もチームに入りやすいというメリットがあります。

これらのことを踏まえて、自分は今、このタイミングで海外に挑戦するならドイツに行くべきだと判断し、ドイツサッカー留学を決断しました。


私はドイツサッカー留学を決める上で、色々な情報や手段がある中で、結局は自分自身だということを感じました。

どんな方法でどの国に行こうとも、結局は自分自身が目標を持ってそれに向かって突き進むことが結果につながるのだと思います。

私の場合、たまたまドイツが自分の目的に合っていると感じただけで、それが本当に正解なのかとかこれで良かったのかとか、行ってみなきゃわからないけど、例え他の国に行くとしてもそうやって自分で選んだ道を正解にしていくこと、ここで良かったと思えるように努力することが大事なのではないでしょうか。

私はこの挑戦が終わった時、心からそう思えるように目標に向かって突き進んでいきたいです!!










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