見出し画像

よく噛むとやせる

これも、放送大学の面接授業で学んだことなのですが、ダイエットしたければ、食事の時によく噛むということです。

食事誘発性熱産生

これは、食物を摂取すると、体内で栄養素が分解して、一部が熱として消費され代謝量が増えることを言うのだそうです。

東京工業大学の研究によれば、ゆっくりとよく噛んで食べると、消費カロリーが増えるという実験データもあります。

この論文の中にもありますが、消化管の血流が増えたことに関係があるようです。

では、消化管の血流が増えるとは、どういうことなのでしょうか?

その理由は消化酵素にあるようです。

簡単に言うと、よく噛むと唾液の量が増えて、唾液の中に含まれる、アミラーゼという酵素の量も増えます。次に食べ物が胃に送られ、ペプシンが活性化し、膵液やその後の小腸粘膜から出る酵素も活性化して行きます。つまり図のような経路をたどり、多くの酵素を分泌しながら分解されていくので血流も増えるのです。

このように多くの酵素(細胞)を使うので、細胞を動かすにもエネルギーは必要になるために、必然的にカロリーが消費されるわけですね。

だからといって消費カロリー以上のカロリーを取れば、それは使われないエネルギーとなって脂肪として蓄えられるので、注意が必要です。

また、糖質を先に消費してしまうので、砂糖の入ったお菓子や果物を多く摂取するのも、控えた方が良いでしょう。

ちなみに私は、数年前にダイエットをしたのですが、その時は糖質制限をしました。具体的には、毎日4本飲んでいた微糖の缶コーヒーを止めました。そうしたら72kg~74Kgあった体重が、5か月で62Kgと約10Kg減ったのです。その他にもウォーキングなどの運動もしましたけれど。

しかし、今回の放送大学の授業で「良く噛むと痩せる」という話を聞いて、噛む回数を1口30回に増やしたら、一週間で1Kg痩せました。これにはちょっと驚きです。

ほんの些細なことかも知れませんが、知っていれば簡単に無理なく痩せられるかもしれませんね。

ちなみにガムを噛むだけでも、食事誘発性熱産生を得られるそうなので、早食いの人は、ガムを噛んでみてはいかがでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?