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「Handmade Electronic Music - 手作り電子回路から生まれる音と音楽」を試してみる(その2)

『Handmade Electronic Music - 手作り電子回路から生まれる音と音楽』という本の内容を試してみる記事の2回めです。まだ読んでいない方は前回の記事を参照ください。

今回は第5章「痙攣するスピーカー」を試してみます。
電池とスピーカーを使って音を作っていきます!

やったこと
・電池をスピーカーに繋いでみる
 実はスピーカーに直接電池を繋ぐだけでも音が鳴ります。

・ヤスリとスピーカーを繋いでみる
 表面がザラザラしたヤスリのような金属を使うと、電気の接触が不安定になって、引っ掻いたような音が鳴ります。

・スピーカーの上に金属片を置いて繋げてみる
 スピーカーに電気が通った際のの振動で金属片がカタカタと音を立てて動きます。その動きで電気の接触が不安定になり、相互作用で不規則に震えるような不思議な音が鳴ります。


使ったもの
・スピーカー(ダイソーにて300円で購入)
・単三電池2本、電池ボックス
・みのむしクリップ
・ヤスリ(100円ショップで購入)
・金属片(クリップ、1円玉、iPhoneのSIM挿すための金具など)
電池ボックスとみのむしクリップは持っていない場合が多いかもしれませんが、Amazonなどで簡単に買うことができます。このような実験をするなら買っておいて損はないです。

スピーカー
本の中では古い家電から取り出すのを推奨していて、実際その方が面白いのですが、今回はお手軽にダイソーの300円スピーカーを分解して使ってみました。

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分解する場合はスピーカーの付け根の配線が外れやすいので注意してください。

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単三電池と電池ボックス
電池ボックスを使う代わりに、100円ショップで9V 電池を買えば直接みのむしクリップに繋ぐこともできます。

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みのむしクリップ、ヤスリ、金属片
金属片は小さくて軽いものなら何でも大丈夫なので、家の中を探しましょう。

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関連した作品
書籍の中ではAaron ZarzutskiやAlex Bakerの作品が紹介されていますが、ネット上で見ることが出来る映像を探せませんでした。
今回試してみたようなスピーカーを使った作品を見つけたら、また紹介したいと思います!

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