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RDR2は最高のゲームだった

あぁ・・・あぁ・・・久しぶりにゲームがしたい!と思い、ゲームを買いに出かけた。最後にガッツリ遊んだのは多分Switch版の初期のスプラトゥーンだったと思う。

で、数年ぶりにゲームを遊びたくなったわけだが、買おうとしていたのは昔遊んだ「Fallout 4」というやつ。途中で投げ出し、最終的に売ったので買い戻すことになる。

しかし、Falloutについてネットで調べていると関連するゲームとして出てきたのが「RED DEAD REDEMPTION 2(RDR2)」という作品だ。

両方ともオープンワールドのゲームだが、舞台は大きく異なる。

ざっくり説明すると、Falloutの方は核戦争が起きた後の近未来の世界を舞台にしている。一方、RDR2は1899年のアメリカが舞台だ。

真逆の世界観。どっちにすべきか迷う。
評価を見れば見るほど分からなくなる。

結論は出ないままお店へ向かう。どちらも古いゲームなので中古で買うことになるだろう。ということで、売っている方を買うことにした。

中古のゲームコーナーを除くと、最初に目についたのが「Fallout 4」だ。懐かしい。そして、たまたまなのか運命なのか横に並んで置いてあったのが「RDR2」。

迷う。どっちにすべきだ。スマホで海外のゲームレビューなども参考にしつつ結局「RDR2」を選んだ。そしてこの選択は間違いじゃなかった。クソがつくほど面白い。


RDR2ってこんなゲーム


https://www.rockstargames.com/jp/reddeadredemption2

5年に発売されたゲームなので、今更説明するのもあれだが、先ほども説明したとおり舞台は1899年のアメリカ。開拓時代の末期。

法に支配され、文明化の流れに取り残され、淘汰されていくギャングたちが描かれる。

ルールのない世界。弱肉強食の時代を生きてきたギャングたちは生き延びるために抗っていく。そのギャングの一員である、アーサー・モーガンを主人公にしたのがこのRDR2という作品だ。

RDR2の面白い5つのポイント

  1. 世界観に引き込まれるストーリー

  2. メインストーリー以外の部分にもドラマがある

  3. 人も動物もみんな生きている

  4. 自由すぎないオープンワールドが遊びやすい

  5. 面倒くさいリアルがそこにはある

世界観に引き込まれるストーリー

まず何と言ってもストーリーが素晴らしい。序盤は少し置いていかれるように話が進んでいくが、中盤以降はこの世界に入り込んでしまい、自分が本当に主人公のアーサーとして生きている体験をすることができる。

そして、この物語のエンディングは正直納得できない。アーサーが大好きだから。でも、アーサーが大好きだからこそ、このストーリーだからこそ。2周目をやりたくなるゲームとも言える。

メインストーリー以外の部分にもドラマがある

主人公はギャングの一員なので、必然的にメインストーリーはギャングとして生きるわけだが、メインストーリー以外の部分ではきちんと「人間らしさ」を感じられるドラマがいくつもある。

メインストーリーという幹がしっかりしているのに加えて、枝の部分もしっかりと作り込まれているからこそ、主人公のアーサーに感情移入ができる。この世界を楽しむことができる。

人も動物もみんな生きている

このゲームは、何が凄いかって人も動物もみんな生きていると錯覚してしまうほど細かく作られている。

ギャングの仲間たちはもちろん、その辺を歩いている何でもない通行人ですら、それぞれ意思を持って動いているように感じられる。

こちらの動きや状況によって反応が変わるし、NPC同士で会話していることも当たり前。そして何より「これさっき聞いたな・・・」みたいなことがないほど、会話のボリュームが豊富。

さらに、自然豊かな場所を散策するとたくさんの種類の動物たちと出会う。

動物たちもそれぞれ意思を持って動いており、群れで移動している動物もいれば、食事をしている動物もいる。川で水を飲んでいる動物もいれば、泳いでいる魚を捕まえている鳥もいる。

「もう生きてるじゃん」と錯覚する。動物がメインのゲームでもないのに、なぜここまで細かく作る必要があるのかと思うほどよくできている。

とにかく、このゲームに登場する人や動物には「命」が宿っている。

自由すぎないオープンワールドが遊びやすい

RDR2は、オープンワールドとは言いつつも軸となるメインストーリーがしっかりしている。そのストーリーに合わせてマップの行ける範囲や街の状況も変わってしまう。

とは言っても、序盤から遠くの街へ出かけることも可能。メインストーリーとは関係ないサブミッションに挑戦したり、指名手配犯を捕まえたり、列車を強盗したり、動物の素材を集めるために狩猟へ出かけることもできる。

そして「名誉」というシステムもあり、良い行いをするのも悪い行いをするのも自由。名誉のレベルによって周りの人たちの態度も変わってくる。

ただし、先ほども書いたとおりメインストーリーという軸はしっかりとあるゲームなので、ストーリーの進行に合わせて自由の定義も変わってくる。

つまり「完全な自由度高いゲーム」というよりかは、ある程度縛りのようなものは存在するオープンワールドと言える。

これは人によって好みが分かれてくるが・・・

完全自由なゲームの世界に放り込まれるより、ある程度レールのようなものは敷かれていて、それに沿って進みつつ、休憩がてら脇道にそれて違う楽しみ方ができる方が個人的には合っている。

面倒くさいリアルがそこにはある

RDR2は、とにかく面倒くさいリアルがたくさん用意されている。

例えば
・ヒゲは剃らなければ伸びてくる
・食事を取らなければ痩せるし、取りすぎると太っていく
・銃を使えば劣化するため、定期的なメンテナンスが必要
・移動で使う馬が汚れたら綺麗にしてあげないと能力が下がる
・死体を放置したまま近くにいると、通行人に通報される
・気温に合わせて服装を変えないと自身の能力が下がる

その他にも色々とリアルが追求されており、ゲームとしては非常に面倒くさい。しかし、この面倒くさいリアルが没入感を生み出す。

単純に面倒くさい!で片付けられてしまうかもしれないが、ここに面白さを感じられる人は、RDR2の世界に1度足を踏み入れたら抜け出すのに時間がかかるかもしれない。

今は2周目をやって達成率100%目指している

1周目は登場人物たちが多すぎて、ギャング内の関係性や名前と顔が一致せず序盤を過ごしてしまったため、再確認のために2周目を始めた。

あとは、1周目では手を付けていなかったバッグの作成(狩猟)や、植物の収集、宝探し、ギャングアジトの隠れ家探しなど細かいやりこみ要素の部分を進めながら遊んでいる。

1周目全てクリアした段階での達成率は85%くらいだったので、今回は達成率100%を目指して遊んでいるというわけだ。

アーサーとの冒険は一生終わることはないんじゃないかと思うほど、このゲームにハマっている。

ちなみに「RDR 1」の方は遊んだことないので、いつかは手を出したいと思っている。「RDR 1」は、2のあとの時代が舞台ということで、2からやっても問題はない。











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