6部への道

自分は何かを決断する時、めちゃくちゃ悩む。
以前より悩むことは減ったが、どちらかといえば優柔不断なタイプだ。

以前にもnoteに書いたが、自分の選ぶ道に正解はない。ただ選んだ道を正解にするだけである。
と、私は考える。

それでもなお、自分は悩んでしまう。
でもそれはいいことだと思っている。
なぜなら悩んで悩んで選んだ選択であれば、それに決めたらあとはやるだけと吹っ切れるからだ。

今回6部に移籍することは、正直、苦渋の決断だった。
渡航前、来年4部にいってプロになると宣言して、上に上がっていくためにドイツに来て、1年目5部のチームに入れたのに、2年目6部のチームにいくなんて、全然胸を張って言えることではないし、正直周りに言うのも恥ずかしかった。

6部に行くということは、レベルを下げるということであり、そうしなければ試合に出れないという現実を自分に突きつけることであり、周りから、大口叩いてドイツ行ったけど結局通用しなかった、と思われるということであった。
そんなことはないのかもしれないが、少なくとも当時の自分はそう考えていた。

忙しかったと言っていたが、本当はそれが大きな理由で去年はnoteを書くことができなかった。
自分の決断に胸を張れなかったのだ。

それでも尚、6部に行くことに決めた理由は、Hohkeppel というチームがいいチームであることと、その悔しさをバネに変えてここから絶対這い上がっていくという覚悟を決めるためだった。

色々な葛藤があって悩んで、いろんな人に相談して時間をかけて決断した選択だからこそ、6部での1年間、思いっきり自分と向き合う事ができたのだと思う。

もし、中途半端に下のカテゴリーに行きたくないからと、そこら辺の5部のチームに行ってたら、試合にちゃんと出れなかったかもしれないし、出れたとしてもここまで本気でやれてなかったと思う。

今は、この決断に胸を張ることができる。
自信を持ってnoteに書くことができる。
そのくらいそのチームで成長させてもらえたし、成長することができた。
それが、選んだ道を正解にすることだと思う。
それができなくなった時が、サッカーを諦める時なのかとも思う。

今はHohkeppelではなく、また違う5部のチームに移籍しているが、それもまた同じことの繰り返しである。
たくさん悩んで決断した道、新しいチーム。
そしてその選択した道を正解にするために、今を一生懸命がんばる。

同じことの繰り返しだが、同じではなく、
違うことのようで、同じことの繰り返し。
それが、成長なのかもしれない。

これからも歩みを止めない。
成長し続ける。
日本代表になるために。

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