東京に行ったら必ず訪れたい写真展
来週末から仕事がお盆休みに入るので、2泊3日で東京に遊びに行くことにした。6月に行った際はソール・ライター展に行ったので、今回も何か良さげな写真展をやっていないかと調べてみると、2つ気になるものを見つけた。
1.石川直樹 写真展「いつでもどこでも写ルンです」
石川さんは極地を旅する探検家なので、そういった極限状態でも問題なく動作し、すぐさまシャッターを切れる写ルンですを重宝し、よく携行するそうだ。詳しくは以下のインタビューに書かれているが、自分が特に気に入ったのはこの言葉。
結局、のこる写真っていうのは変な自意識が入らないもの、つまり何も考えないで、撮らざるをえないから撮ったものなんだと思います。だから、芸術だアートだなんて考えずに、いいと思ったら撮る。それだけですよね。
2. 荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-
アラーキーこと荒木経惟の写真展。実を言うとアラーキーの写真はそれほど見たことがないのだけれど、僕の好きなバンドのヴォーカルのポートレイトを撮っていたり、村上春樹の著作「職業としての小説家」の表紙も彼が撮ったものだと最近知った。
森山大道もそうだったのだけど、それまではさほど惹かれなかった写真家でも、写真展でその作品を目の当たりにして好きになるというパターンも少なからずある。好きにならなかったとしても、作品を目にして何かしら感じることがあるかもしれないし、自分が写真を撮るうえでのヒントみたいなものも見つけられるかもしれない。そういった意味で、いろんな写真展に足を運ぶことは意義のある時間とお金の使い方だと思う。
写真というのは撮らなければ上達するはずがないのだけど、「自分はどういう写真が好きなのか。撮りたいのか」ということをはっきりさせるためにも、できるだけたくさんの作品を見ておこうと思う。
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