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80's UK HR/HM この曲を聴け!

こんにちは!今回のテーマはちょっぴりHotなイギリス80年代のHR/HM(ハードロック・ヘヴィメタル)について語っていこうと思います!

80年代、NWOBHM(New Wave Of British Heavy Metalの略)の流れを巻き起こしたDef LeppardやIron Maidenは、当時のHR/HM部門をさらに発展させた"起爆剤"のような存在だったんです。
今ではよくバンドTシャツなんかに起用されて、聴いたことはないけど、ジャケットを見たことがある人は数多くいらっしゃるのではないでしょうか!

そんな音楽ジャンルの中から、筆者が読者にむけて「是非聴いて頂きたい曲」を5曲を厳選して、ざっと紹介していこうと思います!

①Iron Maiden - 『2 Minutes To Midnight』(1984)

アルバム「Powerslave」からの一曲。
本作は1984年に作成された、アイアン・メイデンの代表作と言っても過言のないアルバムで、最も有名な収録曲はアルバムの導入曲でもある「Aces High」なのではないでしょうか!
じゃあ何故、2曲目の「2 Minutes To Midnight」を紹介するのか。

答えは簡単で、アルバムを"より有名にさせた1曲"だからです。どういうことかというと、1曲目の「Aces High」は所謂「掴みの曲」で、売れそうな曲づくりであることは確かなんです。でもそれだけでは、一発屋のような作品になってしまうんですね、、、
でも2曲目が本曲であるからこそ、ベストアルバムを聴いているような感覚になり、「アイアン・メイデン凄い!」ってなるわけですね。
だから本作は、アイアン・メイデンの実力がより主に表現された名作ということなんです。

そんな本作、そういった視点からみると面白いと思いませんか?是非聴いてみて、良さを実体験してみて下さい!

②Def Leppard - 『Photograph』(1983)

アルバム「Pyromania」の2曲目。
もう言わずのがなの名曲過ぎて、説明する必要もないかもしれません。このアルバムは全曲がベストアルバム入りするような名曲揃いの作品で、正直どの曲を選曲するか迷いました。

その中でこの曲を選んだ理由としては、歌詞からもバンド各メンバーの若々しさを感じることができ、汚れのない純粋な気持ちで表現されている作品だと思ったからです。

聴いていて幼い頃を取り戻せそうな気持ちにさせてくれる作品ですね。聴く側の思い出を作り上げてくれるような曲、いいですよね!

③Judas Priest - 『The Hellion〜Electric Eyes』(1982)

アルバム「Screaming For Vengeance」の導入曲。80年代のジューダス・プリーストのイメージは70年代から活躍する、ベテランバンドという存在でした。

そんなジューダス渾身のアルバムである本作は、1曲目から他の追随バンド(80年代から活動し始めた新興バンド)を片手で捻り伏せるような作品となっていて、"格の違い"を感じることができる一曲です。

本バンドはのちに「Painkiller(1990年)」なんかを作成するなど、衰えては何度も立ち上がり、盛衰を繰り返した不死の帝王的存在です。"メタルゴッド"と言われる由来は、そういった長年の活動と積み上げられた努力によって確立されたようです。
今回は是非、全盛期のジューダスの良さを体感してみて下さい!

④Ozzy Osbourne - 『Mr. Crowley』(1980)

アルバム「Blizzard Of Ozz」からの一曲。
筆者はこの曲からUK HR/HMのムーブメントが起こったのではないかと推測しています。ボーカルのOzzy Osbourneは元々「Black Sabbath」というバンドで70年代から活躍しており、80年代では既に有名・ベテランボーカルでした。

本作はOzzy最初のソロアルバムであり、他のバンドを凌駕する注目度がありました。
6曲目の「Mr. Crowley」はギターソロが特に有名で、ギタリストであれば「聴いたことない」という人はいないのではないでしょうか!ランディ・ローズの洗練されたギターサウンドは80年代に新しい風を吹かせたに違いありませんね。
必聴曲、絶対に外せません!

⑤White Snake -『Still of the Night』(1987)

アルバム「Serpens Albus」からの一曲。
1980年代後半にはイギリスのHR/HMは陰りを見せ始めていて、このアルバムが発表された頃には、既に市場はアメリカに移行していたことは確かでしょう。

そんな中、一人勝ちしていたバンドが本バンドということになります。ボーカルは元Deep Purpleの「デイヴィッド・カヴァーデール」、ギタリストは元Thin Lizzyの「ジョン・サイクス」を迎えた超豪華バンドメンバーで構成されているということで、かなりの注目度がありました。

本曲はこのアルバムを代表する曲の一つですが、もっと評価されてもおかしくない曲だと思っています。そのほかにも名曲が沢山収録されていて、是非読者の方にはアルバムを通して聴いて頂きたいと思います!

最後に

如何でしたでしょうか。毎度のことですが、自分でオススメの曲を選曲することは難しく、かなり迷いながら書いている節はあります。

あくまで主観ですので様々な意見はあるでしょうが、読者の方が共感できたり、聴いてみて良いな!と思っていただけたら幸いです。
ではまた!

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