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お絵描きの話(僕のお絵描き歴)

 僕のTwitter(平戸エデル幽助 @Grampus_Zelvia)をフォローしていただいている方は知っているかもしれませんが僕は(全く上手くありませんが)イラストを描くのが好きです。
 そこで、今日は僕のお絵描きの歴史を再現イラストとともに振り返っていきたいと思います。​

1・描き始め

 僕のイラストのルーツを一言で表すと
「ぬいぐるみ遊びの延長」
です。
 今も割とそうですがぼくたち兄弟はぬいぐるみが好きだったので、ぬいぐるみ遊びの中でお話を考えることに熱中していました。
 双子なのでお話の設定を事細かに言葉にしなくてもお話が成立する。ということもあり、普通の兄弟よりハマっていたと思います。
 そのお話を絵本のようにしたのが僕のお絵描きの始まりでした。一番最初のころにかいていたキャラクターは次の二つです。

あらいぐまラスカル

あらいぐま

ねずみのモル

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 このころのキャラクターは、ぬいぐるみをそのままキャラクターに落とし込む。といったかたちで表情がほとんどありませんでした。まだキャラクターとして自分の頭の中で動かすということが全くできなかった時代の作品です。

2・初めてのオリジナルキャラ

 小学1年生くらいの時だったでしょうか。初めてのオリジナルキャラクターが生まれました。それは物語の登場人物として登場させたキャラクターで、その話の内容はこのようなものだったと記憶しています。

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 地面に穴を掘り、そこに家を建てて暮らすミミズとモグラのお話です。ある日突然地下通路にいもが生えてきて封鎖されてしまい、ふたりで泣きながら芋を食べまくるというような内容です
。毎日毎日芋ばっかり。もう飽きたよ~。という「およげ!たいやきくん」を思わせるようなセリフが特徴的です。(うろ覚え)
登場するキャラクターは以下のふたり

モグちゃん(モグラ)

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ミミちゃん(ミミズ)

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えー。正直な感想を申し上げますと、少し気持ち悪いです。


 しかし、モグラはまだしもミミズが主役の物語というのは我ながらなかなか斬新だと思います。
 当時冬場の鍋料理が大嫌いだったのです。というのも鍋に入っている野菜が大きいし、量も多かったので飽き飽きしていたのですね。そんな気持ちから生まれたこの作品とキャラクターですが、キャラクターに関してはこのお話ありきの存在なのですぐに消えました。

 そんな少し不遇なキャラクターですが、僕のお絵描き人生の中で重要なキャラクターの一つです。ぬいぐるみをそのまま絵にしたキャラクターから進歩を遂げたといえる作品です。

3・中学生時代

 中学生のエデル少年はまたイラスト人生を変えるキャラクターを生み出しました。それは上野博物館で売られていた忠犬ハチ公のぬいぐるみを基にした「ハチ」です。

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 このキャラクターは基本的に着色が一切されていません。しかし、このキャラクターの特徴はそこではありません。
 目の形です。それ以前まで(自分の中で)主流だった白目に黒目を入れるというスタイルから白目と黒目を同時に描き上げるスタイルに変化しました。この目はかなり気に入っていて、この後のキャラクターたちにも採用されていくことになります。

 また、ゆるキャラにはまった時期でもあります。
当時の好きなキャラクターはくまモン(熊本県)、さのまる(栃木県・佐野市)、ふっかちゃん(埼玉県・深谷市)、しんじょう君(高知県・須崎市)、しろまるひめ(兵庫県・姫路市)などです。
 これらのゆるキャラ達もまた僕の描くキャラクターの表情を豊かにしてくれたかもしれません。

ちなみにハチはその後ラインスタンプになりました。

[ハチのサッカー観戦スタンプ]
https://line.me/S/sticker/1472193?lang=ja&ref=lsh_stickerDetail

[ハチのスタンプ 2 日常編]
https://line.me/S/sticker/1479653?lang=ja&ref=lsh_stickerDetail
※どのようなスタンプか見てもらいたいのでリンクを貼っています。
心配は不要かと思いますが購入はお勧めしません。

3・高校生時代

高校性の時に生まれたキャラクターはカワウソとパンダです。

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 この二つのキャラクターは今もよく使うお気に入りのキャラクターです。
 このころから少しずつキャラクターに表情を漬けられるようになっていきます。ぬいぐるみは表情が動かず、また、動物のぬいぐるみというのは眉毛などがないことからそれを基にしたキャラクターは表情を描くということが難しいです。そこで、眉毛の代わりにしわを用いる、目の形で漫画的な感情表現を取り入れるといった工夫を始めたのがこの頃です。

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 少年漫画などを読むようになったのが高校生あたりなので(それまでの漫画といえば伝記や○○のひみつシリーズなど)目を使った感情表現はとても新鮮なものだったと思います。特にキャラクターの顔のバランスまで変えて激しい感情を表現するギャグシーンなどは当時の自分には全くなかった発想なのでとても勉強になりました。

また、このころからサッカーチームを応援し始め、マスコットの魅力にもハマっていくようになります。

4・大学生時代(現在)

 大学進学前の春休みには鋼の錬金術師の完全版を購入して読み、荒川弘先生のギャグコマから多くのことを学びました。
 また、インド神話と犬を組み合わせたキャラクターのギャグマンガ、シヴァ犬を描き、スタンプにもなりました。

[しばいぬと一緒]
https://line.me/S/sticker/10042962?lang=ja&ref=lsh_stickerDetail
※タイトルに神様の名前を入れたままでは審査に通らなかったため、柴犬のスタンプとしてリリースされています。

 下書きが30話ほどあるのですがめんどくさくて描き上げていません。(なのにスタンプは作った)

また、アニメーションスタンプにも挑戦しています。

[うごうごアニマルズ]
https://line.me/S/sticker/10099400?lang=ja&ref=lsh_stickerDetail

こちらのスタンプは会心のできで、もしもラインポイントが余っている方がいれば是非。という感じです。

そして、大学時代の最初に述べたように荒川弘作品から表情を学んだカスタムスタンプがこちらです。

[カスタム・カワウソスタンプ]
https://line.me/S/sticker/11482619?lang=ja&ref=lsh_stickerDetail

これに関しては本当に会心のできなので知り合いに自腹で配りたいほどです。

例えば

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のようにキャラクターの顔を崩すという手法は今までで一番大きく変化したポイントかと思います。

タイトルの画像も大学に入ってから描いたものです。
輪郭をなくす、もしくは目立たなくしてかわいらしい印象に仕上げるということに最近少しはまっています。

かわうそラビリンス


ヘッドホンをしているカワウソが一番のお気に入りです。
⇓単体作品

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ふてぶてしい感じが可愛いです。

カワウソの親子

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5・最後に~僕とイラスト~

 上にあげた作品を見ていただけるとわかる通り、人間の絵を描いてきていません。そもそも僕のお絵描きがぬいぐるみ遊びの派生であることから、写実的な絵や人間を描きたいと思うことがなかったので、イラストを上達させようという気がさらさらなかったのです。

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ちなみにこれは試しに人間が出てくる漫画を描こうとしたものです。下手すぎてやめました。

・ゆるキャラ系のイラストばかり描いていたからかサッカー選手が丸い
・イラストを本格的に学んだことがないのでデッサンもくるっている。
・失点したGKがなぜか悦に浸っている
・全体的にキモイ

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↑ Jリーグのジャッジリプレイに腹を立てたときに描いた4コマ漫画。
大いに反省している。(右上から下に読む)

 僕は今まで通り、特に上達すること無くマイペースにイラストを描いていくつもりです。最後まで読んでいただきありがとうございました。