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今更聞けない ふるさと納税

おはようございます。やすきです。  

11月もまもなく後半に入りいよいよ年末が近くなってきたましたね。

今日は年末の楽しみの一つである、
ふるさと納税 に関して簡単に触れていきたいと思います。

早速ですが、ふるさと納税はやっていますか?
まだやった事がない人は僕の知る限り、やらないメリットがないぐらい
お得なサービスだと思いますし、サラリーマンには数少ない節税対策の一つでもあります。
なんだか分からないからやらないという人が大半だと思うので、
ザックリとした概要だけでも伝わって、
少しでも興味を持ってくれれば幸いです!

1.ふるさと納税って何?

 ふるさと納税とは、
生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
あなた自身で寄付金の使い道を指定でき、地域の名産品などのお礼の品もいただける魅力的な仕組みです。
出典: ふるさと納税とは?  [ふるさとチョイス]

要するに、
何もしなければ現住所のある地区町村に支払うだけの住民税を
支払い先を選ぶ事によって、選んだ地域の名産品などが手数料2000円を払えば頂ける素晴らしい制度なんです。

2.誰が出来るの?

自治体への寄付なので、基本的にはどなたでも利用可能となっております。
ただし、税額の控除を受けるには一定の収入があり、住民税・所得税を納めている人だけなので、専業主婦の方や扶養家族の方は寄付をしても税額の控除を受ける事は出来ません。

ちなみに、ふるさと納税を行っている人は
2019年で納税義務者の8%程しかいないそうで
92%の人は行っていないのが現実です。
是非8%の仲間入りして92%の人にドヤ顔 をしましょう。 

住民税が課税されるかされないか分からない人はこちらを参考にして下さい住民税の納付義務がある人 [住民税の解説サイト]

3.具体例

お得な事は分かったとして、じゃー実際どの様になるのか
具体的に計算に入れてみましょう。

国税庁の調査で出ている2020年平均年収の4,360,000円だと、
人にもよりますが、大体寄付金の限度額が40,000円前後なので
仮に40,000円を寄付したらいくらぐらいになるのかを計算してみます。
ちなみに返礼品は寄付額の3割程とされています。

40,000円×3割=12000円-手数料2000円=10000円

10,000円がお得になるというイメージです。
そして40000円寄付は住民税から控除、所得税で還付されるので
ただ前払いをするだけで、10000円分お得な返礼品が2000円でもらえますよ!といった感じですね。 

2019年6月に法改正によって返礼品が寄付額の3割程となってしまったので
以前よりインパクトは弱くなってしまいましたが、
それでもやらない手はないぐらいお得な節税方法なのは違いないですね。

個人的にはお得になる部分もそうなんだけど、
数ある返礼品を「どれにしようかな~♪」って物色する事が楽しみ!

4.注意点

ここまでお得な部分を紹介しましたが、ある程度理解がないと
思ってたのと違う!といった事になり兼ねない点も説明します

・寄付金控除額には限度額がある
先程、限度額が人によって違うという事に触れましたが、
これは個人の社会保険や扶養状況やその他の控除等によって
寄付金控除を受けられる金額が変わってくるという事です。
そして、限度額以上に寄付をする事自体は出来てしまうのですが、
限度額以上に寄付をした部分は、控除の対象にならない為、
シンプルに寄付をしたという事になってしまいます。

寄付をしたい方はいくらして頂いても何の問題もございませんが、
節税の一環として行っているのであれば、本末転倒になってしまうので
事前に自身の寄付金控除限度額を把握しておきましょう。

各ふるさと納税サイトなどで限度額シミュレーションが出来ますので
是非ご活用下さい。

ふるさとチョイス
https://www.furusato-tax.jp/about/simulation?header_guide

・寄付金控除のタイミング

寄付した金額が控除される事は分かったけど、
じゃ~ 一体いつ控除がされるんだ?という事にざっくりご説明します。

住民税は1月から12月までの収入を基に計算され、
翌年の6月から1年かけて支払う事になっています。

なので1月から12月の間に寄付をした寄付金は翌年の6月からの住民税
から控除される事になります。

きっと、まだふるさと納税を行っていない人の中には
この、前払いをするという事が引っ掛かっている人も多いと思います。
そして、住民税から控除されるといっても、寄付した額が12ヶ月に分散して引かれる為、一月の額としてのインパクトはそこまでありません。
なので、得をしている感を実感しづらいという点もあります。

ですが、中身をしっかりと理解できればほとんどの人が間違いなく得をする制度になってますので、是非まだの人はやってみてください。

僕もそろそろ物色をし始めようと思います♪

ではまた(^^)/~~~

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