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練習#10 インターネットゲーム依存症 ネトゲからスマホまで。

インターネットゲーム依存症 ネトゲからスマホまで。 文春新書 岡田尊司


あまり内容覚えてないけどやってみます。


この人は確か医師です。精神科医。世間でネット依存が話題になる前から、ネット依存を問題視していたようで、この前に別のネット依存本も出されています。

今見たら、2014年の本か。古い。

ゲーム依存がメインだった気がしますが、実例とともに「依存症とは?」を詳しく解説しています。中盤で出てくる「依存症の定義」などは本当に参考になりました。
(何をもって依存症というのか。そもそも依存症とは。など)

依存症について知ってみたいけど、なんかあいまいになってる方。
依存症なにそれおいしいの的な人にはお勧めです。


Q1:読む前と読んだ後で変わったこと。
依存症についてよくわかりました。。(細かくは覚えてないけど)。

依存症の特徴として10種類ほど出てきます。
「とらわれ」「現実世界との優先度の逆転」など。

とらわれ:四六時中そればかり考えるようになる。
優先度の逆転:作中ではネトゲだが、リアルの人間関係より、ネトゲの人間関係のほうが大事になってしまう。

>サロンにはまってる人たちご注意。

なお、依存症には段階があって

1:必要なのでやる
2:たのしいのでやる
3:やらないとつらい。

主にこの3段階を辿るそうです。

以下は例えです。

1:必要なので服を買います。この時点では必要以上に買いたいとか思いません。別に買わなくてもokな訳です。必要になったから買うわけで、それ以上でもそれ以下でもない。

2:買うのが楽しくなります。買う行為が楽しい。服を選ぶのが楽しい。この段階でも戻る事はできる。スマホをいじるのは楽しいが、別にやらなくて大丈夫。

3:やらないと辛くなる。買わないとそわそわする。いらいらしてくる。タバコ吸わないといらいらしてくるアレ。
2番に比べると少し飛躍してる感はありますが、ここまでくると依存段階。1・2は「やりたいからやる。別にやらなくてもいい」なのに対して、3は「やらないと困る。やらないとつらい」

他にもいろいろある。ありすぎるんだけど忘れました。

Q2:おすすめするポイントは?
依存症について理解を深められる良書だと思います。
良書の定義もよくわかりませんが、医療の知識が無い人間でも順を追って理解できるという意味では非常に良い本でした。
自分が依存症なのかもしれないと不安な方もそうですが、身近に依存症っぽいやつがいる。どうしよう・・っていう方にもオススメかもしれません。

どこからが依存症で、どこまでは依存症ではないのかもわかります。
2021年現在では多少定義は変わっている可能性ありだけれど。

Q3:読書の中で感じ取った問いは何か。
この本からではないのですが(さーせんww)、感情の揺れ動きはリアルなコミュニケーションではなくても発生するのだなという事です。

わかりにくいですよね。
slackやLINEなどのチャットツールがよい例です。

リアルに会って表情を見て言葉を交わす中で、人間の感情は動く、揺さぶられる(いい意味でも悪い意味でも)、と思っていたのですが実際は違った。

チャットなどのテキスト情報だけでも
ボイスチャットなどの音声情報だけでも十分にそれは発生する。

※今の時代、誰しもがご経験おありかと思います。
Twitterのクソリプしかり、様々な誹謗中傷しかり。


Q4:その問いに対する答えは出ましたか。
問いの答えを出そうという視点で本を読まなかったので、出てません。でも推測ですが、誰かとのコミュニケーションをきっかけに自分の気持ちが上がったり下がったりするのは、対面か非対面かというのはあまり関係ないのではと思いました。

相手との距離感なのか。
関係性(上か下かなど)なのか。
いくつかの要因がありそうですが。

これって心理学とかに関わってくるんだろうか。


Q5:自分で本以外の例を作ってみる

まぁ依存症の話だからな。いろいろ応用は利きそうですね。
依存症に至るまでの3ステップで例を作ってみました。

1:ある日、興味本位でオンラインサロンに入ってみました。
運営者が書いてる日記をどうしても読みたかったんです。彼が追いかけている「夢」を自分も一緒に見てみたかった。彼が投稿する日記を読むには、サロン加入が必須だったため、サロンに入りました。最初はただ彼の日記を読みたい。 それ以外に目的は何もありませんでした。サロン加入直後は日記を読んで終わり。 すぐに日常生活に戻ることが出来ました

2:サロンにはほかにもいろいろなコンテンツがありました。
もちろん毎日記事も長文で更新されるし、他にも様々なイベントがありました。たくさんの仲間にも出会いました。そのうちサロンを覗くのが楽しくなり、サロンに入り浸るようになりました。メンバーにも自分の事を認知してもらったようで、何か投稿すれば必ず反応をももらえます。大事な仲間もサロン内でできました。徐々に1日の中で、サロン活動が占める時間が長くなっていきました。

3:気づけば、自分にとってサロンは無くてはならないものになりました。仕事中もサロンの掲示板逐一チェックするようになり、休憩中もごはんを食べながら、各メンバーの投稿のチェックを欠かせません。寝ても覚めてもサロンの事ばかり考えてしまいます。妻から「週末どこか行こうよ」と言われましたが、週末はサロンの大事なイベントがあるんです。当然断りました。今の自分には、目の前にいる妻より、オンライン上にいる数万人のメンバーのほうが大事なんです・・ もし、今突然運営者の意向でオンラインサロンが閉鎖になってしまったとしたら、わたしは発狂するでしょう・・。

って感じでしょうか。(これはフィクションです草)


依存症って怖いね。

おしまい。

※文章を寝かせるって言葉があるんだけど、めんどくさいので寝かせません。 草

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