頭を使う
こんにちは、上田悠介です。
今回は頭を使うと言うことについて考えていきたいと思います。
練習していても、試合をしていても、『頭を使え!』と言われることも多いとは思います。
僕も結構言われてきました。
言われたものの、『そもそも頭を使うって何?』と思っていました。なんなら『その使い方をってやつを教えてくれよ。』と思ったものです。
現在はその意味もわかってきたようにも思いますし、実際頭を使うと言う意識を置いてからは、野球の深みも知ることができました。
今日はそんな頭の使い方について、考えていきます。
それではよろしくお願いします。
頭を使うとは?
頭を使うとはどういうこととか。
そもそも野球というスポーツは、いろんな展開が一瞬で起きるスポーツです。一瞬で起きると言うことは、判断する時間が短いと言うことです。
判断が遅れるとプレーや試合の流れに影響が出ますし、それこそ『頭を使え』なんて怒られるかもしれません。
頭を使うと言うことは、その時にできる最善の判断をしなさいと言うことです。打撃にしろ、守備にしろ、走塁にしろ、判断が試合の流れを作ります。
最善の判断はどうやっているのか。僕は一番は準備をしておくことだと考えています。あらゆるパターンを想定し、実際に起きた状況でいかにそのイメージを具現化できるか。これに尽きると考えています。
これは実践でその感覚を磨くことが一番ですが、まずは自分の中を知っていくことも重要です。自分の中とは、自分の持っている力量のことと認識しておいてください。
肉体とメンタルとで分離して考えてみます。
肉体面
自分の身体はどこが弱いのか、逆に強いところはどこか。
肉体がしっかりしていないと、例えいい判断ができても、思うようなプレーはできません。過信せず、今の自分の肉体を知り、弱いところ、強いところを洗い出す作業が必要です。
弱いところを出すことは勇気がいるかも知れませんが、一度出してしまえば、あとは成長しか残りません。是非ピックアップしてみてください。
強いところは自信を持って、どんどん伸ばしましょう。謙遜する必要はありません。過信はダメですが。
メンタル面
感情を知ること。
感情が理解できれば、人間がプレイしている限り色んなヒントが見つかるはずです。その人をよく観察していれば、何を待っているかもなんとなく見えてきますし、時には確信のひらめきも生まれます。
技術的なことは練習するのが一番早いです。そして練習は、やりたいことを明確にしてやる方が遥かに効率がいいので、自分の中を知ると言うことは練習の効率化にもつながります。
自分の中を見つける最速の方法は、試合や練習を感じることです。ただやっているだけじゃなく、感じることが大切です。上質な試合を経験すると、引き上げなくてはいけないレベルがわかります。
強い相手と試合し、自分の感覚を研ぎ澄ましましょう。そして自分を見極めをしましょう。性格の観察もお忘れなく。
そして効率の良い練習をするための素材を集めましょう。
肉体とメンタルが整えば、あなたは頭を使う準備ができています。
練習を彩って、素敵な時間を過ごしてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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