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Netflix『暗黒と神秘の骨』の魅力的なキャラクターとキャストを一挙紹介

先日シーズン2更新が正式に発表されたNetflixドラマ『暗黒と神秘の骨』(原題:Shadow and Bone)。

本作は「ヤングアダルト向けファンタジー」なのですが、登場人物たちがとっても魅力的に描かれていて、私もいい歳して(26)大好きです。

いろんなジャンルの美男美女が揃っており、キャラクターもそれぞれユニーク。みんなのことが大好きで、推しが決められません。

今回は、本作のあらすじをザッと紹介したうえで、キャラクターとそのキャストについて語り、最終的に推しを決めたいと思います。

※ネタバレなしです!

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●ドラマ『暗黒と神秘の骨』概要

ドラマ『暗黒と神秘の骨』は、2021年4月23日にシーズン1が配信されたアメリカのドラマ。シーズン1は全8話で、1話につき45分〜1時間です。

本作は、アメリカの作家リー・バーデュゴの小説シリーズ『魔法師グリーシャの騎士団』三部作と『Six of Crows』二部作を原作としています。

ショーランナー(ドラマ制作の責任者)を、映画『エルム街の悪夢』(2010)や『メッセージ』(2016)、Netflix映画『バード・ボックス』(2018)などで脚本を手がけるヒットメーカー、エリック・ハイセラーが務めました。

1話ごとがそんなに重くないので、ビンジウォッチにもおすすめ!大人も楽しめると思います。

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●あらすじ

舞台となる国"ラウガ"は、「影溜まり」と呼ばれる巨大な暗黒によって東西に分かれています。「影溜まり」には人間を襲う怪物ヴォルクラがいるため、渡ることは困難。周囲の国々との争いも絶えないため、迂回することも難しい状況です。

そんなラウガには、生まれつき特定の魔法を使える"グリーシャ"が多数存在しており、魔法師グリーシャの騎士団が作られています。

ある日、「影溜まり」を船で渡る危険な任務にマルが配備されます。親友のマルを失いたくないアリーナは、自分も参加できるよう画策。なんとかアリーナも船に乗れたものの、船はやはり「影溜まり」の中で怪物ヴォルクラに襲われてしまいます。

絶体絶命の状況の中、アリーナは自身も知らなかった能力を発揮。その能力は、「影溜まり」を破壊できる可能性すらある伝説的なものだったのです!

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●登場人物&キャスト

さてさて、ここからが本番です。

物語は「A.主人公アリーナと魔法師グリーシャの騎士団」「B.ギャング クロウ」の2軸を中心に進みつつ、「C.魔女ニーナ」についても同時進行で描かれますので、この3グループに分けて推し候補を紹介します。

_A.主人公アリーナと魔法師グリーシャの騎士団

●アリーナ・スターコフ役 / ジェシー・メイ・リー

主人公アリーナは、孤児院で育った東ラヴカの女の子。ラウガの敵国であるシュー人とのハーフであるため、差別を受けながら生きてきました。

親友のマルと離れ離れにならないように、国民全員が受けるグリーシャ判別試験を避け続け、自分の能力を知らないまま非グリーシャとして「第1軍(非グリーシャの軍)」の地図製作者をしています。

正直なところ、アリーナはシーズン1での魅力はぼちぼち。「影溜まり」を破壊できる可能性を秘めているのに、「影溜まり」を破壊したいという想いがあまり強くなく、受動的なキャラクターとして描かれました。シーズン2でもっと成長が描かれるのかもしれません。

演じたのは中国系イギリス人のジェシー・メイ・リー。1995年、イギリス人と中国人のハーフとして生まれ、イギリスで育った彼女は、自身もアジア系として人種差別を度々受けながら育ってきました。(ドラマ内で描かれるのはあくまでも"敵国とのハーフ"としての差別ですが)

キャリアはまだ浅く、『暗黒と神秘の骨』の主役抜擢によって一気に知名度をあげました。推し候補に挙げた理由は、アジア系の女の子が主演だから!すごいですよね。

●キリガン将軍役 / ベン・バーンズ

キリガン将軍は、魔法師グリーシャの騎士団である「第2軍」の司令官で、「黒の将軍」と呼ばれるグリーシャです。アリーナの能力を知ると、彼女を東ラウガの「小王宮」へ連れて行き訓練を受けさせます。

クールでハンサム。しかも優しい。実は原作では若い青年だったのですが、ドラマではオトナな役になりました。

演じるのは、1981年、イギリス出身の俳優ベン・バーンズ。映画『ナルニア国物語/第2章: カスピアン王子の角笛』のカスピアン王子役や、ドラマ『Marvel パニッシャー』のビリー・ルッソ/ジグソウ役などで知られています。

人気映画『トワイライト』シリーズでロバート・パティンソンが演じた主人公エドワード・カレン役の、最終候補者4名のうちの一人だったとか!

●マルイェン・オレツェフ(マル) / アーチー・ルノー

「マル」ことマルイェンは、主人公アリーナの幼馴染。アリーナとともに孤児院で育ちました。グリーシャではないため、「第1軍」で追跡者をしています。

主人公アリーナを心から大切にしているマルは、優しさ溢れるキャラクター。冷たい世の中で、彼だけがアリーナの心を温かくしてくれるのです。

マルを演じるのは、1997年、イギリス生まれの俳優アーチー・ルノー。183cmの長身とキラキラした目元で、存在感抜群です。

●ジェンヤ・サフィン役 / デイジー・ヘッド

ジェンヤ・サフィンは、グリーシャの「仕立てる者」。「小王宮」へ来たアリーナの身の回りのお世話を担当します。

その能力は、人や物の傷を治したり、手を加えたり、髪やメイクを整えたりするというもの。彼女が手をかざしただけでアリーナが美しく彩られていくヘアメイクシーンはワクワクします。

最初はクールなのに、どんどん可愛らしさが見えてくる性格もキュート。

そんなジェンヤを演じるのは、1991年、イギリス出身の女優デイジー・ヘッド。父親は俳優のアンソニー・ヘッドです。2016年のドラマ『ギルト 〜罪深き闇〜』の主演などで知られています。大きな瞳が美しい!

●デヴィッド・コスティック役 / ルーク・パスカリーノ

デヴィッド・コスティックは、グリーシャの「作り出す者」「物質を扱うもの」。武器などの道具を作り出したり、特定の物質を持つ者の位置を追跡したりすることが可能です。

挙動不審で目のクマがすごくて、何を考えてるのかわからない、独特の空気を持つ変わり者という感じ。こういうキャラめちゃくちゃ好きです。

演じるのは、1990年、イギリス生まれで、イタリア系の家系を持つ俳優ルーク・パスカリーノ。映画『スノーピアサー』(2013)でグレイ役を演じています。「ルーク・パスカリーノ」で画像検索してごらんよ、イケメンすぎてびっくりしちゃうよ!

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_B.ギャング「クロウ」

もう1つの主役たち、西ラヴカのギャング「クロウ」の3人は、金儲けのためにアリーナ誘拐の仕事を引き受ける悪い奴ら。なんとかしてアリーナのいる東ラウガへ渡ろうとするところから始まります。

●カズ・ブレッカー役 / フレディ・カーター

カズは、「クロウ」のリーダー。カジノを経営するオーナーでもあります。片脚が不自由。頭が切れていつでもクール……というか神経質。金と成功に執着するタイプ。そして素直になれないひねくれ者です。

演じるのは、1993年、イギリス出身の俳優フレディ・カーターNetflixドラマ&映画の「レイヴン」シリーズなどに出演しています。

デイン・デハーンやチャーリー・ヒートン、窪田正孝を彷彿とさせる……名付けるならば「闇属性男子」

●イネジュ・ガファ役 / アミタ・スマン

カズの手下でスリ人の女性。「幽霊(Wraith)」と呼ばれているスパイのような存在です。軽やかで強い肉体と驚異の運動神経の持ち主。強くて美しい。強い信仰心を持っているようで、人を殺さないのを主義としています。

演じるのは、1997年、ネパール生まれのイギリス人女優アミタ・スマンドラマThe Outpost』や『ドクター・フー』などに出演経験がありますが、メインキャストを演じるのはこれが初めてのよう。驚くほどの小顔と艶めくロングヘアがなんと美しいことか……。

●ジェスパー・フェイヒー役 / キット・ヤング

ジェスパーは、カズの手下で狙撃者。バイセクシャル。銃の腕は目を見張るほど達者で、百発百中。銃を扱う手さばきも見事で、二丁拳銃を使いこなす彼のバトルシーンは興奮します。

性格はギャンブル好きで、チャラチャラとしたお調子者。いつも適当で余裕そうなんだけど、実はちょっと小心者な部分もあるのが可愛いところ。

演じるのは、1994年、イギリス出身の俳優キット・ヤング。これまでにいくつかの映画・ドラマに出演し、2022年にNetflixで配信予定の映画『The School for Good and Evil (原題)』にも出演する予定です。

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_C.魔女ニーナ

もうひとつ同時進行で描かれるのが、キリガン将軍のスパイとして西ラウガにいたグリーシャのニーナ。ラウガの敵国フョーダの魔女狩人に捕らえられ、魔女裁判にかけられそうになりますが……。

●ニーナ・ゼニク役 / ダニエル・ギャリガン

グリーシャの「破壊する者(ハートランダー)」。彼女の能力は、人の身体や臓器に損傷を与えられるというものです。性格はかなり強気で生意気なんですが、そこがセクシーで可愛らしいキャラクターです。

魔女狩人のイケメンに弱いところを見せないようにしているところとか、もてあそぶようにジョークを言うところとか、すごく魅力的。

演じるのは、1992年、アイルランド出身の女優ダニエル・ギャリガン。ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のサラ役などで知られています。

●マティアス・ヘルバー役 / カラハン・スコグマン

フョーダ軍ドゥルスケラ兵の魔女狩人(ウィッチハンター)です。男性ホルモンの塊みたいな筋肉ムキムキ男、しかしイケメン

ニーナに翻弄される姿が面白いし、逆にマティアスのフェロモンにニーナの心が揺れるのも面白いです。2人のことはなんかニヤニヤしながら見てしまう。

演じるのは、1993年、アメリカ出身のカラハン・スコグマン。脚本家や起業家、バスケットボール選手としても活躍しているそう。これまでいくつかの映画などに出演していますが、『暗黒と神秘の骨』への出演で一気に知名度をあげました。

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●まとめ

キャラクターもですが、ストーリーもなかなか面白いドラマです。衣装や町並みも世界観が作り込まれていて見応えあり。俳優がほぼイギリス人なので、イギリス英語も堪能できます。シーズン2が楽しみ。

そして私はジェスパー推しに決めました。やっぱりカズ。いや、やっぱりジェンヤかな。イネジュも捨てられないな。

●視聴ページ

サムネイル画像Cr:https://www.netflix.com/title/80236319

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