10kmマラソン完走と5年ぶりに以前の職場の人たちとご飯#341
久々にリアルを楽しんだ。というよりもこれが本来の人間関係なのだと思った。
マラソン大会に出場したのは、5年ぶりくらいでは無いだろうか。
ほとんど練習もしない中、それでもスタートの合図の直前に感じることの出来るあの高揚感は、なんとも言えない懐かしさを感じさせてくれた。
市民マラソン大会に出場する理由は数あれど、自分はあのスタート前の高揚感を感じるがために出場しているのかもしれない。
前回と同じ轍は踏まない。
そう意気込んで序盤は思いっきりペースを落としたため、脇腹が痛くなるなどの急激な体調不良に襲われること無く、2km、3km、4kmと進んで行ったが、徐々に腰が痛み出し、ついに走るのが困難になったため折り返し地点の給水ポイント辺りで歩くに至った。
これは練習不足と言う名の準備不足だ。明らかに疲労から来ている。
そういえば自分はいつも「練習不足だ」って言っている。まあいいか。
前回の参加と明らかに変わっていた事は
沿道の観客に積極的に手を降った事(それも自然に)。おそらく10人以上には自ら手を振った。
10年前の職場の課長を見つけて「お久しぶりですー」と挨拶をしたこと。
沿道でパフォーマンスをしてくれる人に拍手を贈ったり出来たこと。
応援に来ていた有名人(スキージャンプの原田選手)に「原田ぁーー」って周りの目も気にせず、大声で呼びかけて手を振ったこと。
いろいろな意味で走ることを楽しめていたのだと思う。
以前はレースに勝つことだけで精一杯で。それ以外の事を考える余裕が無かった。
なので、かなり精神的に成長したなぁと思った。
タイムは前回よりも30分も遅かったけれど、内容的には前回よりも満足。それは他者と積極的に関われるようになっていたから。
来年こそは、しっかり”練習をして”50分を切りたい。
その後、昔の職場の同僚、上司、その職場のお仲間(初対面3人)と焼肉を食べに行った。5年ぶりの再開なのに何一つ変わらずに話をしてくれた2人にまず感謝。
2人共、相当出世をしていたようで、いろいろ話を聞かせて頂いた。初対面のメンバーも社内ではそれなりの立ち位置のはずなのに、気さくにお話をしていただき、本当にありがたかった。ましてや、自分はいきなり現れたよくわからない外部の者で、直属の上司の友人。割りと気を使っていただいたはず。
「お邪魔をして申し訳ない」と何度かお礼はお伝えした。
その後、初対面の方の1人から、今度マラソン大会に出ましょうと誘っていただいたので、都合をつけて参加をしたい。
余談だがこの上司。私が10年に及ぶ泥沼ナンパ生活を始めるきっかけをつくった人ある。※詳細は割愛。
彼と話している中で気づいたが、昔は全く話しについていけなかったのに、今回は問いを投げたり、会話を広げたり、狭めたりなどして普通に会話についていけるようになっていてとても驚いた。
いろいろ褒めてももらった。
これもスラム、読書、おともだちのおかげかな。
食事中にわたしのリクルートの話しも出たり出なかったりして「人間関係って本当にすごいな」って実感してきた。
そんな1日でした。
よかったよかった。
これからも仲良くしてくださいな。