妻との『 死別 』前最後の 家族旅行 in 富士急ハイランド編
ママと行った最後の夏の旅行後編『富士急ハイランド』
1 富士急ハイランドホテルに到着しすぐ出発!
2 トーマスランドへ
3 にいにが本当にヘンだ
4 にいにの怪我発覚!
5 整形外科を探しすぐ受診
6 左肘肘頭骨折と判明
7 トーマスランドへ戻りママたちと合流
8 富士急ハイランドホテルで宿泊
9 ホテルチェックアウト
10 かちかち山ロープウェイ
1 富士急ハイランドホテルに到着しすぐ出発!
キャンプ場からすぐ近くだったのでほどなく富士急ハイランドホテルへ到着し最初にホテルにチェックインし、荷物を預ける。そして富士急ハイランドへlet's go
富士急ハイランドホテルから出てすぐ「リサとガスパールタウン」がある。
詳細は上記サイトを参照されたい。
ここの入口の看板前で記念撮影
このタウン内にもグッズショップ等ママの興味を引くお店がたくさんあったが、まずは富士急ハイランドへ入場する。
2 トーマスランドへ
トーマスランドへ
やはりけんけんとママの意向でまずはトーマスランドへ。
トーマスランド内の様々な乗り物へ乗る。
上記は「パーシー」か、写真撮影用の置物だ。
早めにお昼を取り午後も頑張って遊ぼう❗️ということで混み出す前のフードコートで麺類等を食べ再度出陣する。
さらにみんな楽しそうに水上ボート?船に乗る。
パパはカメラマンということでベンチで休憩しつつ、みんなのボートが来たらスマホを構えてみんなの笑顔を撮影。
3 にいにが本当にヘンだ
午後になり、昨晩から今朝にかけてぐずついた天候だったのが嘘のように暑くなって来た。アスレチックで遊んだら汗をかいたのでみんなでかき氷を食べることに。
ママとけんけんをベンチで待たせ、パパとにいにとねえねでみんなの分のかき氷を買いに行く。にいにとねえねに持ってもらう‥‥‥‥
にいに、なんでかき氷一個持つのにそんな辛そうなん❓両手でプルプル震えそうなくらいだ。そんな重いか❓それともふざけてるのか❓と思ったパパだったが、ママとけんけんの待つベンチへ。
4 にいにの怪我発覚!
みんなでかき氷をつつき始めたが、やっぱりにいにはかき氷のカップを持つのももどかしそうにしている‥‥⁉️
ママ「にいに左手が❗️」ママが異変に気付く。
左肘がものすごく腫れていた。パパはさっきまで散々写真撮っていても全然気付かず‥‥‥‥
「にいに一体どうしたの」パパもママも遊園地気分も吹っ飛びにいにに聞くと‥‥‥‥
にいに「昨日キャンプ場で水汲み行ったときに転んで肘を打った」なんと昨日か❗️
昨日から変な行動を取っていた理由がやっと分かると同時に何ですぐ言ってくれなかったのか‥‥‥‥
この分なら左肘は骨折しているだろう。昨日すぐ言ってくれれば救急車も呼んだのに‥‥さぞ痛かろうに……
5 整形外科を探しすぐ受診
過ぎたことを言っても仕方ない。問題は今どうするかだ。さあどうしよう。
ママとねえねとけんけんで引き続きトーマスランドに滞在する。パパとにいにで近くの整形外科を受診することにした。
山梨県河口湖周辺で整形外科を探す。今日は8/12お盆じゃん‥‥‥‥こんな日にやってるとこあるか‥‥‥‥あった❗️すぐ近く富士急の「富士山駅」駅ビルの中にある整形外科がやってた。すぐ電話して診察をお願いした。
駆け込んだ整形外科は、診察案内によると祝日も含めて毎日ある‥‥‥‥いつ休んでるんだ?先生とか看護師さんとか大丈夫かな?と思いつつ、午後の診察開始前に受付し、順番一桁が取れた。
にいに、昨日の夕方転倒したんだろうからまもなく丸一日が過ぎようとしている。にいにの細い手の肘を中心に普段の1.5倍くらいに腫れ上がっていた。どうしてすぐ気付いてあげられなかったのだろうかと自己嫌悪。
触れると激しく痛むようだ。小学5年生が救急車で運ばれてもおかしくないだろう怪我を丸一日近く隠し通すなんて‥‥‥‥。
診察が始まり、すぐレントゲン撮影。その後映像を見て診察となった。
6 左肘肘頭骨折と判明
素人の私が見ても分かるくらいに、前腕の骨の肘関節部分「肘頭」と呼ぶ部分、ばっくり割れて離断したようになっていた。
医師から「左肘肘頭骨折」と言われたように記憶している。
早速「シーネ」という固定具を装着することになった。医師から「どうしますか?」と聞かれ、「明日千葉の家に戻りたい。地元の病院へ行きたいので紹介状をお願いしたい」と話した。
「分かりました」という医師。私の方から「手術が必要ですか?」と尋ねたが、「それは転院先の医師に確認して下さい」とかわされた。
固定措置をして、包帯を巻き、三角巾で吊り、痛み止めの飲み薬を処方してもらった。ママも心配してるだろうから「骨折してた」とメールする‥‥
ママから「全治何ヶ月だろう?」とメールが来て、聞くのを忘れたことに気づいたが、応急処置だけだったし手術をするしないでも変わってくるだろうから家に帰ってから地元の病院に確認するしかないと思った。
7 トーマスランドへ戻りママたちと合流
さて、トーマスランドへ戻ろう。夕方になってしまったし、骨折しているとなるとかなり行動に制限も掛かるが、ママとねえねけんけんも心配してる。富士急ハイランドへ再入場する。
すぐ合流し、様子を聞くとけんけんが「トーマストーマス」と言って色々遊んだらしい。とりあえずは良かった。夕方になり、あと少しみんなで遊ぶも、にいに昨日から心身とも疲労がピークのようだ。
止むを得ず早めにホテルへ戻ることにする。「なーにまた今度治ったらみんなでリベンジに来よう」とにいにや家族みんなに言って努めて明るくした。
このときは本当にそう思っていたが‥‥‥‥もうママと一緒には行けなくなった。
また、これからにいには約半年に渡る骨折とのいわゆる闘病生活を送ることになる。
8 富士急ハイランドホテルで宿泊
ホテルで夕食を食べ宿泊する。にいにが骨折しているので、ローストビーフなど美味しいお肉を持ってきてあげるなどして、にいにのお世話をしながら家族みんなで美味しく頂いた。
次の日の予定だが、にいにの骨折のことを考慮し、シャトレーゼ白州工場見学は残念ながら取り止めにした。ゆっくりお土産を購入し、河口湖そばの「かちかち山ロープウェイ」に乗り、その後早めに帰宅することにした。
9 ホテルチェックアウト
翌朝、ホテルチェックアウトに際して、けんけんがトーマスの高価な木製レール用おもちゃを希望し、いささか高くついたが、カッコいい造形をしている。「スペンサー」だ。
参考画像が用意できず申し訳ない。アマゾンだと1734円だが、ホテルのときは定価3024円で購入した。トーマスランド現地価格ということで納得して購入したが、アマゾンだとここまで安いとは思わなんだ。
トーマス達機関車と一線を画すカッコいい流線形をしている。木製レールのトーマスを持っている方々におすすめしたい。
また今度来ようね〜と名残惜しくも富士急ハイランドホテルを後にした。繰り返しになるがママともう一度来たかったが、もう叶わなくなってしまった。
10 かちかち山ロープウェイ
一路河口湖畔へ戻り車を止め「かちかち山」へ、ロープウェイで山頂へ登る。
河口湖周辺を一望する眺めが良好だった。
そして「無病息災・恋愛成就」の御利益があるという「天上の鐘」で記念撮影
天上の鐘は、子ども達の顔をUPするため、上半分切って撮影した。
その後、早めに現地を後にし高速に乗り帰宅したが…その後のことを思うとご利益どころか……
撮影がまずかったか?それにしたって……と思いたくなったが、
この旅は最愛の妻との最後の旅行となり、忘れてはならないかけがえのない思い出となった。
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