落合陽一「 幽体共鳴する空性の桜 - Phantom Resonance of nulled cherry blossoms- 」を観に行ってみた件
渋谷駅直結の「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」。昨年11月30日に竣工した、オフィス・住居・商業施設などがある新たな複合施設です。落合陽一さんの新たな作品が展示されたので行ってきました。
ステートメント
技術解説
作品
作品は、上下に配置された高輝度LEDディスプレイと四方をハーフミラーで構成された装置があり、無限に反射する空間が広がっているかのような錯覚を生み出します。この装置は、昨年末に秋葉原で開催された「 Reflector∞:Resonance of Electrical Echoes 」の装置に、3Dホログラム装置「3D Phantom」が組み込まれたものでした。
この無限反射LEDミラーを、会場の天井に設置されたカメラで撮影し、撮影された素材はリアルタイムにディフュージョンモデル(画像を段階的に少しずつ変化させていく技術)で加工されてディスプレイに映し出されます。このプロセスを繰り返し行うことで、絶えず新しい映像として生成され、結果として無限に新しい映像が創出され続けられています。
よって、無限反射LEDミラーとカメラの間に人が通れば、その人も撮影されてリアルタイムに加工され、新しい映像となってディスプレイに表示されます。
また、複数のビデオ画像を一つの画面上に並べて表示する技術、ビデオマトリクス手法を用いて、一つの統合されたビジュアルエクスペリエンスを作り出していました。
この展示は、3月24日(日)まで開催されており、このスペースには10:00~18:00入ることができます。
ライブパフォーマンス
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