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お金を大切に

先日図書館でタイトルが目に留まって借りて読んでみた本『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(菅原 圭著 河出書房新社)。今までの人生でお金に困ることが多かったので、お金持ちの習慣をマネしたらお金持ちに近づけるかもしれないという軽い気持ちで読んでみたのだが、読んでいてお金を稼ぐこと以前に一般常識や普段の生活がしっかりしているのがお金持ちへの第一歩なのだと痛感したと同時に今までの自身の振る舞いを反省した。

部屋の整理整頓を心がける、用もないのにコンビニに立ち寄らない、カバンの中を毎回整理する…。これくらいは小学生でもできそうだが、なかなかお金がたまらない人はこれがなっていない人が結構いるようだ。

確かに部屋の掃除は面倒でなかなかやる気が起きないし、出先でのちょっと暇をつぶしたい時にふらっとコンビニに入ってしまうことは自身にもあった。ぐちゃぐちゃした部屋だとついだらけてしまったり、スーパーで買うと安く買える食品をコンビニで買ってしまうなど今考えると知らないうちに浪費を繰り返していたのだと思う。

あと印象に残ったのは、お金持ちは必要なもの、本当に欲しいものにはお金を惜しみなく使い、逆に自分が必要でないと感じたものには1円もお金を使わないということだった。そして、知識や経験にお金を投資しているそうだ。

今流行っているとか「○○も使っているから」ではなく、しっかり自分の軸を持って自分のためになるものを厳選してお金を使う。この発想も一昔前の自分にはなかった。流行に流されたり、なんとなくよさそうだからという軽い気持ちでものを買っていた気がする。

今までの自身の生活を考えてみると私は今までお金を消費することしか考えずじっくりお金と向き合わず、やっかいなお金の話から逃げていた気がする。これではお金に困ることになるのも当然の結果だ。

これからお金に困ることがないように今年からお金の勉強を始めた。手始めにファイナンシャルプランナー3級の知識を身に着けようと思い、試験を受け、まずまずの成績で合格できた。これをきっかけにお金に関してもっと詳しくなりたいと思い現在9月のファイナンシャルプランナー2級の試験受験に向けて勉強中だ。これと並行して通信講座で簿記の勉強も始めた。

日常生活においても、自分に必要ないものは徹底的に買わないようにしたり、自分を高めることに積極的にお金を使うように考えが変わってきた気がする。おかげで昨年よりも出費は減った反面毎日の満足度は倍増した。

これからは有意義にお金を使うよう心掛けていこうと思う。


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