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そうだ大学院へ行こう

2011年、大学3年生の冬。「就職したい」という気持ちなんて1mmもなく(本人は当時それに気づかず)、なんとなく違和感を感じながら周りと同じように就活をしていたときに、ふとこんな思いが込み上げてきました。

「私、オリジナルの人生を歩みたかったんじゃなかったっけ?」

と同時に

「私、このまま大学の勉強終われるの?何の成果もあげてないじゃん。」

これが私の「そうだ大学院に行こう」の原点。
こうしてまずは大学院の修士課程に行くことを決意し、のちに博士課程へと駒を進めることになったのです。

ここで軽く自己紹介を兼ねて。
経歴:地方の私立高校を卒業後、ICU(国際基督教大学)教養学部に入学。同大学の修士課程を出たのち、就職をし、2019年に退職後、東京大学大学院の博士課程に入学しました。

と、サラッと書いてますが、学部から修士に行くとき実は相当悩んでいました。
「文系が大学院に行くと食えなくなって、人生詰む」なんていうことが、まことしやかに語られていたため、(←今思うと、噂でしかありませんでした。)
「大学院に行って、研究者を目指すなんて、無謀な挑戦に手を出していいんだろうか」と思い、不安に苛まれていたのです。。。

今だから言える。あの時の自分に言いたい。
絶対大丈夫!!

「頑張ったけど、学位(修士号・博士号)がもらえなかった」
「博士をとっても研究者として食っていく手段がない」
なんてこと実は稀。
そうならないようにしてくれるカルチャーが大学院には備わっています。

といっても、世間一般にはそれが知られていない。
なんて悲しいことだ😢
大学院に行って好きなことを突き詰めたい学生が正しい判断で進路を選ぶことができない。。。
この状況を変えたい、そしてかつての私と同じ気持ちを味わっている学生さんに少しでも前向きに進路を選んでいってほしい。
そんな思いで他の記事では、私の実体験をもとに、文系院生の実情や大学院進学のノウハウをお伝えします。
大学院進学やそこから先の進路選びに役立ててください!






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