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この文章を書くにあたってのお礼と感謝ずっと、私の人生のテーマになっている「幸せに生きる」ということ。 大学の卒論のテーマが偶然にも宮澤賢治の銀河鉄道の夜における幸福論になり、そこで「まだこの論文は完結していないね。研究し続けなさい」と言ってくださった恩師の言葉を胸に、そこから長い間そのことと向き合う時間も取れず時が過ぎていきました。 しかしその間ありがたいことに、「教育」という場所で向き合う人の「幸せ」と対峙しながら人生の半分以上を過ごすことができました。 この文章も構想し
衣食住と自分の欲求を満たすこと趣味の大切さ 今、この時点の私の感覚ですが、幸せに生きる人生とは[趣味そのもの]のようだと思っています。 「趣味」を辞書で調べると「①(本業ではなく、また実益などを考えずに)好きでしているものごと。②その人の好みの傾向。③そのものに含まれる味わい(おもしろみ)」(三省堂『現代国語』より引用)とあります。 「本業」が生物として「生きること」だとすると、それ以外の行為や行動はその人自身が選択することができるので「趣味」と同じだと思っています。
「衣食住」と自己決定 後で詳しくそれぞれについて詳しく書くけれど、人が「豊かに」生きるために必要な最小の要素は「衣食住」だと思います。 別に「高価(高級)なものを選べ!」というわけではなく、自分のお気に入りのもの(好きなもの)を選んだほうが良いのではないでしょうか。それはこの3要素は、もっとも生きることに近いところにあるのでは?と思っているからです。 衣服は、体毛が少ない人間には身を守るのに必須のものです。 それだけではなく、直接肌に触れるので素材によって着心地が異なる