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落合陽一塾で出会った友と“オブジェクト指向菩薩”に会ってきた件

11月5日(日)まで岐阜県高山市の日下部民芸館で令和5年度特別展 落合陽一「 ヌル即是計算機自然:符号化された永遠, オブジェクト指向本願 」が開催されました。

この特別展の最終日に、落合陽一さんが主宰する「落合陽一塾」に出会った友とオフライン、オンラインで日下部民藝館に集まり最後の時間を楽しみました。

前回訪れたのは9月17日で、新緑に囲まれていましたが、最終日には紅葉が美しく、まるで異なる世界が広がっていました。今回は、日下部民藝館で行われた開眼法要によって建立された「オブジェクト指向菩薩」を、さまざまな角度からじっくりと鑑賞したいと思います。


「オブジェクト指向菩薩」とは?

この作品は落合陽一が新たに「デジタルネイチャー」の中で探する「オブジェクト指向」の観念を中心に据え、強自の芸術的視点で生み出したものです。デジタル世界と自然界を自由に行き来する"オブジェクト指向菩薩”は、自然と生命の全体を理解する新たな視点を提供します。これは、曼荼羅の中央に位置する大日如来に対をなす存在(万物に波及する大日如来に対する万物をオブジェクト指向で定義し機能させる存在)として描かれています。オブジェクト指向菩薩の頭についているのはマニ車を摸した球体タイプフェース。オプジェクト指向の考え方に基づいて機造化された菩薩であり、物質と非物質の世界を繋ぎ、多様な計算法と実存を超越して調和をもたらす。オブジェクト指向菩薩は、デジタルネイチャーの中で、計算機自然の智慧と慈悲を広める役割を担い、人々の心を開く手助けをする。プロンプトの文字データから2Dが生まれ3Dデータを制作しカリモクのCNCによって形が掘られ、仕上げの木彲は飛騨の職人伊藤さんによって彫刻された。

ステートメント

「オブジェクト指向菩薩」に近づいていきます

落合陽一さん撮影による「オブジェクト指向菩薩」

最後にみんなで記念撮影

オンラインで参加の塾生と共に最後の一枚

さいごに

本当に美しい…

陽がゆっくりと沈むにつれ、灯りが柔らかく世界を包み込み、その温もりの中で、菩薩様の顔にも穏やかな変化が訪れ、まるで日々の喧騒を超えた慈悲の微笑みを浮かべているかのようでした。

この特別な時間を落合陽一塾の仲間たち、そして塾長の落合陽一さんと喜びを共有できたことは、本当に感動できる瞬間でした!

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