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困ったら初心に帰れた有り難み。

どーも、Yoshiです。かなり久しぶりの更新になります。

まずはここ最近の近況ですが、3月はライブ出演も少なかったので個人的な練習に割り振る事をメインにして、4月からはライブ出演が増えたのでバンドの活動参加をメインに動いてました。

では今回のお話は、ひとまず各案件が落ち着いたので書ける話です。

実は4月中盤頃から演奏面でスランプに陥っていました。
その前触れがあったのは、4月上旬に師事を受けていた時の事。教室で教わっている基礎練習があって、3月の自主練でそういった事を割とやっていた事もあり、応用編の内容でもいけるだろうと思って師匠の前で実践したところ、全然出来なかった事が始まりでした。

この時はバンド曲を覚える事が優先的な時期でもあり、基礎練習が出来ていなかった事は確かでした。だからそんな時間をまた作らないといけないとは思っていましたが、その時点ではそんなに深刻には考えていませんでした。

しかしその数日後にライブがあり、自分で持っていたライブ動画を観て僕は結構なダメージを受けました。
理由は、自分の体感テンポと現実のテンポが大きく乖離していた事でした。

緊張感や雰囲気、本番ならではの要因が色々あったといえばあったと思う。単なる練習不足、自分の技量不足といえばそうだし、何より失敗した自分が多くを話す事は出来ない。「自分はもっと出来たのに」なんて言うつもりもない。

けれど、自分が悔しかったのはここに至るまでの過程があったからでした。

本番直前に個人練習を取り、それまでも可能な限り準備に時間を使った。単なる練習不足なら(それはそれでプロセスに問題があるけど)もっと練習しようって割り切って切り替えられるし、自分の中では決してそんなつもりもなかった。それでこの結果だったのはかなり精神的にダメージがありました。

練習しても上手くなれてない…それは、師事を受けるきっかけになった2年前と同じような気持ちだったし、師事を受け始めてからこんな気持ちになった事もなかった。一時期は自分に対するネガティブワードが口から出てしまい、やっぱり自分は上手くなれないのかと悩んでしまっていました。

だけど、冷静になって考えれば「こんな事になった時のために」師事を受けていたんだと思えるようになりました。

GWにライブが2本入っていたためこのライブで必ず取り返そうと目論み、まず着手したのは一旦曲を覚える事を封印して基礎固めをする事でした。

詳細は端折りますが、自分が何故レベルアップ出来たのかは全てこの基礎練習があったから。改めてやり返してみると怪しい所も多々見受けられました。

不思議なもので、そうやって割り切ると今まで苦戦していた曲を覚える事や、出来なかったところの修正がどんどん進んでいきました。

「困ったら初心に帰れ」

この期間は、本当の意味でそれを学べた期間だったと思っています。
スランプに入って落ち込んだけど、前向きになった時には「こうなって良かった」と思えるようにやっていこうと切り替えられました。

思い当たる節としては自分と戦いすぎていたように思います。それなりに練習は好きで時間を取る事を苦だとは思っていませんし、それなりにやっている自負もあります。それゆえに色気が出てしまったり、もっと出来るはずって過信があったように思います。

それに早い段階で気付けて、GWのライブは凄く楽しかったですし、前回失敗した事の修正も出来たと思っています。

相手が自分なので厳しい事を言うと「油断してたら次また失敗するぞ」という考えもありますが、師匠にも今回の事を相談した所腑に落ちる内容が沢山あって(言語化出来そうならまた書いてみたいと思います)、今回は本当に良い勉強になった期間でした。

目先の事も勿論大切だけど1番大切なのは「最終的にどんなドラマーになりたい?」ってところだと思いますし、そこに行き着くための「現在」をもっと大切にしようと考えられるようになりました。  

ちなみにGWはライブが2本ありましたが、初日9曲、2日目15曲と沢山演奏出来て本当に楽しかったです。
(初日と2日目は別のバンドさんです)

音楽人生史上最も音楽楽しんだGWでした。
今日はここまで!最後まで読んでいただきありがとうございます。

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