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読んだ本と実写映画の感想

こんばんは。
ライジングよしきです。

先日バンドの先輩に何故名前にライジングを付けているのかという質問をいただきました。

その衝撃の答えは、


語呂です。
口に出して言いたい単語だったからです。
意味やコンセプトなんてものは微塵もありませんどなたか後付けしていただいて結構です。
しかし僕に選ぶ権利はあります。


今のところ週1で続いているnoteですが
今回はこちらの作品の感想を。

朝井リョウさん著「正欲」

タイトルからインパクトのある1冊で
性欲ではなく正しい欲とは一体どんな内容なのだろうかと興味をそそりました。
ちょうど実写映画が公開する少し前くらいに買ったので丁度よかったと思った記憶があります。

帯やレビューにやたら「多様性」について書かれており、これを読んだら多様性なんて簡単に語れなくなる〜みたいなあらすじだったので
本当かよ笑くらいの気持ちでしたが実際読み終わった時にはなんかほんとやるせ無い気持ちになったしその通りだなと思いました。

あくまでフィクションですがこの世には目立っていないだけで自分が想像も付かない事がたくさん存在しており
この本を読み終えたら僕も以前はよく使っていた「普通〜でしょ」の様な言葉を本当に容易に使えなくなります。

普通ってなんなんでしょうね。
割合が多いものが普通なのでしょうかね。
仮に自分がその割合の多い方だから「普通」だったとしてそれを他人に押し付けるのは違いますよね。

と、言った様な気持ちになりました。

ちなみに映画はというと原作に比べてしんどさが多少マイルドになってます、本当に多少。
かと言ってしんどい作品かと言われると違う様な気もしますが…。

僕はそこまで映画やドラマを頻繁に観るタイプではなかったので新垣結衣さんが主演と聞いた時に可愛らしい役のイメージがしか浮かばなかったのですが見事に悲壮感漂う演技をされていて本当に素晴らしかったです。
見入ってしまいました。

今のご時世だからこそいろんな人に触れて欲しい、とても考えさせられる作品でした。


2回連続で本の話だったので次回は音楽の話でもしてみようかなと思います。
思っているだけです。


それではまた。

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