【第2回】やっぱり生きた人間をめちゃくちゃにしたい ~最近のスマブラ界から見るゲーム競技シーンの動向~
こんにちは。ぽけむらです。
コロナが始まって以来、我々競技ポケ勢の目標であるWCSやそれにつながる会場大会の多くが中止となってしまいました。
来年はWCSあんのかな~なんて思うわけですが、最近のスマブラ界では海外に目を向けた動きが増えてきています。
なので今日はそれらの情報をまとめつつ前向きな話。
まず前提として、スマブラはオンラインとオフラインで全然ゲームが違う(らしい)です。
オンライン通信による遅延がその違いを生んでいて、だからこそオフライン大会に大きな価値があるゲームなのだとか。
リアルタイムでキャラを動かすゲームだしまあそういうもんなんだな~くらいでOKです。
では本題。
まず8月27日、「Smash Ultimate Summit 3」というオフライン大会がロサンゼルス開催されました。
これは世界の精鋭を16名集めて行う招待制の大会なのですが。驚くべきは日本から2人、メキシコから3人、カナダから1人の選手が参加していたことです。
日本から海外大会いける段階なんだ、と素直に驚きました。
日本でデカいオフライン大会というと「篝火#3」 という大会が3月27日に開かれたのが最後だったと思うので、久しぶりに界隈は一喜一憂しました。
結果はザクレイ選手が6位、KEN選手は今回は振るわずといった感じでした。
ザクレイ選手は結果としては満足している様子。
そして数日後、フランスの海外大会「TEMPLE」に向けてもう2名の日本人選手が出発しました。
サッカーのスタジアムでやるとかいうすげー大会。
この大会に招待されている日本人選手は3名で、最後の1名は先ほどの「Smash Ultimate Summit 3」に出場されていたKEN選手です。
ロサンゼルスとフランスで大好きなゲームで魂を削る真剣勝負ができると思うと羨ましい限りです。
こちらの結果はてぃー選手が優勝、KEN選手3位、kome選手5位。
KEN選手もしっかり結果を出して帰国する運びとなりました。
更に見逃せないのが9月1日、世界最大のeSportsチームである「Team Liquid」に日本人のあとりえ選手が加入しました。
「Team Liquid」は2000年に創設され、3年連続で「世界で最も試聴されているesportsチーム」に輝くなど、人気実力ともに世界トップクラスのチームです。Twitterの日本向け告知アカウントにも当然のように公式マークがついてます。
これは予想ですが、このタイミングで海外チームのプロになるということは本人、チームともに海外大会を見据えてのことなのでしょう。
とまあこのように、8月下旬から9月上旬にかけてスマブラ界は大きな動きに恵まれました。
海外大会に日本人選手が出向く、それを見据えた動きが活発になっていることにワクワクしています。
来年はポケモンもWCSいけそうだな~と期待しちゃうわけですね。
いつだってゲーマーの未来を切り開くのはプロなんだなって、彼らのすごさを目の当たりにしました。
色んな意見はあってしかるべきですし、大会側としても経験したことのない中で少しずつ手探りの状態だと思います。
なので今回は私の意見として、こういった動きに期待しつつ応援していきたい!という話でした。
ぽけむら @pokemura1140
ポケモン関連作品を中心に幅広い対人ゲームをこなすオールラウンダー。
ダブルバトルを中心としたポケモン対戦の情報サイト「リバティノート」の運営も務め、同サイトで行われるコミュニティ大会「てるチャレ」では配信周りと実況解説を担当している。
リバティノートのURLはこちら。
https://liberty-note.com
リバティノートのYouTubeはこちら。
https://youtube.com/c/LibertyNote
こんにちは。ヒモです。
今回はぽけむらさんからの寄稿です。
本当に連載が始まってしまった。
プロプレイヤーの海外進出、様々な面で夢が広がる明るい話題ですね。期待が高まります。
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