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デザイナーとして社会に出た新卒がこれまでの人生を振り返る

はじめに

みなさん、はじめまして。

このnoteをお手にとっていただきありがとうございます。大阪での16年間の学生生活を経て、働く街、東京へ放り出された新卒デザイナーがこれまでの人生をサクッと振り返りたいと思います。

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生まれについて

大阪の千里という街全体が公園のような緑の多いニュータウンで育ちました。

3歳くらいの時にヴァイオリンをしていた母の影響でピアノをポロポロと触り音楽をはじめ、ネイティブの英会話教室やスイミングスクール、少年野球、ボーイスカウトなどやりたいことは片っ端っから全部やらせてくれる自由な家庭で生きてきました。

学校ではヒョロヒョロでいじめられそうだけど、参謀的立ち位置で強いものに巻かれて生きているキャラだったと自負していますが、母曰くいじめられているのに気が付いていないだけだということです。

小学校中学校は万年補欠の野球部でした。暑い日も寒い日も雨の日も雪の日も野球をしていました。ヒョロヒョロにはキツかった。

高校では、合唱コンクールで合唱のピアノ伴奏をして最優秀賞や審査員特別賞をもらいました。今のところ人生で一番緊張した5分間だったと思います。緊張しすぎてもはや楽しかったまであります。あの異様な緊張感はクセになりそうなくらいアドレナリンが出る。またそんな体験がしたいです。

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あと、12年間設立できなかった軽音楽部を学園長権限で爆誕させました。風紀が乱れるとか、近所の目があるとか自称進学校のつまらない言い訳で長い間作られず、関わった先生の首が切られるという噂の軽音楽部を卒業ギリギリに有志と共に学校公認の部活に昇華させました。今では最大の部員数を誇る部活になっているらしいです。

これまで生きてきた中で自分はモブ的存在で主役じゃないんだとどこかでずっと思っていたんだろうけど、小さいことだけど自分の行動で社会に与える影響をはじめて感じた瞬間だったかもしれないです。

自分の人生は自分のものだ。

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大学生活

建築物が好きで将来は建築家になるぞ!と意気込んで大学に入ったものの、建築法規やら力学やら構造学やら、物理が苦手な僕には土台無理な話でした。国語と音楽の成績しかよくなかったのになんで工学部に入ってしまったんだろう...

幸いにも所属学部は建築学だけでなく、いろんなデザインが集まった学部だったので、半年建築やインテリアを学んだ後に、AppleやTeslaが好きだったこともあり、プロダクトデザインの道へ進むことにしました。(建築学部に入っていたら人生詰んでたかもしれない)

元々プロダクトデザイン専攻の人たちが造形に磨きをかける中、封筒を開けると送り主に通知が飛ぶ「信書開封通知」やワンパンで暖かいおしぼりができる「インスタントホットタオル」などモノよりことのデザインに精を出していました。

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周りにあまり理解されず寂しい思いでいっぱいだったのと、学内で受動的にデザインしているだけではつまらない!とモノづくりが好きな知人に声をかけUnicellというスタートアップの0-1をクリエイティブ面から支援するチームを設立しました。

もう一つのきっかけは、結婚式の撮影の仕事で知り合った人に誘われてRedBullのイベントの映像周りを手伝ったり、インターン先のSOGUというデザイナー向けのオフィス用品のプロモーションをさせてもらったりと、一人でできる限界を超えつつあったというのも大きいかもしれないです。チームの時代!

Unicell設立後は、イベントの主催をして自己満足高めのグッズを売ったり、フォーミュラカーのレーサーのプロモーションやミュージックビデオを撮ったり、企業のWEBページを作ったりしていました。

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就職活動

そんな中、大体の大学生が思っている「周りとは違うことしてるぜ、俺かっこいい。」状態も覚めぬまま就職活動がスタートしました。

はじめから、「IT系の事業会社に行きたい!」と息巻いていたのですが、大阪のモノづくりにゆかりのある大学だったので、建築家のアトリエや大手家電メーカー、町工場などレガシーな就職先ばかり斡旋され、それでも次々と決まっていく友達を横目に「俺は型にはまった普通の就活なんかしないからな」と意味わからんことを垂れながら就職活動をしていました。

でも、そのスタンスのおかげか、大阪に住みつつもheyHello heyに行ってみたり、Go Andoさん主催のIT男子の登山お茶会に出てみたり、メルペイPMのkeiさんにランチに連れて行ってもらったりと、謎のフッ軽を披露していろんな業界の大人の方々にお世話になりました。その節はありがとうございます!

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なかなか煮え切らない就職活動の中、坪田さん主催のCXO Nightでdelyに坪田さんが参画した話をきき、「これからCXOを目指したい人はdelyで坪田さんの弟子になれ!」条件は「プロダクトをよくするために何回も何回も諦めずに改善させられる人であれば誰でも構わない」と聞いた瞬間にここだと確信してdelyに応募しました。

そんなわけで、1ヶ月のトライアルを受け内定を取り付け、3ヶ月ほどのインターンを経て、4月からクラシル,TRILL,Basecampを運営するdely開発部にデザイナーとして入社いたしました。

個人的トライアルインターンのハイライトは、最終日に坪田さんに「どうしたい?」と聞かれたときに「ここで働かせてください....!」と言ったことです。開発部に広がる千と千尋節、めっちゃ恥ずかしかったです。

おわりに

そんな感じで大阪から上京して、はじめての一人暮らしで東京編がスタートしました。東京に友達が全然いないので募集してます!おいしいごはんが好きです!ぜひ!!


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